2006年10月

2006年10月29日

竹は地球を救う!



今、
石油製プラスチックや
グラスファイバーに変わる原料として、
「竹」が注目されている。


2b029409.jpg


猫のミルキーと
編集中…。



[追記:竹の可能性について]

竹は、非常に大きな可能性をもった、
再生可能、つまり、
いくらでも再生産できる、
天然資源ですね。

すでに、石油由来プラスチックや
グラスファイバーの代わりに、
利用され始めています。

軽くて硬く、
「草と木」両方の性質もった竹は、
有効利用できれば、
枯渇の心配のある他の天然資源、
(森林やトウモロコシ、ケナフ等々)
より、断然有望のうようです。

京都にある同志社大学には、
「竹の高度利用研究センター」があり、
多角的に竹を研究しています。
“竹は地球を救う!”
は、その研究センターのポリシーです。

竹繊維からつくった「強化プラスチック」は、
車の内装材、携帯端末のボディ、
食器などなどに使えます。
また、竹繊維そのものは断熱材にもなり、
竹繊維をグラスファイバーの代わりに使った、
ボート(公園にあるいようなボート)
まで完成しています。
同志社大学には、全ての試作品があり、
製品化されたものあります。

来年夏からパナソニックが量産化する、
「竹繊維振動板をつかったスピーカー」
(…針葉樹を使ったものより、断然いい音です!)
も、同志社大学の技術から生まれたものです。

1年で成育してしまう竹は、
日本のみならず、
世界中に豊富に存在します。
しかも、そのほとんどが、
有効利用されていないのが現状です。
日本などでは「放置竹林」が、
大問題になっているほどですから、
この竹を上手く利用できれば、
最高でしょう。

(飯村和彦)


newyork01double at 20:05|PermalinkComments(4) 地球環境を眺めると… | 放送番組

2006年10月27日

猫のミルキー、「6態」写真




ミルキーの細部を見ようと思って、
カメラを構えたところ、
↓のような、
彼女が写りました。







(その一)

ミルキ1








(その二)

ミルキ2








(その三)

ミルキ3








(その四)

ミルキ4








(その五)

耳だ









(その六)

ミルキ6





ん?
苦しい時のミルキー頼み?
そうですね。
でも、こうやって細かなところを眺めるのも、
悪くないでしょ?

では、
本日は、これにて…。



(飯村和彦)


newyork01double at 21:34|PermalinkComments(8)

2006年10月22日

あれ? 昼寝…


昨晩は、
彼の友だち兄妹が、
我が家に泊った。


昼ね1


子ども同士、
目覚ましまでセットして、
朝5時から活動していれば、
無理もない。

ミルキーも…か?


昼ね2


↓のパズルは、
妻だ。


昼ね3


息子から、
引き継いだらしい。


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(飯村和彦)


newyork01double at 13:50|PermalinkComments(8) 家族/ 子育て | 週末だから!

2006年10月20日

猫の「でっかい顔」写真



休日。

Hi…
どうだい調子は?
ん?
なに?



大きいミルキー



「…………」

そう?
そうかい。
いいじゃない、ミルキー。
OK!
じゃ…。


[追記]


ミルキー、
1年3ヶ月前は…


赤ちゃんミルキー


目が、
とび色だったんだなあ…。


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(飯村和彦)


newyork01double at 23:32|PermalinkComments(4) 猫の話 | 週末だから!

サッカーの「朝練」だという…



この5日間ほど、
息子が、
サッカーの早朝練習に打ち込んでいる。

特に誰かから強制された訳ではない。
親友と話していて、
突然!
学校が始まる前、
練習することに決めたのだという。


リフティング


「凄いなあ…」
と思うのは、
自分でそう決めたからなのだろうが、
朝の準備を全部一人でやっているところ。

6時過ぎに起床すると、
自分で朝食を“作って!”いる。
今朝は、
妻に作り方を教えられたという
パンケーキを焼いていた。
その上、

「父さんも食べる?」

などと、
洒落た提案までしてくる。
もちろん、
ご相伴に預かったが、
これが、
無闇に旨い。

「息子が作ったものだから」
という理由も多分にあるのだろうが、
そんなパンケーキを食べられるだけで、
Happy…というもの。

一方、
息子の方は、
そんな父親の“感慨”などどこ吹く風。

きびきびとした動作で、
食べた食器を片付けると、
サッカーと学校の用意をして、
朝の公園へと走っていく。

「気をつけてな!」

息子の背中にそう声をかけると、
彼は、
決まって右手を上げる。

まあ、
たったそれだけのことなのだが、
それだけで“充分”。
お陰で、
このところの忙しさにも、
耐えていられるというものだ。
息子に感謝!…である。


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(飯村和彦)


newyork01double at 11:58|PermalinkComments(16) 家族/ 子育て 

2006年10月19日

忙しい時に読む本は…「博物誌」



やらなければならないことが多い時ほど、
ちょっとした一休みは必要不可欠。
そんな、
時間に追われているときに最適な本が、
↓の「博物誌」

例えば、
10分間、休憩時間にこの本を手にとったとすると、
最初の5分で、楽しめて、
残りの5分で、“納得”できる。


ルナール博物誌


せっかくだから、
ほんの少しだけ、短いものを抜粋すると…。


…………………

[蜻蛉(トンボ)]

彼女は眼病の養生をしている。
川べりを、あっちの岸へ行ったり、
こっちの岸へ来たり、
そして、
腫れ上がった眼を水で冷やしてばかりいる。

じいじい音を立てて、
まるで電気仕掛けで飛んでいるようだ。


[蝶]

二つ折りの恋文が、
花の番地を捜している。


[猫]

私のは鼠を食わない。
そんなことをするのがいやなのだ。
つかまえても、
それを玩具にするだけである。

遊び飽きると、
命だけは助けてやる。
それからどこかへいって、
尻尾で輪を作ってその中に座り、
拳固のように格好良く引き締まった頭で、
余念なく夢想にふける。

しかし、
爪傷がもとで、
鼠は死んでしまう。

…………(以上、“博物誌”より抜粋)………


この本は、
ひょいと、鞄の中に投げ入れておけばそれでいい。
で、
忙しい時ほど役に立つ。
自分にとっては、
ある種の、“精神安定剤”のようなもの。

何度でも使えるし、
“効き目”も抜群!
是非一度、お試しあれ…。


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(飯村和彦)


newyork01double at 18:23|PermalinkComments(4) 気になるBOOKs 

2006年10月18日

北の核開発、歴史的背景を…「取材ノートより」



北朝鮮による「核実験発表」から一週間。
一部には、通常火薬を使用した、
“偽装説”もあったが、
やはり、
プルトニウムを使った「核反応を伴う爆発」、
つまり「核実験」であったらしい。

国連の制裁決議や、
その決議に対する北朝鮮の反発、
次なる核実験への不安、
…等々については、
新聞やテレビ報道を見てもらうとして、
ここでは、

「北朝鮮が“核開発”に邁進した歴史的な背景」

について少し…。
そもそも、
どうしてあの国は、「核兵器開発」に驀進したのか。


戦争は最悪

 
まずは、北朝鮮の国際社会での孤立化から。
 
1983年、
韓国の全斗換大統領を狙った「ラングーン事件」が発生。
そして、その4年後の1987年には、
死者78人をだす大韓航空機爆破事件が発生した。

これらのテロ行為を、
国際社会は北朝鮮による犯行であるとほぼ断定。

大韓航空機爆破事件については、
「金正日書記(当時)の司令によるものだった」
と、実行犯だった金賢姫(キムヒョンヒ)は、
直属の上司の言葉として語っている。

97年1月に韓国に亡命した元北朝鮮外交官も、
当時の北朝鮮における政策決定の構図を、
以下のように説明している。

「80年代後半に、
金日成がすべての権限を金正日に委任にしてから、
金正日の政策決定の構図が始まった。
すべての政策は、
金正日ひとりの決心と、
金正日の意図だけを追う、
忠臣たちによって作り出された」

度重なるテロ行為に対し、
国際世論は北朝鮮を激しく非難。
こうして、
北朝鮮の国際社会からの孤立化がはじまった。

さらに、
これに拍車をかけたのが、
90年代に入ってからの冷戦構造の終焉。

90年9月、ソ連が韓国と国交を結び、
中国も韓国との国交樹立に向けて動き出した。

そんな情勢の中、
金正日書記は91年12月、
人民軍最高司令官に選任され軍を掌握、
国内の権力基盤を強固なものにしていった。

しかし、
それまで北朝鮮の後ろ盾だった、
中国とソ連の外交政策の転換は、
政治的にも経済的にも、
北朝鮮を窮地に追い込んでいった。

そこで、
金正日書記率いる「超軍事国家」、
北朝鮮が切った外交カードが
「核兵器の開発」…だった。

当時の北朝鮮政府内部の動きについて、
元北朝鮮外交官、
高英煥氏は次のように話している。

「北朝鮮の指導層は、
何かをやらないと、
韓国に、
軍事力においても負けてしまうかもしれないと思った。
だから、
北が、韓国に対して優位を保つための唯一の方法は、
核兵器の開発を加速させることだと考えた」

93年3月、
北朝鮮は核拡散防止条約からの撤退を宣言。
全軍に「準戦時体制に入れ」と厳命を下した。

この時、金正日書記(当時)は核爆弾について、

「もし、アメリカや西側諸国が、
我々に経済制裁を加えたりしたら、
その時は隠してある核爆弾を使って地球を破壊する」

と豪語したという。

93年3月には、
核拡散防止条約(NPT条約)からの撤退を宣言。
翌94年3月19日にソウルで行われた南北実務者協議では、
あの「火の海発言」まで飛び出した。

さらに、
強行姿勢を崩さない北朝鮮は、
94年6月、
国際原子力機関からの脱退を宣言。
国連が制裁措置に踏み切るならば、
宣戦布告とみなす」とまで言い放った。

この対応は、
国連による制裁決議を受けた、
今回の北朝鮮の反応とまったく一緒である。


ホワイトハウス2


94年のときは、
強硬姿勢を崩さない北朝鮮に対して、
アメリカ政府も安全保障会議を招集。
「米朝開戦」までをも覚悟したというが、
まさに、
その安全保障会議を開いている最中に、
北朝鮮を電撃訪問し、
金日成主席(当時)と会談していた、
カーター元大統領から電話が入り、
間一髪の所で開戦は回避された。

当時、
元韓国中央情報局のカンイントク氏は、
金正日戦略の特徴を、
以下のように指摘していた。

「脅威を示して、
自分たちの望むものを獲得していく“搾取外交”を、
北側は、今後も続けていくと思われる」 

あれから12年。
まさに、
当時と同じ状況が生まれた訳である。
やっかいなことは、
今回の場合、北朝鮮が、
不完全ながらも“核兵器”を手にしていると思われる点。

北朝鮮の“搾取・恫喝外交”に屈したくはないが、
さりとて、
暴君である金正日に、暴発されても困る。
国際協調…など眼中にない北朝鮮に対して、
いったい何ができるか。
嫌な…状況である。


(飯村和彦)


newyork01double at 12:04|PermalinkComments(8) 東京story | 取材ノートより

2006年10月17日

タクシーの屋根で風力発電!(京都)



ちょっとしたアイディアなのだが、
いざ、実行に移すとなると、
これがなかなか難しい。

特に、
地球環境のためのエコロジーなどは、
その最たるものでは?

さて、そんな中、
京都の街で、
Goodなタクシーを目撃した。

大人も、子供も、
思わず振り返る省エネタクシー。
まずは、
その屋根に注目!


タクシー3


走行中にカラカラ回る、
↑の風車は、
時速40キロ以上でバッテリーに蓄電開始。
そして、
蓄えられた電気は、
夜間の行灯(あんどん)や、
料金表示灯の電力に使われる他、
乗客に対する、
“携帯電話の充電サービス”
としても利用される。


タクシー2


さすが、
“京都議定書”の街…。
地球温暖化防止を合言葉に、
「まずは、自分たちに出きることから!」
…ということらしい。

もし、京都へ行くようなことがあれば、
是非一度、
このタクシーをお試しあれ。
現在、20台の“風車タクシー”が、
京都市内を快走中である。

目印は、屋根に灯った青色LED。
だから、
昼間よりも、夜の方が見つけやすい…かも。


(飯村和彦)


newyork01double at 07:25|PermalinkComments(4) 地球環境を眺めると… | 取材先にて記す!

2006年10月16日

教師が“主導した”いじめ〜福岡中2自殺



いじめを苦に自殺した、
少女の「遺書」を「手紙」として、
自らの保身に走った教育者たちがいたと思えば、
今度は、
教師が「いじめの主犯」である。

福岡県筑前町で発生した中2少年の自殺。
既に報道で知っている方も多いと思うので、
ここで、
その詳細を書くことはしない。

けれども、
教師の言動は、
「自殺の主因ではなく誘因だった」
とする学校側の言い分には、
呆れる。
またもや、お得意の“責任逃れ”である。

そこまでして、
教育者としての責任を回避したいのか?
“誘因”という言葉。
よくもそんな言葉を真顔で使えるものだ。
あ然とさせられる。


竹林2


例えば、
友達の文具を拾ってあげた、
自殺した生徒の親切な行為を、
「偽善者にもなれない偽善者」
として切り捨てた、教師の言動。

さらには、
「からかいやすかった」
という教師の生徒に対する認識。
これらは、
“教師によるいじめ”以外のなにものでもない。

どう考えても、
教師の言動が、
生徒を自殺に追い込んだ“原因”であるいと思われる。

にもかかわらず、
主因や原因ではなく“誘因”…だという。
この期に及んで、
言葉を弄んでどうする?

学校側としては、
“教師の言動(=明らかなイジメ)は誘因でしかなく、
自殺の原因や主因は、
教師ではなく、生徒にたいする級友のいじめにある”、
…としたいらしい。

幾らかでも責任を逃れたいのだろうが、
そんな身勝手な解釈が、
通用するとでも思っているのだろうか。

子どもの人権や尊厳を第一に優先するのが、
教育の基本中の基本。
それをせずに、
自分たちの責任を子どもたちに転嫁するとは、
言語道断、
本末転倒もいいところ。

なぜ、
自分たちの過ちを、
“潔く、素直に”認められないのだろう。
過ちを認めるとしても、
“限定的”、“条件付き”…。
いつだって“いい訳”でしかない。

教師が“主導した”イジメによって、
失われたひとりの子どもの未来…。
この明らかな構図は、
どんなに言葉を弄しても、
決して消えることはないのに…。


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(飯村和彦)


newyork01double at 11:07|PermalinkComments(8) 家族/ 子育て 

2006年10月15日

猫のミルキー、ストレッチ?



多分、
1歳と3ヶ月。
当然、
もう、
子猫ではなくなった彼女。


ミルキー2


どの猫もそうなのだろうが、
ミルキーも、
ストレッチが好き。


ミルキー1


もちろん、
人の手を借りなくても出きるのだが…。

で、
↓は、彼女の「友」である、
カメの「ルル」(雌)。
普段は、
ベランダで“放し飼い”にされているのだが、
寒い時期だけ、室内に入る。


ミルキー3


友好関係を築きたいのか、
ミルキー、
暇さえあれば、
ルルにちょっかいを出す。

ところが、
ルルはといえば、完全無視。
頭をすくめて、
小さくなるばかり…。

双方の、
思惑が交錯している?



(飯村和彦)


newyork01double at 11:09|PermalinkComments(6) 猫の話 

2006年10月14日

美しい国=憎いし苦痛



ものの真相を知るには、
それ自体を、
ひっくり返したり、
斜に眺めたり、
反転したり…すると、
見えてくることがある。

例えば、写真。


紫花


この写真を、
反転すると、↓のようになる。


紫花反転


同じ花、
同じ輪郭、なのに、
それまで気づかなかった「影」の部分が、
浮き出てくる。

さて、そこで、
安倍総理のスローガン、
「美しい国」
「うつくしいくに」

これを、
逆さにすると(逆から読むと)
「にくいしくつう」

つまり、
「憎いし苦痛」…となる。

結構面白い。
ニューズウィーク誌で、
ある人が紹介していたもの。

ひとそれぞれ、
立場によって、
見方、感じ方は様々…。

ある人にとっては“美しく”ても、
別の人たちにとっては“おぞましい”もの、
あるのでは?

とまれ、
ここ数日、
猛烈に忙しく、
記事をアップできませんでした。
あしからず…


(飯村和彦)


newyork01double at 12:32|PermalinkComments(10) 東京story | 週末だから!

2006年10月10日

北の核実験〜外交に努力賞はない!



核実験を実施したとされる北朝鮮。
専門家の間では、
実験に使用されたのは、
爆縮型と呼ばれる、
プルトニュウムを使った、
「長崎原爆型」だったのは…、
との見方が広まっている。

しかし、
実際に、
核実験が行なわれたのかどうかも含め、
詳細が明らかになるまでには、
もう少し時間がかかると見られている。


赤い富士山


万が一、
巷間伝えられているように、
北朝鮮(金正日政権)が、
「核実験を実施」したのであれば、
その事実は、
大変憂慮すべきことであることは確か。

一部には、
今回の北朝鮮の核実験を受けて、
「北に対して強硬姿勢を取り続けていた、
安倍首相の主張が正しかった」
とする“ムード”がある。

だが、
果たして、そうだろうか…。

もし、核実験の実施が事実であれば、
それは、そのまま、
これまでの対北朝鮮外交が、
“失敗”だったことを意味するのでは?

政治や外交は「結果」が全て。
そこに“努力賞”はない。

強硬策だろうが、融和策だろうが、
ポイントは、
北朝鮮に、
「核兵器」の開発をさせないこと、
…が目的だった筈。

ところが、
結果として、
北朝鮮が核実験を行なったということであれば、
それらの政策が、
まったく! 
北朝鮮に対して、
功を奏さなかったということになる。

その意味においては、
強硬派も融和派も、
失敗は失敗…、 
同じである。

「核兵器」の恐怖は、
たった一度の“暴走”でも、
取り返しのつかない、
多大な犠牲がでるということ。

ことここに至っては、
そのことを肝に銘じて、
早急に、
対北朝鮮政策を練り直すべきである。

「常識の通じない金正日政権に何をいってもダメ。
あとは、強硬策しかない!」

それで“北の暴走”を、
食い止められるのなら…まだいい。
けれども、
ご存知の通り、
追い込めば追い込むほど、
より過激になるのが、
金正日政権の特徴である。

例え“お粗末なもの”であったとしても、
「核爆弾」が炸裂してからでは遅い。
ともかく、
そうならないための方策を、
最優先に考え出さなくてはいけない。

「難しい」
…などと言ってはいられない。
幾ら勇ましい言葉を並べても、
"悲劇”がもたらされてしまっては、
意味がないから。


(飯村和彦)


newyork01double at 12:12|PermalinkComments(16) 東京story 

2006年10月09日

絶景!富士山…娘写す。



やっぱり、
富士山はいい。
遠くからでも、
姿が…ね。


富士山です


自宅の屋上から、
娘が撮影。
全部で17枚ほど撮ったようだが、
最初から、3番目が↑のもの。

夕方だから、
一枚ごとに暗くなる。
それもそれで、
面白い。

ブログ2年目、
最初の記事が、「娘の富士山」
いい感じ…。



(飯村和彦)


newyork01double at 11:40|PermalinkComments(6) 家族/ 子育て 

2006年10月08日

ブログ一年…今日までそして明日から!



ブログ開始から「1年」という節目を、
危うく、
忘れるところだった。

そうはいっても、
そんな「節目」は、
自分にとってしか意味を持たないのだが、
まあ、
ひとまず、一年だから…。

そういえば、
このブログのタイトルに、
なぜ、
「二ユーヨークが笑ってる」
という表現が入っているのか、
不思議に思っている方も多いはず。
その理由は↓の本。


ニューヨークが笑ってる表紙



数年前に廃版なったこの本の内容に、
加筆・訂正を加え、
ブログで紹介しはじめたのがことの発端。
詳細については、
第一回目の記事(2005年10月9日)
をご覧あれ。

ところが、
いざブログをはじめてみると、
ニューヨークのことだけではなく、
当然、
その他、あれこれ書きたくなる。

なかでも、
一番、気になっていたのが子供のこと。
だから、
「子供たちの日常」と「自分の日常」を通して、
今の世の中(…の一部)をきちんと見ていく…
という役割もこのブログに追加し、
自分なりに綴り始めた。

ちょうど、
↓の写詩集、「ダブル」が出版されて間もない頃だったので、
この本の中に、言葉として書き切れなかった、
「子供という存在」に対する思いを、
少しずつでも、
興味のある方々に、伝えていければという思いもあったし…。


ダブル表紙2


そんなこんなで、一年。
この間、
ブログを通して、
多くの人に知り合えた。
これは、
みんなの言う通り、
やはり、もの凄いこと。

けれども、
だからといって、
「ブログ」を過大に評価することは禁物。
なんでも“等身大”…それが一番!
個人発のメディアゆえ、
幻想、自己陶酔、ステレオタイプ…等々に陥りやすい。

…以上でも以下でもなく、そのままに…。

そんな姿勢で、
明日からも、また、
このブログを続けていけたら…と思う。
みなさん、
今後とも、
よろしくお願いします!


(飯村和彦)


newyork01double at 09:09|PermalinkComments(18) 家族/ 子育て | 気になるBOOKs

2006年10月07日

かわいい動物キャラじゃない?



週末だから…。
つたないけれど、
なかなか、
味のあるイラストを…。
全て娘の作品!



まず、「うさぎ」

ウサギ絵



「うさぎ」だと思ってみることが、
肝要…。



次が、「ぞう」

ゾウ絵



長い鼻がポイント。
確かに、「ぞう」だ。



次が、「ねこ」

ネコ絵



ひげ…が特徴?
なるほど、「ねこ」だと分かる。



最後が、「クマ」

クマ絵



小熊だな…。
この熊なら、人を襲ったりしないだろう。
いいじゃない?

娘、
ノートの裏側に、コチョコチョと描いた。
時間にして、ほんの数分。
それぞれ、
うさぎにも、ぞうにも、
ねこにも、くまにも、
似ているようで、似ていないところがいい。

動物の種類は違っても、
「一つのキャラクター」で、
きちんと統一されているところが、
凄いと思う。
こんな芸当、
大人には、なかなか出来ないから。


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(飯村和彦)


newyork01double at 13:21|PermalinkComments(6) 家族/ 子育て | 週末だから!

2006年10月06日

「いじめ自殺」で土下座…それで?



北海道滝川市の小6少女の自殺をめぐる「事件」。
市長以下、教育委員会の面々が、
突然、遺族宅を訪れ、
土下座して謝罪の言葉を並べた。


反転カラー花


長期に渡り、
“暴力的ないじめ”はなかったと強弁し、
「遺書」を「手紙」と言い換え続けてきた彼ら。

遺族宅で土下座をする数時間前ですら、
「事件」発生当時の、少女の「遺書」の取り扱いについて、
理由にならない抗弁を繰り返していたにも係わらず、
“逃げ切れない”
と見るや、急転直下、
今度は、これまでの自分たちの発言を全部ひっくり返して、
お得意の「土下座」である。

見ていて、呆れ果て憤怒を抑えきれなかった。
これまでの経緯を見れば、
彼らが、ことの重大さに気づき、
心から謝罪の言葉を述べているとは到底思えない。
「台風が頭上を通り過ぎるのを待つ、
パフォーマンスじゃないのか」
…と疑われても仕方ないだろう。

土下座で問題が解決する訳ではない。
ましてや、
そんなパフォーマンスで、
これまで彼らが“堂々と!”発言していた言葉が、
すっかり消え去るものではない。

責任ある立場にいるものとして、
自分たちの“膿”を全部、出し切って欲しい。
それが出来ないうちは、
いくら土下座して謝罪の言葉を並べても、
なんの意味もない。

そして一番大事なこと。

子供たち全員が、
保身のみで行動した“偉い先生たち”の姿を目にし、
その欺瞞に満ちた言葉を耳にしたということを、
忘れずに…。


(飯村和彦)


newyork01double at 16:08|PermalinkComments(8) 家族/ 子育て 

2006年10月05日

早実・斎藤投手と野球人気


まさに、人気絶頂!
早実の斎藤佑樹投手である。
きのうも、
国体の高校野球硬式決勝で、
宿敵、
駒大苫小牧の田中投手に投げ勝った。

スコアは1−0。
この決勝点も、
斎藤投手の打点によるものだから、
…偉い。


野球2


大学進学を希望している斎藤投手。
早稲田でも、慶応でも、
ともかく、
どこへ進学するにしても、
目一杯活躍して欲しい。

読売巨人軍に象徴されるように、
今の日本では、
「野球人気」は凋落の一途。
今年のデータでは、
テレビ放送された巨人戦の視聴率平均が、
9%台(関東地区)。

巨人、大鵬、玉子焼き…などと持て囃された時代は、
石器時代の如く、遠い過去のものだ。
まあ、
巨人戦を中心に試合中継を行ってきた
各テレビ局にも問題があるが、
なにより、
節操のない選手補強をはじめ、
「最後は金!」のプロ野球の体質に、
みんな、
嫌気が差したに違いない。

ある調査では、
若い世代(…多分10代)で、
プロ野球中継(巨人戦)をテレビ観戦しているのは、
100人に一人だという。

それに引き換え、
斎藤投手や田中投手が活躍した、
今年の高校野球は熱かった。
見るものの心を「鷲づかみ」…である。

なぜだろう…。
やはり、
彼らの"真剣さ”、”ひたむきさ”なんだろうなあ。
ともかく、
徹頭徹尾、「本気」なのだ。

翻って、
巨人の選手たちが「本気」ではないのかといえば、
そうじゃないのだろうが、
やはり、
伝わってくるものが…ない。

そうそう、
斎藤投手でいえば、
大学進学の決意表明をした記者会見のとき。
会見を終えて席を立った後、
彼は、
自分の椅子だけではなく、
隣に座っていた“大人”(誰だったか?)の椅子まで、
きちんと、直して会場を後にした。

ちょっとしたことだが、
あのような所作が、いい。
最近のはやり言葉で形容すれば、
あれこそが、
本来あるべき、“美しさ”…なのでは?


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(飯村和彦)


newyork01double at 11:53|PermalinkComments(12) 東京story 

2006年10月04日

いるかいるか イルカイルカ…

 

イルカとふたり


「いるか」 谷川俊太郎

いるかいるか     いるかいないか
いないかいるか    いないかいるか
いないいないいるか  いるいるいるか
いつならいるか    いっぱいいるか
よるならいるか    ねているいるか
またきてみるか    ゆめみているか


イルカのアップ


大好きな詩…。
こどもたちも、
大好きで、
ふたりとも、
大声で、暗唱する。


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(飯村和彦)


newyork01double at 20:15|PermalinkComments(9) 家族/ 子育て 

2006年10月03日

小6少女「遺書」の意味



いじめを苦に、
「遺書」を残して自殺した、
小6少女。

その少女からの、
“最後のメッセージ”を、
教育現場の大人たちは、
正面から受け止めることを、
積極的に、拒んだ。

北海道・滝川市にある市立小学校の教職員と、
教育委員会の面々…。

彼らにとって、
子供とは、
どんな存在なのだろう。

少女の命の叫びである「遺書」を、
公然と「手紙」だと言い張る。
自分たちに
都合の悪いものは、
都合のいいように解釈を変えていく。

子供の心の傷など、
…どうでもいいらしい。
教師としての立場、
…守りたいのはその一点だけ。

卑しく、浅ましい。


粒粒紫


さらには、
この期に及んで、
「暴力によるいじめはなかった」
と抗弁する。
冗談じゃない。
「言葉による暴力」が、
いかに深く人間の心を傷つけるかを、
知らないとは言わせない。
詭弁を弄するにも程がある。

教育現場にいるあなた達が、
今回の件で受けた傷より、
もっともっと深い傷を、
自殺に追い込まれた少女は負っていたのだ。
どうして、
そんな明らかなことを理解できないのか。

少女が書き残した最後のメッセージ。
あの「遺書」の意味を、
しっかりと受け止めて欲しい。
それができないのなら、
さっさと教育の現場から去るべきである。


(飯村和彦)


newyork01double at 10:57|PermalinkComments(18) 家族/ 子育て 

2006年10月02日

何のための英語教育なの?



はっきりいって、
呆れた。
“不毛”という言葉があるけれど、
それに近い印象をもった。

きのう、
息子たちの通う小学校で、
「英語」の授業を見た。
以下は、
自分が見た授業の感想なので、
他の小学校では、事情が違うかもしれない。

けれども、
大なり小なり、
似たような現実があるのでは…、
と思うので、一応。


ガソリンスタンド1


さて、
問題は、“担任教師”による英語の授業である。
結論から言えば、
残念ながら“お粗末”のひとこと。

日本人同士でしか通じない“英語に似た言葉”
を子供たちに教え込んで、
いったいどうするのか?

“本来の英語”には程遠い発音や、
不正確な会話表現を、
言語吸収力の高い子供たちに聞かせることは、
「罪」ですらある。

子供たちの「言葉を聞き取る力」、
「耳にした言葉(発音)を真似る力」を、
侮ってはいけない。
現状だと、
“間違った英語”が子供たちにすり込まれていく。
これほど不幸なことはない。

その上、授業内容にも問題が多い。
…というより授業にすらなっていない。
短い時間なのに、
あれこれ詰め込み過ぎ。
教える側の段取りだけで、
どんどん時間が過ぎていく。

結果、
子供たちは集中力を保てないし、
興味も薄れる。
さらに、
そこに教師の力量不足まで加わるのだから、
正直、見るに耐えなかった。

教える教師の余裕のなさ
(=正しい英語を話せない、聞き取れない)は、
そのまま子供たちに伝わってしまう。
あれなら、
英語を母国語にする人、
…または、それと同等の英語力をもつ人による、
(例えば…)「料理教室」や「サッカー教室」
でも行なった方が断然いい。

近隣にそのような人がいなければ、
子供たちが見て楽しめる、
良質な海外ドラマやアニメ(=正しい英語、いきた表現)
でも見せて、聞かせた方が余程いい。


パンフ


担任教師が、
懸命に努力して、
英語を教えようとしていることは理解できる。
しかし、
その努力を子供たちに押し付けても仕方ない。

子供たちにとって重要なのは、
教師の努力などではない。
ポイントは、
子供たちが、正しい・いきた英語に触れ、
少しずつでも身につけていくことじゃないか?

“教えること”を職業とする教師であっても、
“できないことはできない”、
“ダメはダメ”…の筈。
早急に代替案を練るべきだと思った。

それでなくても、
今の教師は忙しい。
やるべきことが沢山あるのに、
その時間を削ってまで、
“間違った英語”
を子供たちに教えるのは、
辛いことであり、
本望ではない筈。

小学生のうちから、
英語に“触れる”ことには賛成である。
前述した通り、
子供たちの、
「言葉を聞き取る力」、
「耳にした言葉(発音)を真似る力」
は、非常に高いから。

けれども、それは、
「正しい英語」
…が前提である。
日本人同士でしか通じない、
“英語に似た言葉”では話にならない。


(飯村和彦)


newyork01double at 15:19|PermalinkComments(9) 家族/ 子育て 

2006年10月01日

閑話休題「ひまわり」…米国



ブログ開設以来、
一番大きな写真。

だからといって、
一番気に入っている写真
…という訳ではないけれど…。

まあ…
「ひまわり」は、
大好きな花だから。



野生のひまわり



ともかく、
野生の「ひまわり」
…の一種らしい。

ひまわり、
ロッキー、
砂漠の白…。

夏の思い出。
気分転換。
閑話休題。
…………




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(飯村和彦)


newyork01double at 20:13|PermalinkComments(8) 世界の風景 

案山子(かかし)は何を考える?



考えてみると、
案山子って、
孤独だなあ…。

たった一人で、
稲穂を見守る。
だからといって、
「声」をだせる訳じゃない。


案山子


例えば、運悪く、
スズメの襲来を受けたとしても、
応戦できない。
手も足もだせない。

つまり、
自分自身の「存在」だけで、
全ての使命を、
全うすることを義務づけられているのだ。
「存在感」だけが勝負。

けれど、
だからこそ「共感」」が沸く。
思わず、
「ガンバレ!」
と、声をかけたくなるというもの。
本当は、
「ガンバレ!」という掛け声、
好きではないのだけれど…。

「…で、どうよ、頑張りきれる?」
無理はしていないだろうけれど、
諦めないで!


(飯村和彦)


newyork01double at 10:04|PermalinkComments(2) 東京story | 週末だから!