2007年05月
2007年05月27日
スキップ、ターン…、そして「リセット」
「蔵書」…。
なんていうと大袈裟で笑っちゃうが、
手元にある本のなかで、
“何度も読む”ものとなると、
実は、それほど多くない。
理由は簡単で、
読みたい本が、次々に見つかるから。
けれども、そんな中、
北村薫さんの、「スキップ」(↓)と、
「ターン」、「リセット」の三冊は、
少なくとも、
三度以上は読んでいる。
スキップ、ターン、リセット。
内容については、四の五の…書かない。
兎も角、
是非、“何度も!”読んでもらいたい三冊。
私は「リセット」で、
幾度も幾度も…泣いた。本当に…泣いた。
悲しくて、切なくて、嬉しくて、
そして最後は、とめどなく。
既に読んでいる方も多いはず。
まだの人は、
是非、書かれた順番に、
スキップして、
ターンして、
リセットしてみて下さい。
時空を超える!
素敵な読後感を味わえます。
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(飯村和彦)
2007年05月16日
マンハッタンの猫
「なに? 私、売り物じゃないわよ!」
マンハッタンで見かけた猫だ。
暖かな陽の差し込むショーウィンドウの中。
「プスプスプス!」
と呼ぶと、
彼女(…勝手にそう決めた)は、
面倒臭そうに視線を投げてきた。
まったりとした午後だった。
「タマ」
ありふれた名前が頭に浮かぶ。
“ニューヨーク在住”の猫に、
タマはないだろうが、まあいいじゃない。
それとも、キャッシー?
違うな。
やっぱり君は、「タマ」だよ。
少なくとも、
僕と君の間では…。
もっとも君は、
「タマ」と呼ばれようが、
「キャッシー」と呼ばれようが、
はたまた、「ジョージ」なんて呼ばれても、
同じような視線を向けるんだろうなあ。
けれども、
物事にとらわれない、
泰然としたその態度、
悪くない。
羨ましくもある。
穏やかだ。
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(飯村和彦)
2007年05月15日
憲法の基本!
国家(権力)の暴走に歯止めを掛ける。
それが憲法の基本だ。
言うまでもないが、
憲法を変えるかどうかを決めるのは、
安倍内閣でもなければ、
国会議員でもない。
「国民のみ」がその力を持つ。
戦後レジュームからの脱却?
なるほど。
けれど、それさえも、
個人(又はあるグループ)の「意見」の一つ。
議論は自由だ。
しかし、
憲法を"政治の道具”にされては困る。
どんな政治家にも、
どんな内閣にも、
国民から与えられている「権力」を利用して、
国民の意思を誘導することは許されない。
改憲?
護憲?
それは全て、
国民の意思にかかっている。
美辞麗句に惑わされることなく、
細部にまで注意を払い、
しっかりと、
それぞれの「意見」を吟味する。
それは、国民としての義務であり責任だ。
どんなことがあっても、
「権力の暴走」を許してはいけない。
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(飯村和彦)
2007年05月14日
猫は「波の音」が好き?
猫のミルキー。
彼女の横にあるのは、
「波の音」を出せる“楽器”だ。
カリブの小国、
「ハイチ」で購入したもの。
木製の筒の内側には、
細く短い枝(…竹ひご状のもの)が、
多数仕込まれている。
筒を逆さにすると、
中に入れられた砂礫が、
細い枝に当たりながら落ちる。
その音が、
浜辺に打ち寄せる、
「波の音」になる訳だ。
素朴だが、
南の島の「音」。
もっとも、
猫のミルキーが、
その風情を楽しんでいるかどうかは、不明。
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(飯村和彦)
2007年05月12日
奇妙な「顔」になった!
娘の誕生パーティ恒例。
我が家の「福笑い」
↓が今年の“作品”
娘と、
彼女の仲良し5人+息子+妻による、
共作だ。
毎年のことだが、
これ、
最高に笑える。
世界に一つだけ、
ここだけの、
奇妙な「顔」。
極めて簡単にできるので、
皆さんも、
何かのパーティのときには、是非!
ポイントは、
元になる「顔」自体を、
“芸術的”に描くこと!
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(飯村和彦)
2007年05月10日
巨大ウミウシを発見!〜動画付きだ〜
神奈川県の馬堀海岸。
潮干狩りで有名なところだが、
我らは、
磯に生息している生き物に集中。
そこで発見したのが、
↓のウミウシ。
巨大である。
それとも、
ウミウシという生き物は、
押しなべて大きいものなのか?
↓は動画映像。
ウミウシ動画
手に持った感触は、
べた付かず、ひんやりとした、
「つきたての餅」といった感じ。
なんとも、
チャーミングな生き物でしょ?
(飯村和彦)
2007年05月09日
死者の奢り・飼育
大江健三郎さんの、
初期の作品集。
6篇が収まっているが、
個人的には、
「飼育」に強く心を揺すられる。
コミュニケーションを拒む見えない壁。
コミュニケーションを取れない苦悩。
コミュニケーションを図ろうとしない罪悪。
そして、
悲惨で、無残な結末。
“閉じた世界”
人間の本性が、
ものの見事に表出する世界。
そして、底なしに“醜い”世界だ。
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(飯村和彦)
2007年05月06日
逃亡中の悪魔たち
きのう、
神奈川県の、
ある駅に貼ってあるのを見かけたので…。
日本中、
津々浦々に貼られているであろう顔写真。
狂気集団「オウム真理教」の殺人犯のものだ。
年と共に、
人相も変わるだろうし、
連中自身も人相を変えているだろう。
つまり、もしかすると、
↑の古い顔写真が、
連中の逃亡を、
逆に助けてしまっているとも考えられる。
なんとも歯がゆい話だが、
諦めたら負け。
狂気を野放しにして言い訳がないから。
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(飯村和彦)
2007年05月05日
偽りのマグロ
韓国で、一部のマグロ専門店が、
深海魚の一種である「キルムチ」を、
「マグロ」とだまして販売し、摘発されたという。
キルムチの値段は、メバチマグロの半値以下。
キルムチは、日本では「バラムツ」と呼ばれる魚らしい。
太平洋岸にも多く生息しているというが、
日本では食品衛生法で、
食用禁止になっているという。
さて、
↓は、正真正銘のマグロ。
クロマグロと並ぶ、高級マグロの一種、
ミナミマグロである。
(撮影:hori-shin)
今回、韓国で、
「偽マグロ」として売られていたキルムチは、
冷凍された状態、
多分、サクか切り身の形…で、
売られていたらしい。
多分、
深海魚キルムチの元の姿は、
マグロとは、
似ても似つかない姿なんだろうなあ。
うまい話…は、
そうそうある訳じゃない。
けれども、
「安くて旨い○○○」
なんていって、
あちこちで回っているものの中には、
「偽マグロ」と似たようなケースが、
多々あるようだから、
気をつけよう。
でも、
切り身の状態じゃ分からない?
自分の「舌」だけが頼り?
安くて旨ければなんでもいい?
これって、
実は、
とても深刻な話なのです。
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(飯村和彦)
2007年05月03日
カメレオン、変幻自在
目がいいよね。
クリッとしている。
色もいい。
周囲の色彩にあわせて、自由だ。
トビウオもいいが、
カメレオンも悪くない。
何がって?
一日だけ、変身するなら。
カメレオンに触ったことある?
実は、とってもいい感触。
表面は乾いていて、
抱きかかえると、
ジンワリ、
彼(彼女?)の体温がこちらに伝わってくる。
その意外感が、
また、いいのだ。
人間でも同じじゃない?
意外性のある人の方が、
一緒にいて楽しいから。
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(飯村和彦)
2007年05月01日
うさぎの目だ!
やっぱり、赤いなあ。
悲しい?
切ない?
そんな訳ないだろうが、
なんとなく。
なに見てる?
娘の膝の上。
うさぎは、
大人しかった。
体毛は、
とても柔らかだ。
いい耳してるね。
ぴんとして、
何が聞こえる?
happy?
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(飯村和彦)