2014年02月

2014年02月28日

詩人「まどみちお」さん逝去



詩人「まどみちお」さん逝去。
104歳だった。
童謡「ぞうさん」は有名だ。

まどさんのお書きになった「百歳日記」
大好きな本で、必要なときに元気をもらえる、
「心のビタミン剤」…のような本だ。
そのなかから、数箇所、抜粋させて頂きます。




百歳日記



「何かというと嫌いだの、
ひどいだのと言ってはすぐに刃物を持ち出したり、
鉄砲を持ち出したりするようになることが
戦争の元々の原因になることが多いのだし、
それを大げさにするのが戦争ですから。
自分と反対だという人のことを、否定するのは自由だけれども、
だからダメだと言ってそいつに害を与えようとするのは、いけないことだ。
ただ、説得するのはいいことだというふうに、
いまの私は考えております。
生き物のすべてにいえることですが、
幸せというのは心が穏やかで和やかなときだと思います。
つらくて胸騒ぎがするようなときはお金や名誉があっても、
きっと不幸なのじゃないでしょうか」

「社会生活をする中で迷惑になるようなことは
絶対にいけないですけれど、そうでなければ、
見かけがちょっと悪いとかなんとなく人様にはいいづらいとか、
そんなことは問題にしないで、どんどん自分のやりたいことをする。
それが一番必要なことではないかと思います。
私はもう百歳ですがみなさんの可能性は無限です」

「百歳になるっていうことは、
百歳のいままでようやってきたなと過去を振り返ることでもあり、
これから先、
明日死んでしまうのかもしれないという現実を見ることでもあります。
どっちも見えているようで、そこには必ず涙ちゃんがいてくれる。
それだけのことでございます。
百歳はありがたい人生でした。
ラッキーな人生でした。
生かしてもらえた幸せに感謝しております。
本当にありがとうございました」

以上、「百歳日記」からの抜粋でした。
ご冥福をお祈りいたします。

(飯村和彦)


【追記】(本文訂正について)

当初、世田谷区立弦巻小学校の校歌について、
その作詞者を「まどみちお」氏と書きましたが、
正しくは「サトウハチロウー」氏でした。
我が家の子どもたちの通っていた学校にもかかわらず、
とんだ勘違いをず〜っとしていた訳です。
「世田谷線」さんからのご指摘で分かりました。
みなさん、どうも失礼いたしました。
したがって上記本文から、当該部分を削除いたしました。
(4月12日)



newyork01double at 12:28|PermalinkComments(0) 東京story | 気になるBOOKs

2014年02月01日

ボストン爆弾テロ事件で「死刑」求刑へ!



1月30日。ホルダー米司法長官は、
去年4月に起きたボストン・マラソン爆弾テロ事件で、
4人を殺害し多数を負傷させたとして起訴された
ジョハル・ツァルナエフ被告(20)に対し、
「死刑」を求刑する方針を明らかにした。

下の写真にある銃弾の痕は、
ツァルナエフ兄弟と警察による銃撃戦の際にできたもの。
当時現場をまわり、自分の目で確認できただけでも、
似たような弾痕が、少なくとも数十はあった。




dannkonn

(↑↓photo:Kazuhiko Iimura)

ボストン爆破テロ関連写真




この場所で、
ツァルナエフ兄弟の兄タルメラン容疑者は警察に射殺され、
弟のジョハル被告は、
その兄の射殺体に逃走車両で乗り上げ、
さらに数メートル引きずった後、住宅街へ逃げ込み、
あのボートに潜伏したのだった。

参考までに、
銃撃戦の現場に残されたおびただしい数の弾痕のほとんどは、
警察が発砲した銃弾によってできたものだった。

二つの爆弾が炸裂したあの日、
そして、ジョハル容疑者が確保されたあの日、
いったい何があったのか?
裁判での判決にあたってはその詳細がより明らかにされるのだろうか。

実行犯ツァルナエフ兄弟は、
テロ組織の後ろ盾のないロンリー・ウルフだった。
彼らが“いとも簡単に…”テロ行為を実行しえた背景とはなんだろう。
さらに、
卑劣なテロの犠牲になった人たちとその家族。
彼らは今なにを思い、
どんな時間を過ごしているのだろうか。


(飯村和彦)


newyork01double at 01:15|PermalinkComments(0) マサチューセッツ州・Amherst | テロとの戦い