世界風景:メンフィスの夜…[アメリカ]世界風景:パリに、なぜか息子が…[フランス]

2005年12月13日

猫として、父として…「ダブル」秘話



猫のミルキーにとって、
果たしてそれは、歓迎すべき事態なのか?



ミルキーアップ



今夜、
子供たちがアメリカから戻る。
ミルキーにしてみれば、
およそ4週間ぶりの「再会」だ。

ところで、この4週間という長さは、
彼女にとってどれほどの時間感覚なのだろう?

きのうのことだ。
9匹もの猫と生活を共にしている同僚がいった。
「飼い主の顔、だいたい3日で忘れるでしょ」
本当かなあ…。
もしそうだとすると4週間、つまり28日ともなるいと、
絶望的じゃないか!



ミルキー、袋の中



では、私と2週間ぶりに対面したときの彼女はどうだった?
14日間、それでも私の顔を忘れるには充分な長さだ。

あのときミルキーは、
私が部屋へ足を踏み入れるなり、1メートル近くジャンプして、
飛びついてきた。
私としては、久しぶりの「再会」に、
彼女が歓喜しているように見えたのだが、違うのか?



ミルキーダンス



私たち家族全員が留守にしている間、
毎日我が家を訪れ、
彼女の面倒を見てくれた「娘の友達のお母さん」はこう言っていた。
「…ミルキー、寂しそうでしたよ」
そりゃそうだろう…と、私はすぐさま合点したものだ。

けれども、
猫は人ではなく「家」につく(…だったかなあ)、
とも聞くし、
その「娘の友達のお母さん」によれば、
その日最初のミルキーの反応は、日々おおむね一緒で、
私が部屋に足を踏み入れたときと、さほど変わらない。

つまり、
1メートルもジャンプして飛びついてきたからといって、
ミルキーが私の顔を覚えていたとは、到底いえないのだ。

寂しかったのは確かだろう。
彼女一人(一匹)で過ごす時間が長いのだから。
しかし、だからといって彼女が、
私たち家族のことを「記憶」していて、
その「不在」を淋しがっていたことにはならないのだ。

かまってくれる相手が欲しかっただけなんじゃないのか?



ランドセルの中



ここまで考えてみると、
どうしても「ミルキーの記憶」がどれほどのものなのか、
確認したくなるというものだ。

そこで一つ、思いついた。
娘だ。
ミルキーを、ことのほか愛するあまり、
ついつい度が過ぎ、
ときにミルキーから敬遠されることが少なくなかった娘に対して、
ミルキーは、どんな反応を示すのか?

これだ!
これしかない…。
ミルキーは娘を歓迎し、果たしてその「再開」に歓喜するのか?

(飯村和彦)





newyork01double at 10:08│Comments(21) ダブル秘話 | 猫の話

この記事へのコメント

1. Posted by sato   2005年12月13日 16:09
我が家は猫は飼ったことが無いのですが、犬をずっと飼っています。会っていないのに家族ってわかるのかなぁって思う事がよくあります。例えば一年に1、2回しか会わない姉や義兄が帰ってくると、熱烈に歓迎します。それより、ほぼ毎日会っているお隣の犬好きのおばさんの方がはるかに可愛がってもらっているのに…おばさんには、警戒の一鳴き・「ワン!」と吠えてから尻尾ふりますが、姉や義兄には吠えない。警戒していない。甘える…この差はいったい何なのかと、何を基準に判断しているのかと問いたくなります。
ミルキーちゃんの今晩の反応、どうかな?報告を楽しみにしてます。
2. Posted by chiemi   2005年12月13日 16:34
猫は三年の恩を、三日で忘れると言う諺から、そう言っただけなのでは。。。
仕事場の隣の猫。小さい時良く可愛がってあげたり、好物を持って行っただけなのに、最近ほとんど会わないのに、名前を呼ぶと、直ぐ反応しますよ。私のGパンの腰辺りを探り、可愛くおねだりします。すご〜く可愛いです。
3. Posted by さんぱつや   2005年12月13日 18:49
面白い実験ですね。
ただ、猫は夢を見るとも言われており、大脳の皮質もそれなりに発達しているのではないかと思うのですが・・・
だとすれば、覚えていてもおかしくないような・・・。
僕も昔猫を飼っていたのですが、現在は別れがさびしいので飼わない様にしています。
だけど、またいつか飼いたくなるのかな。
4. Posted by 飯村和彦   2005年12月13日 23:32
>satoさま
さてさて、ミルキーの娘への最初の反応…。
        ↓
腰を低くして構えた後、翻って逃げました(笑)。
さて、その行動をどう考えたらいいのか悩むところです。
というのも、娘の他にも息子、妻と3人の「顔」が戻ってきた訳ですからね。
かつて(…といっても4週間ですが)、ミルキーが一番なついていた息子には最初、ノドを「ゴロゴロ」鳴らしましたが、すぐに娘へのと同じ行動になりました。
妻に対しても同じです。
つまり、娘を一瞬敬遠したようにも見えるし、「たまたま」(…猫の名前のようだ)そうなってしまったとも受け止められます。

[続きます]

5. Posted by 飯村和彦   2005年12月13日 23:36
[続きです]

結局…、単に「興奮している」だけのようでもあり、
「家族の顔」を覚えているとか、その「不在」がどうの…、というレベルではないことだけは分かりました。(笑笑笑)
「みんながいれば楽しいぞ!」
もしかすればそれだけで、
そんな猫の行動や態度について、人間が、好き勝手に解釈しているだけなのかもしれませんね。やっぱり…という感じ。
6. Posted by 飯村和彦   2005年12月13日 23:42
>chiemiさま
そんな猫がいると、側を通るときが楽しみになりますよね。「好物」ですかあ。なるほど…。
7. Posted by 飯村和彦   2005年12月13日 23:46
>さんぱつやさま
実験は、「実験」というレベルに達さなかったようです。
そうはいっても、猫が「夢を見る」というのには興味が沸きますね。
暇を見つけてちょっと調べてみましょう。
何か分かったら、またお伝えします!
8. Posted by Mao   2005年12月14日 02:01
satoさんのところから飛んできました。
ソースは忘れたのですが、ネコは実際は犬よりも記憶力がよくて、1度起こった出来事や印象深い人は忘れないんだそうです。ダンナさんが飼い猫を残して海外赴任してましたが、ネコは帰るたび、にゃあにゃあ近寄ってきたそうです。

あ、関係ありませんが、ネコネタで・・・ ネコって甘みを感じることができないので、デザートを食べないんだ、っていう話も聞いたことあります(笑)
9. Posted by やっとこ   2005年12月14日 05:24
むか〜し、むか〜し
猫を飼っていましたよ^^

猫は、飼い主を覚えているような
気がしますね。

実験の結果が楽しみです。
どうなるのでしょうか? ^^
10. Posted by カメ    2005年12月14日 06:07
面白いですね。ミルキーちゃんの反応。
(あと、ランドセルに入っている写真、すごくかわいい!)
でも、飯村さんにジャンプしてきたのとは、あきらかに違う反応ということは、やっぱり、わかっているような・・・
猫って、実はなんでもわかっているけど、わざと、人間にわかりにくい行動をとるように思えてしかたありません。「私は私のしたいようにするの、人間の思い通りになんか動きませんよ〜」って、感じがするのは、私だけでしょうか・・・でも、その自分の気持ちよさに忠実なところが、猫を見てなごむ理由かも、という気もします。(私は子どもの頃に猫を飼っただけなんで、あまりわかったふうなこと言うのも気が引けますが・・・)
11. Posted by かえで   2005年12月14日 07:45
私は若い頃ずっと猫とくらしてました。
顔を覚えているというより
感覚ではないでしょうか。
どの人間のそばにいて 自分(猫)が居心地がいいかどうかの。
識別する能力があるとするなら
直感の 感覚のようなきがします。
極端に言うと、敵か味方かみたいな・・・。
記憶としては
声にも過去に安心して近寄れた声かどうか
その声によばれて そばに行ってみてよかったかどうか?
そんな 感覚の記憶のように思えますが。
どうかなあ??
よくわからないですがそんな気がします。
12. Posted by 愛犬家   2005年12月14日 11:07
子供の頃、ネコを飼ってました。そのネコが夜中、私の足元のお布団の上で出産しました。その素晴らしい実績を持つ私からのアドバイスです(笑)。
絆は・・・焦らず、ゆっくり、じっくり、です。
「ローマは一日にして成らず」と言う事ですね!
ネコは犬よりクールかもしれません。でも、わんこ以上の絆も聞いています。こらから・・・ですね。
13. Posted by yooj   2005年12月14日 15:55
犬は確かに大歓迎してくれるのですが
ネコはどうなんでしょうね〜
でも飼い主の顔を三日で忘れちゃうなんて〜(笑)
14. Posted by 十一月うさぎ   2005年12月14日 17:57
こんばんは、十一月うさぎです。
先週は、当ブログにお越し下さり、コメントも残して下さって、ありがとうございました。
嬉しかったです。
事後報告になりますけど、当ブログのブックマークに、貴ブログのリンクを貼らせていただきました。
今後も時々、お邪魔させていただきますね。

猫ですけど、お隣の家が猫を飼ってましたけど、
三年前、アメリカ転勤になって猫を置いていきました。
戸外ですので、近所の人達が面倒を見てましたが、
半年経ったある日、全く見かけなくなりました。
その家の奥様のご実家が引き取ったそうです。

猫は家にいつくと聞きますけど、誰もいない家にしかも外に置いていくのは、ちょっとひどいと思いました。
飯村さんは、猫を頼める人がいて、良かったですね。
猫も幸せでしょうね。
15. Posted by 飯村和彦   2005年12月14日 18:10
>Maoさま
ほう、そんなに記憶力がいいのですか。これまた非常に興味深いです。やはり、きちんと猫の「脳」について知りたいですね。
さらに「甘さ」を感じないというのも面白い。
身近な生き物ののこと、知らないなあ…とつくづく。
16. Posted by 飯村和彦   2005年12月14日 18:12
>やっとこさま
実験の結果は上記した通りで、判然としませんでした。
けれども、ミルキーが家族の「帰還」を喜んでいることは見て取れます。
17. Posted by 飯村和彦   2005年12月14日 18:15
>カメさま
確かに、ご指摘の…「私は私のしたいようにするの、人間の思い通りになんか動きませんよ〜」…というのはあるのでしょう。聞いたことがあります。
「自分が一番」なのでしょう。きっと…。
うちでは彼女を「お姫様」とも形容しています。
18. Posted by 飯村和彦   2005年12月14日 18:20
>かえでさま
「感覚の記憶」…なるほど、それはとってもリーズナブルな説明ですね。
敵か味方かを判断する感覚、猫は鋭そうですし。
時折見せる、あの上目遣いの表情や、
伸びをしながら周囲に気を配っている様などは、
その表れなのかもしれませんね。
19. Posted by 飯村和彦   2005年12月14日 18:27
>愛犬家さま
「ローマ…」ですかあ。そうなんでしょうね。
それにしても、布団の足元での出産というのは、とっても珍しいのでは? 用心深い猫の習性を考えると凄いですね。
実は、私も妻もミルキーには子供を生んで欲しいと思っているのですが、さてどうなることやら。
まあ、先の話ですが…。
20. Posted by 飯村和彦   2005年12月14日 18:28
>yoojさま
時間を見つけて、きっちっと調べます(笑)
21. Posted by 飯村和彦   2005年12月14日 18:40
>十一月うさぎさま
猫を頼める人がいたのは、本当にラッキーでした。
そうでないと、ペットホテルであるとか、
近所の獣医のところなどしか選択肢がなくなるので、
やはりそれでは心配ですし…。
「猫を飼う事(犬でも同じですが…)=長い付き合い」
子供の頃の経験でそのことは知っていても、
全ては日々の積み重ねですからね、生き物との同居は…。

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