猫、抜糸して快調に!笛吹き童子だ!

2006年02月13日

大人には真似できない創造性




それを見たとき、
一瞬、言葉を失った。
そして、
無性に嬉しく、感心した。

6歳になったばかりの頃、
「ひらがな」を覚えた娘が、
あるドリルに書いた下記の文言である。


娘のあいさつ!


見ての通り、
設問は、
絵に合った「あいさつ言葉」を、
例示されている中から選ぶもの。

ところが、娘はといえば、
そんな例示などお構いなしに、
絵を見て、
自分なりに、勝手に! 
文言を書き込んだのだ。

どうだろう?
どれもが絵にピッタリであるばかりか、
驚くほど創造性に富んでいる。

「やるなあ…!」
そして、
「参った」

それが父親としての私の感想だった。
子供の能力というのは、
計り知れない。

実際、例示されている「答え」より、
はるかに「絵」の内容を明快に説明しているし、
それよりなにより、
大切な「感情」が伴っている。

当然だが、
この回答に私は「花◎」をあげた。

けれども、
今の教育現場にあっては、
“設問にきちんと答えていない”という理由で、
この答えに、「×」をつけてしまう教師がいるかもしれない。

それを考えると、
「怖い」
本当に、怖い。

文部科学省によると、
「ゆとり教育」にかわる新指導要領のテーマは、
「ことばの力」
だという。
さて、どんな教育が行われるのだろうか。

私と妻は、
娘が書いたこのドリルを大切に保管し、
「タカラモノ」としている。

いつでも“自分なりの答え”を堂々と…!

型にはまらず、
いつまでも、
そんな子供であって欲しいと思っている。

rankingご協力を…、お願いします!

(飯村和彦)


newyork01double at 11:19│Comments(28) 家族/ 子育て | ダブル秘話

この記事へのコメント

1. Posted by かえで   2006年02月13日 15:05
そうですね。
小学生はまだしも、中学生ともなると
受験のための勉強になりますから・・・。
ゆとり教育っていっても
最初の主旨と言うか、本来の目的とはかけ離れていますよ。
実際の教育現場では現状ではそうですね。
本来勉強とは、純粋に学問することなのに
勉強の意味すら 本来のものとはかけ離れています。
上が変わらないと 下は変わりようがありません。
企業が 出身大学を見るということから
考え直さないと 連鎖は続くと思います。
就職、受験と繋がってますから。。
2. Posted by リョウ母   2006年02月13日 16:48
うちの娘は 小学低学年の時 漢字のテストで
馬 という字を 書いていたのに ×をもらいました。
なぜか? 下の点四つが 同じ方向を向いていたから。
四つとも 右を向いていたのです。
一番左の点は 左を向いていなくてはいけない。
ほかの三つの点は 右を向いていなくてはいけない。
ということだったようです。
なんだかね〜。
3. Posted by やっとこ   2006年02月13日 20:23

お子さんの解答、創造性があって
すばらしいですねo(^-^)o

子ども達には、大人には想像も
できないような柔軟な視点と
発想がありますよね。

教師や親が予想できないような
答えを子供達が投げかけてくれたときに
受け取る側の大人の力量が問われるような
気がしますね。

その子の答えの良さを見つけ、ほめたたえ
励ましていくと、ますます、その子の
創造性が伸びていくことでしょう。

そういう意味で、飯村さんの感性は
すごいなと思いました(^^)V

4. Posted by さんぱつや   2006年02月13日 21:28
世間一般に、知能という言葉に対する誤解がありますよね。
知能の本質とは、変化する環境に対する適応能力のことです。
それを一般に測ろうとすると、定型的なIQ検査になります。
定型的であるということは、変化するものを汎化していることになり、矛盾する側面が出てきます。
それでもなお、IQにこだわり、偏差値を出して人のランク付けを行うことを教育というならひずみが出て当然でしょう。
ただ、現行の教育に意味があるとすると、一定の目標に向けてどれだけの努力ができたかという評価が(一応)可能だということぐらいでしょうか?
5. Posted by パパZ   2006年02月13日 22:02
子どもの時はより思考も柔軟で、ものの見方もひとつに
とらわれないのに加齢とともにどうして凝り固まって
いってしまうんでしょうかね(?_?)
その原因の一端は学校教育の弊害であると思われます。
立場上、非常に肩身がせまいのですが、「型にはめこむ」
ような教育が横行しているのも現実には見受けられます。

パパZは破天荒なので、答案用紙に答がわからず・・・
だるまの絵を描くような(手も足もでません)子どもが
好きです。
でも「しばり」や「圧力」「数」には勝てぬ現実・・・
哀しいです(T_T)

「ことばの力」型どおりのことばではなく・・・
「ことばに命を思いやりを」吹き込める子どもたちを
育てたいと日本の片田舎でがんばりたいと思います。

娘さんの書き込んだ「ことば」に嬉しくなりました(*^_^*)
6. Posted by 飯村和彦   2006年02月13日 22:47
>かえでさま
「…勉強の意味すら 本来のものとはかけ離れています…」
という指摘、その通りなのでしょうね。
受験のための勉強=身につかない勉強、ですから嫌になります。受験勉強で学習した内容は受験だけのもので、社会では役に立たないものだと思っている学生も多いようです。
それもこれも、勉強=受験だからですね。
それで「優秀」な人は、
「一流」の大学・企業、もしくは官僚へ。
けれども、そんな人たちも、ここ数年は不祥事発覚で「お詫び」の日々。社長や官僚等々が、「申し訳ありませんでした」と誤っているシーンをどれほど見たことでしょう。
完全に間違っていますね、今の日本。
手本となる人(=人生)が少な過ぎます。
7. Posted by 飯村和彦   2006年02月13日 22:54
>リョウ母さま
「そこの君(=当該先生のこと)、いったいどこを向いて仕事してるの!」
と言いたくなりますね。
「馬」の点の向き…ですかあ。参りますね。
正確に教える「真面目」な先生なのでしょうが、そこまで必要なの?と問いかけてみたくもなります。
生徒のことも、“馬の点”と同じぐらい、きちんと把握しているのでしょうかね…。
8. Posted by 飯村和彦   2006年02月13日 22:59
>やっとこさま
いつものことですが、子供たちには、教えられてばかりです。褒めても、叱っても、みんな自分に跳ね返ってくるようで、嬉しいやら辛いやら…ですね。
けれども、当の子供たちはといえば、そんな親の心配をよそに、彼らなりに日々成長していく訳ですから、凄いです。
9. Posted by 飯村和彦   2006年02月13日 23:09
>さんぱつやさま
「IQ」だとか「偏差値」だとか…、考えるだけで嫌な気分になりますね。それぞれの子供たち(大人も…)が持っている「いいところ」を見定めることの出来ない人にだけ必要な「指標」なのかもしれませんね。
非人間的に数値化されたものでしか「人」を見られないタイプの人たち、結構いますからね。悲しいことです。
10. Posted by 飯村和彦   2006年02月13日 23:16
>パパZさま
「…“ことばに命を思いやりを”吹き込める子どもたちを
育てたい…」
嬉しくなりますね、このコメント。
そして、「宜しくお願いします!」と大きな声を発したい気分になりました。
「だるまの絵を描く」子供たちの味方であり続けて下さい。そんな子供たちが、未来の日本を支えてくれる筈ですから。
11. Posted by むーみん@ママ   2006年02月14日 10:17
娘さんの表現力に言葉をうしなう気持ち、
なんとなくわかるような気がします。
私も、もし息子がこんなふうに自分なりの
しっかりした表現をしてくれたらっと思います。
教育の場というものは、結構残酷ですね。
ひとり一人の表現を大切にしてくれている先生はいるのでしょうか。
もし、息子の先生が×をつけてこなくても
私は、めいいっぱいの花◎をあげたいです。

いつもいつも、いろんな観点から人間としての大切な事を
教えてくれる飯村さんに、
Happy Valentine☆〜〜((((*^∀^))ノ畄 あげちゃう♪
むーみん@ママより、ブログ・ラブをぎっしりこめて:*:・'☆
12. Posted by kazurin   2006年02月14日 10:48
すばらしい!最高傑作ですね。
私が先生なら、はなまるです。
きちんと挨拶ができる子です。しかも心から。
そして、このドリルを「たからもの」として大切に保管されているご両親。素敵です。
お二人の子どもだから、きっとこの答えが書けたのでしょうね。




13. Posted by 飯村和彦   2006年02月14日 11:37
>むーみん@ママさま
Happy Valentine☆〜〜((((*^∀^))ノ畄
…ありがたく受け取りました!
どもありがとうぞざいます。
学校の先生にも色々な方がおられるので、そうそう心配ばかりでもありません。今、娘は小学校1年生なのですが、担任の先生(40代の女性です)は、とっても素晴らしい方です。
なんでもきちんと話をすれば、相応にこれまたきちんと答えてくれます。話し合いは大事ですね。
14. Posted by 飯村和彦   2006年02月14日 11:41
>kazurin さま
さて、私たち両親がどれほど娘のためになっているかは不明ですが、娘なりに親を見て、彼女なりの判断を下しているのだと思うと、たまに不安にもなります。
さりとて、子供の顔色を見るわけでもなく、妻共々、気ままに楽しく子育てをしているのではありますが…。
15. Posted by hammer   2006年02月14日 14:43
はじめまして。
アキラさんの所からやって来ましたが記事に感銘を受けたのでコメントさせていただきます。

これは本当に素晴らしい宝物ですね。
娘さんが一生懸命に絵の情景を想像しながら、こういう時に普段自分が何と言っているか、どう思っているかと考えながら解答用紙に向かっている姿が想像され一人で微笑んでしまいました。

本質的な「ゆとり」とは「こころ」に関して必要なのでしょうね。
16. Posted by 飯村和彦   2006年02月14日 21:17
>hammarさま
「…本質的な「ゆとり」とは「こころ」に関して必要…」
その通りですね。
心にゆとりがないと、落ち着けないし、柔軟な思考もままなりません。人にも優しくなれないし…。
是非、またお立ち寄りください!
17. Posted by chiemi   2006年02月14日 21:47
素敵な「お答え」ですね。
答案の模範に照らし合わせて、
「○」か「×」だけしかないことに、
侘しさを感じます。

まだ、風邪が抜け切らず、
熱が下がりきりません。
日中は、仕事で緊張しているので
まだ良いのですが、
家に帰ってほっとすると、
とたんに、眩暈がします。
(どうせなら、素敵な人を見て、
眩暈を起こしたい・・・)
久し振りに、大きい風邪貰っちゃいました。
18. Posted by 子連れ狼   2006年02月14日 22:30
確かにとっても素敵な回答ですね!
そこに水を差して申し訳ないのですが、親御さんとしては花丸だと思いますが、教師としては×をつけざるをえないのでは、とも思います・・・。

「答えはこれこれです。」
「でも、こういう素敵な答え方をした子もいます。ただ、残念ながら、問題はこの選択肢から選ぶことになっていたので、×になってしまうんだよね」
というのが、教師として精一杯の対応なのではないでしょうか。
それは型にはめることとはまた違うことのように思います。

教育って、とても難しい問題だと思います。
親の視点だけでもダメだし、教師の視点だけでもダメだと思うので、双方が一人の子供をそれぞれの方法で精一杯見てあげることか大事だと思っています。
19. Posted by 飯村和彦   2006年02月14日 23:31
>chiemiさま
大きな風邪…ですか。
適度な温度で水分を沢山とって、できればポジティブなイメージをいっぱい思い浮かべながら、
養生してください。
娘の答案へのお褒めの言葉、ありがとうございました。
20. Posted by 飯村和彦   2006年02月14日 23:49
>子連れ狼さま
なるほど、それも大事な視点ですね。
親と教師の双方がきちんと事態を見るべきですね。

上記のドリルについては、
実をいいますと、「型に嵌める」うんぬん以前の問題なのでしょうね。
設問自体が「稚拙」なのです。朝・昼・晩・食事等々のあいさつを、たったこれだけの表現の中から選択させようとしていることが間違いで、特に小さな子どもの場合は、なおさらまずい。形式として、「選択の形」をとっているからいけないのです。
子供たち自身の言葉で表現させる方がよっぽどいい。そうすれば、子供たちが書いた言葉を受けて、教える側も説明ができるし、表現の幅も広がるはずですから。
21. Posted by りんりん   2006年02月15日 11:22
120点がいいですね〜。

ちゃんと言葉の意味を理解してるお嬢さんはすごいです♪
22. Posted by 飯村和彦   2006年02月15日 12:12
>りんりんさま
このドリルに文言を書き込んでいるときの娘の表情は、
とっても「楽しそう」でした。
言葉を使えるようになった喜びだったのかもしれませんが、
いいものでしたよ、その表情は。
23. Posted by アキラ   2006年02月15日 23:11
僕も飯村さんのような親になりたいと思いました。
こういう自由な発想を育てるということが本当の教育だと思います。
日本はどうも型にはめる教育をしているような気がします。
そうではなくて思ったことを素直に行動できるというようなほうが断然いいと思うのです。
字から楽しんで書いているという感じが伝わってくるようです!
24. Posted by 飯村和彦   2006年02月16日 23:03
>アキラさま
そういって貰えると、親としてはすこぶる嬉しいです。
特別なことをしている訳ではなく、
ごく当たり前に子供たちと接しているだけですから…。
ただ、
「子供たちが何をどのように楽しがっているか…」
については、できる限り知ろうと努力はしています。
けれども、そうしていても彼らの思いの半分も汲み取ってあげられないのが現状だと思います。
25. Posted by yooj   2006年02月17日 12:57
これ、感心してしまいました。
「ごちそうさま」より「おいしかった」の方が
なんか心がこもっていていいですよね〜^^
この採点は、先生がしてくれたんですか?
120点って、先生もやりますね(笑)
26. Posted by 飯村和彦   2006年02月17日 21:00
>yoojさま
「おいしかった」
いいですよね。
けれども、残念ながら、このドリルの採点をしたのは、
父親である私です。
娘が、6歳になったばかり、まだ小学校にも行っていない時のことです。
27. Posted by 小鳥ちゃん   2006年02月18日 06:20
出遅れてしまいましたが・・・
「おいしそう」と「おじゃましました」が
とっても絵や状況にあってると思いました。
お嬢さんがこんなに素敵にのびのび育ってること自体、
飯村さんご夫妻が築いてる家庭が
とても思いやりのある温かな家庭なのだと思います。
本当に、「タカラモノ」ですね〜。
28. Posted by 飯村和彦   2006年02月18日 08:40
>小鳥ちゃん
そう言われると、少し照れくさいですが、
娘や息子とは、「真面目に、楽しく!」向き合っていますから。可愛いものです。

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