池波正太郎さんの本NOVA、反省なし!

2007年06月14日

「虫養い」という言葉



前の回で紹介した、
池波正太郎さんの本、「ル・パスタン」。
その中で池波さんは、

虫養い(むしやしない)

という言葉に感嘆している。
“空腹の虫を一時的にしのぐ”ということで、
食欲だけではなく、
他の欲望にも用いることができるという。

「むかしの人は、
なんと気の利いた言葉を考え出したものだろう」
とは、池波さんの感想だ。
ちょっとした漬物に温かいご飯…、
そんな“虫養い”が目に浮かぶ。

ところが、
これがジャンクな食べ物だと、言葉にそぐわない。
↓のスナックなどはその最たるもの。
アメリカ移動中、
時たま口にするチョコレート系の菓子である。


スナック


このただ甘いだけの菓子を噛み砕き、
↓のDr.Pepperで流し込む。
ちなみに、炭酸飲料といえば「Dr.pepper」でしょ?


ドクターペッパー


これ、「虫養い」には違いないのだが、
そこには、一切“趣”はない。
言葉の持つ意味は、
文化、風土とあいまってこそ、
生きるのだ。

ジャンクなチョコとDr.Pepperで「虫養い」。
まったくもって最低である。
とはいっても、
無性にこのジャンクな組み合わを欲するときがある。
理由は分からないが、
ともかく、「これ、最高!」と思える瞬間があるのだ。
無論、体にいい訳ないのだが…。


(飯村和彦)


newyork01double at 09:29│Comments(0) 気になるBOOKs 

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