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2008年05月07日

中国・山東省にて「野菜基地」



中国・山東省。
四季の移り変わりのある温暖な気候は日本に似ており、
緯度的には、
日本の東北地方南部から九州以北地域と重なる。


山東省4
(photo:Kazuhiko Iimura)


山東省では、
年間を通して様々な野菜が栽培されており、
中国最大の野菜生産地域。


山東省1
(photo:Kazuhiko Iimura)


山東省3
(photo:Kazuhiko Iimura)


JETROの資料によると、
山東省は、
中国から輸出される野菜の40%以上を生産。
なかでも日本は最大の輸出相手国で、
山東省で生産される農産物の
約4割が日本向けとなっている。

青島市内から車でおよそ1時間半。
青島郊外には広大な田畑が広がり、
そこには「野菜基地」と呼ばれる、
日系企業直営の農場が点在している。


山東省5
(photo:Kazuhiko Iimura)


ブロッコリー、
ほうれん草、
ちんげんさい、
小松菜…等々。
     
「野菜基地」で生産される野菜の特徴は、
日本から持ち込んだ種子を使った
「日本仕様」の野菜であること。
栽培技術も日本からのものであり、
多くの場合、
肥料や農薬の管理も厳格になされている。
当然ながら、
「野菜基地」で生産された野菜は、
生鮮野菜、冷凍野菜、加工冷凍食品となって、
すべて日本へと送り出される。

この仕組みは野菜版の「開発輸入」であり、
1990年代から、
多くの日本企業が中国・山東省に進出して作り上げた、
日本向け野菜を生産するシステム。
当たり前のことだが、
日本企業直轄の「野菜基地」であれば、
全ての責任は日本側企業が負うことになる。


山東省6
(photo:Kazuhiko Iimura)


さて、 
そこで「中国産」について一考。

中国産の野菜とはいえ、
「野菜基地」で生産されている野菜は、
極めて日本産の野菜に近いということ。
逆にいえば、
「中国産野菜」といっても、
栽培・管理のされ方、
加工・流通方法によって、
大きな違いがあるということになる。


山東省2
(photo:Kazuhiko Iimura)


ギョウザ中毒事件が未解決であるがゆえ、
いまだに「中国産」に対する見方は厳しい。
当然である。
けれどもその一方で、
食品を吟味する際に、
その「背景」に目を向ける必要があるようだ。
いつ、誰が、どこで、どのように…!


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(飯村和彦)


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