2013年05月12日

大きなカメが庭にやってきた!



気分転換にカメの話を…。
きのう夕方のことだ。
隣の家に住むおばあさんが声を掛けてくれた。

「庭にカメが来てるよ。
毎年この時期になるとフィールド奥の池にいくから…」
さっそく庭にでてみると…いた。





kame1



亀2





結構大きなカメで、
甲羅の大きさが30〜40センチ、体長だと50センチ以上。
「Snapping Turtle」
日本でいうところのカミツキガメだ。
冬場は砂や泥、落ち葉や倒木などの下、
植物の根元、水辺に空いた穴などで冬眠しているらしい。

そのカメを出迎えているのが猫のリンク。
毎日わが家に遊びにくる近所の猫だ。
たぶん、というか間違いなく、
リンクは、年に一度庭を通り抜けていくカメを見つけては、
毎年同じように出迎え、そして見送っているに違いない。
彼女にとっても、カメの登場は季節の風物詩なのかも。





neko to kame b





ゆっくり休み休み歩くカメのペースにあわせて、
猫のリンクも同行する。
芝草の上、花壇の中、そして森の中へ。
先回りしたり、後ろに回ったり、
ときには心配そうに眺めたり。

で、カメが果敢に丸太を乗り越えて(これ凄かったなあ)、
森の中をガサゴソと進んでいるときだった。
猫のリンク、
一度だけ左前足の先でカメの甲羅を「トン」とたたいた。





猫の手





「よう!」なのか、
「大丈夫?」なのか、
「頑張れ!」なのか…。

まあ、好奇心旺盛の猫のことだから、
どうしても我慢できずに一度だけ狄┐辰討澆拭蹇
というのが本当のところなのだろう。
ともかく後にも先にも、
リンクがカメにちょっかいを出したのはそのときだけ。

30分以上かけてカメが森を抜けてフィールドにでると、
猫のリンクはお役御免とばかりに、
とことこと小走りに彼女の家に帰っていった。

一方カメの方はといえば、まだまだ道半ばである。
池があるのは広大なフィールドの反対側、
距離にして200メートル以上先だ。
芝やら露草やら白つめ草やらタンポポやらの中を
カメ、懸命に歩いた。

20〜30メートル歩いては1〜2分休憩のペース。
休憩中は頭を草の上に突き出して目玉をぎょろり。
もしかすると、池のある方向を確認しているのか…
まあ、そんなこんなで約1時間。
カメ、無事にフィールドを猜發ぬけ″、
森の中にある静かな池に到着したのだった。





kame&noa2
[いい週末だ…息子とカメ]





参考までにこのカミツキガメ、食性は雑食。
昆虫でもカエルでも藻でも茎でも何でも食べるらしい。
繁殖形態は卵生。産卵の時期は5月から6月。
一回に20〜40個の卵を産むという。そして75〜95日で孵化。
で、次がとっても興味深い。
発生時の温度により、
性別が決定(温度依存性決定)するという。

20℃で、メス
21-22℃だと、オス・メスどちらか
23-24℃だと、オス
25-28℃だと、オス・メスどちらか
29℃で、オス
そして、
30℃以上の環境下に4日以上さらされた卵はメス。





野原の亀





本当なの…とも思うけれど、
生物学的調査の結果なのだろう。
でも、自然界では気温が一定ということはないから、
その辺のところはどうなっているのか不明。
発生時…っていっても、それは一瞬ではないだろうし…。
正確に知りたければもっと調べればいいのだけれど、
まあいいでしょ。
マサチューセッツで、カメ博士になる訳でもないし…。
ともかく、カメさんお疲れさん!
あれだけ歩いたんだ、
池の水、さぞや気持ちいいだろうなあ。





泳ぐカメ


(飯村和彦)


newyork01double at 06:03│Comments(0) マサチューセッツ州・Amherst | 週末だから!

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