2014年11月09日

訳もなく、ここは新宿・花園神社「酉の市」



仕事で東京。
特にこれといった訳もなく、
新宿、花園神社の前を通りかかったら、酉の市。
明日が「一の酉」(…とは知らなかったけれど)だから、
今晩が前夜祭なのだという。
境内には商売繁盛の熊手を商う露店が軒を並べる。
なんでも関東三大酉の市のひとつだとか…。




花園1




縁起物の熊手(縁起熊手)は、
鷲(わし)が獲物をわしづかみすることになぞらえ、
その爪を模したものだというが、じゃなんで「熊」なのか?

枯れ葉を集めたりするときに活躍する農具の熊手は、
熊の手のように爪が広がっているため「熊手」と呼ばれる。
そんな熊手だから、
幸運や金運を「かき集める」という意味を込めて、
商売繁盛の縁起物となっているというのはわかるけれど…




花園2




ならば少し調べようと思って検索をはじめたら、
大鳥神社(鷲神社)の祭神である日本武尊の話やら、
浅草酉の寺・長国寺の鷲妙見大菩薩の話やら、
仏教と神道では由来が違う…やらあれこれ。
とても短時間では「鷲」と「熊」の関係が明快にならない。
なので、もう少し時間のあるときに…ということで断念。




花園3




ともかく、酉の市の縁起熊手には、
「福徳をかき集める、鷲づかむ」との意味が込められている訳だ。
大きいものだと平気で5万円、10万円…の値段で売られる。
「つくるの大変なんでしょうね」
と、法被姿の露店のおじさんに聞いたところ、
「飾り物やら何やらを別々につくって、最後にまとめる」ので、
完成品にすること自体はそんなに手間じゃないらしい。

そんなかんなであれこれ眺めてみたけれど、
結局「縁起熊手」は買わずじまい。
もうしばらくは、福や徳は自分の手で…ということですね。
どこからか聞こえた、
手締めの打たれる威勢のいい音には心躍らされるものがあったけれど、
まあ次の機会に。




花園4


(飯村和彦)


newyork01double at 22:05│Comments(0) 東京story 

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