週末だから!

2017年10月12日

「疲れたなあ」と感じたときの処方箋〜金色の鍵



人を楽しませること。喜んでもらうということ。
笑顔はいいよね。最高。どんなものより人にチカラを与えることができる。
だけど四六時中、微笑んでいられる訳じゃない。
人間、そうそう高いテンションを保ったままではいられないから。

「ああ、疲れた」

そういってしゃがみ込みたくなるとき、あるよね。
膝から力が抜けちゃってもう歩きたくない、歩けない。そんなときが…。
でも僕たちは、それでもなんとか前へ進んでいく。
てくてく。
てくてく。
頑張って歩いていれば、またいい日がやってくるって信じているから。



砂浜
(photo:kazuhiko iimura)



東京からアメリカに戻って一週間。ひどい時差ボケと闘いながら次の取材に向け、準備にとりかかった。
NMN? 老化を防ぐそんな物質が体内にあるらしい。「ニコチンアミド・モノヌクレオチド」…それが正式名称。
歳をとると体内にあるこのNMN(正確にはこのNMNからできるNAD「ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド」)が減って老化の原因になるのだという。
だから減った分のNMNを摂れば、老化防止に繋がるそうだ。ちなみみこのNMN、ブロッコリーやアボガドなんかに多く含まれている物質だそう。

老化。
そろそろ他人事じゃなくなってきたなあ。本当に?
でも前へ進む。
てくてく。
てくてく。

日本では衆議院選挙だ。全国の小選挙区と比例代表を合わせて1180人が立候補した。
最大の争点は安倍政権の継続の是非な訳だけれど、さてどうなるのだろう。
いまのところ【自民、公明】が与党で、他は野党っていうことになっているけれど、選挙が終わって気がついてみたら【自民、公明、希望の党、日本維新の会】が与党で、【共産、社民、立憲民主党】が野党…なんてことになりゃしないか?
順列組み合わせ。選挙期間中に明快にして欲しい。

僕たちは、
どうあっても、
選挙結果を受け入れて前へ進んでいくしかないのだから。
てくてく。
てくてく。

忙し過ぎるとき。
自分のため、他のひとのために誠実に働いているとき。
訳もなくふさぎ込んだり、唐突に“疲れた…”って感じる瞬間がある。
頭の中も重くて胸もすっきりしない。
「ああ、どうしちゃったんだろう」
そんな言葉がふいに口からこぼれたりするともういけない。
動きたくなくなって、ただひたすらベッドに転がっている。

「もうガンバレナイ」となったとき、どうする?

僕は「金色の鍵」をもちだす。
もちだすといっても手触りのある鍵じゃない。
助けが必要なときに思い浮かべる自分だけの鍵のことだ。

もう25年以上前のこと。僕はこの「金色の鍵」をニューヨーク大学の心理学講座で手に入れた。
心を落ち着ける、リラックスするための方法の一つとして「金色の鍵」は結構知られたものらしいので、既にその使い方を知っている人もいることでしょう。
そんな方々は以下の文章を読む必要はありません。

さて、
僕は「金色の鍵」を気分を高めるのではなく、心を穏やかに沈めるために使用する。
使い方は簡単だ。
リラックスしたいな…と思ったとき、まず地下へと続く架空の階段を降りていって自分の好きな場所(海でも森でも街でもどこでもいい)にでる。そして必要であれば、ナビゲーター役(…恋人の徹くんでも、憧れのスターのガッキーでも、大好きなハリネズミでも…)と一緒に“秘密の館”に行って「金色の鍵」を使って建物の中に入る。
あとは自由だ。
自分の心が休まる最高の館を好き勝手につくり、そこで存分にリラックスする。昼寝を楽しんでもいい。
言ってみれば自分だけのバーチャルな館だ。
それで、すっかり寛いだら館を後にし、階段を上がっていまの世界に戻ってくる。それだけのことだ。

僕自身の「金色の鍵」ストーリーでは、僕は小学生ぐらいの自分に戻り、ナビゲーターにはアオスジアゲハが登場する。特に理由はない。最初に大学の講座で「金色の鍵」を使ったリラクゼーションを試みたときに浮かんだ心象風景の中にふと登場してきたものだから。
とはいっても以降、「金色の鍵」を心の中にもちだして自分の世界に入っていくときはいつだって同じ風景の中の同じ「秘密の館」に入っていくことになるんだから面白い。

例えばこんな具合。



山道
(photo:kazuhiko iimura)



以下は、ベットに倒れ込んで動けなくなったようなときの、
僕自身の「金色の鍵」ストリーだから興味のある方だけ読んでください。
思いつくままに書きなぐった稚拙な文章で、おまけに長いし。


では、リラクゼーション開始!

深い深呼吸を一つ。そしてゆっくりと瞼を閉じる。
すると足元に地下へと続く階段の入り口が現れた。

僕は、暗い階段を下りていく。一段、また一段。怖くはない。
ひんやりとした空気がとってもいい。一段、そしてまた一段。
階段を下りる度に僕の身体にこびりついていた垢がハラハラと落ちていくようで気持ちがいい。
一段、そしてもう一段。

階段を下りきるとそこに扉があった。
出入り自由の茶色い扉、勝手に来ては勝手に入れる勝手ドア。

僕はその扉を押してみた。
重くもなければ軽くもない、想像通りのスピードで勝手ドアは開いていった。
縦に細長い光の線が横へ横へと広がり始め、
ついには目の前が明るい光でいっぱいになった。

いい臭いがした。
森の中だった。
鳥のさえずりが聞こえる。
少しだけ湿った空気が風に乗り、木立の間を自由に流れていた。
僕は、杉や檜から溢れ出る緑の臭いを胸一杯に吸い込んだ。
鼻が少しだけムズムズした。

「よし、歩いてみよう。この森の奥にはきっと素敵な場所がある筈だ」

細い道を歩きだす。道に迷うことはない。枯れ葉色の一本道は勝手ドアから続いている。
僕の足は弾んでいた。明るい光が濃い緑色の葉っぱをくぐり抜け、
枯れ葉道に優しい影を落としていた。
梢に差し込む光の方へ目を向けると、杉の木の先端で蝶の家族が遊んでいた。

「アオスジアゲハだ!」

黒い羽にパステルカラーの青緑。その三日月型の青緑は森の光を思わせた。
風に揺れる森の木の葉に当たった光は、三日月型に散っていく。
アオスジアゲハは森の光を自分の羽にデザインしたに違いない。
僕の大好きな蝶だった。

「こっちだよ。速く」

アオスジアゲハが一羽、僕の鼻先に飛んできた。
さなぎから孵ったばかりなのだろう、
しっとりとした羽にはキズ一つなかった。

「待ってよ、そんなに速く飛ばないでよ」と僕。
「速く! 凄くいいものがあるんだから。きっとびっくりするよ」とアオスジアゲハ。
「エッ、なにがあるの?」
「内緒さ、でもすぐにわかるよ」とアオスジアゲハ。

僕は駆け出した。心がウキウキする。
森の光の後を追ってドキドキしながら走っていった。
期待で胸がパンパンに膨れあがり、身体はまるで風船のよう。

1、2、3―ン、
1、2、3――ン、
1、2、3―――ン。

僕の身体は木の葉のように宙を舞う。フワリと浮いては風に乗り、地面に着いては地を蹴って。
僕は人間であることを確かに感じながら、蝶や鳥の気分になっていた。

「わーっ、空気って柔らかいんだ、重力って気持ちいいなぁ。
海の中に少し似てるけどやっぱり違う。
あっ? でも、海底をポンと蹴って水面に上がる時、
背泳ぎをして空を見ながら上がっていくと、こんな感じになるのかな? 
そういえばフロリダにある何とかっていう泉に潜ると、
空飛ぶ魚が見えるって聞いたことがあるけど。
まあいいや。でも、もうちょっと風があればいいのになあ…」

するといきなり風が立ち、僕の身体を空高く吹き上げた。
驚いたアオスジアゲハは、ヒラリと身体を翻す。
見る見る眼下の森が小さくなって、
小川に生えているモウセンゴケぐらいの大きさになったとき、
やっと僕の身体は宙に止まった。

「もしかしたら、この瞬間が『無』っていう状態にいちばん近いのかもしれない。
なんの力もいらないし、なんの苦労もない。
まあいいか、ともかく、これからが凄いんだ。よし!」

空気をいっぱい胸に吸い込み、両手を延ばして下を見た。
視界を遮るものは何も無い。
目標はあの森だ。
背中の糸がプツンと切れる、僕の身体は落下を始める。

「よし、うまく風をつかまえた。あとの事はみんな重力がやってくれる、僕はただ呑気に落ちればいいわけだ。
でも、見た目ってのも肝心かな? 一応、泳いでみるのもいいかもしれない。やっぱりクロールかな、大空で平泳ぎっていうのはなんとなく滑稽だし、バタフライじゃ大袈裟すぎる。背泳ぎも悪くわないけど、それじゃ折角の景色が楽しめないし、
もしかすると森にうまく落ちられない事だって考えられる。まあ、ここはありきたりだけどクロールにしよう」

僕の身体は落下する。
ぐんぐんぐんぐんスピードが増していく。
森の緑が近づいたとき、
目の前を鳶(トンビ)が横切る。

「さぁーッ、みんなどいてどいて危ないよ」

アオスジアゲハが飛んできて、
僕の頭のてっぺんに、羽をたたんでちょこんと座った。
「風の向きを見てあげるよ。いいかい、このまま秘密の館まで一気に降りて行くんだ」
アオスジアゲハはそういった。
「なに、その秘密の館って? あっ、それが君の言っていたびっくりする所なんだね」
「そうさ。捜してるものが、きっと見つかる筈だよ。さあ、そろそろ着地するよ。大きく息を吸って! いくよ、そ───れ!」

アオスジアゲハが僕の頭の上に飛びだした瞬間、僕の身体は風に乗り、ヒューンといったん三日月状に上昇した後、ヒラリフワフワ落ちだした。
十メートル、五メートル…、木の葉のように僕は舞う。そして無事に着地。
気がつくと、森の中にある小さな広場に立っていた。
足元には秋色の落ち葉。赤、オレンジ、黄色…カラフルだ。

「さあ、君の言っていた秘密の館ってどこなの?」
僕はアオスジアゲハに問いかける。
「目の前さ。見えるだろ? 空色の扉が…」
とアオスジアゲハ。

「エッ、何も見えないよ。何もないよ、どこに扉があるの?」
「じゃ、目を閉じてみて。そしたら見えるから」
「目を閉じるって?」
「いいから、目を閉じて。難しいことじゃないよ」

アオスジアゲハに言われるまま、僕はゆっくりと目を閉じた。

「どう? 見えた?」
「あっ、あった。見えたよ空色の扉が…」
「そう、それが秘密の館の入り口さ。どんな家? 大きい? 小さい?」
「うん、煙突のついた大きな家。でも、ちょっと古いネ」
「向日葵が咲いているでしょ、入り口の横に」
「うん」
「彼女から鍵をもらってネ。…そう、金色の綺麗なやつ」

僕は、向日葵からピカピカ輝く金色の鍵をもらうと空色の扉に差し込んだ。
慎重に右回し。カタンと鍵の外れる音がして秘密の館の扉が開いた。
背後からアオスジアゲハの声がした。

「どう家の中は…明るい? 何がある? 何か聞こえる? どんな臭い?」

すると、アオスジアゲハの問い掛けに応えるように、それまで漠として曖昧だった秘密の館の内部が突然、具体的なモノや形になって立ち上がってきた。僕は何も考えず、ただ感じるままに目の前に広がっていく光景をそのまま言葉にしてアオスジアゲハに伝えた。

「何も聞こえない、静かだよ。でも、なんだかカビ臭い。大きな柱時計があるけど動いていないみたいだ。窓には白いカーテンが掛かってる、ヒラヒラのレースのついた。誰もいないよ。あっ茶色い大きな階段がある、映画みたいな。わー、もの凄いシャンデリアがぶら下がってる、おっこちないかなぁ」

「もし、嫌いな所があったら好きなように直していいんだよ」
アオスジアゲハが優しく教えてくれた。
「部屋が狭かったら広くすればいいし、ソファに呑気な目をした子犬が欲しいと思えばそうしたらいい。この家は自由になんでも出来るんだ。君だけの秘密の館さ。最高の気分で最高の時間が送れる、そんな家をつくってネ。それじゃ、僕、森に戻るから」
そう言ってアオスジアゲハは飛び立った。
森の光を浴びながら、枯れ葉色の一本道をまっすぐに飛んで帰っていった。

さて、僕はといえば秘密の館の建造である。

「自分だけの秘密の館か…、なんかワクワクするな。そう、部屋は広い方がいい。
もちろん床は茶色の板張り。ピカピカで、靴下で走ったら滑って転んでしまうような床がいい。部屋の真ん中には大きなモミの木。もちろん生きたモミの木さ。彼の周りだけは床を丸くくり貫いて…そう、ついでに天井も丸くくり貫こう。こうすれば彼ものびのび出来るだろうし、太陽や鳥や虫たちとも話が出来る。

そして、クリスマスには僕が綺麗に飾るのさ。銀色の星に雪のわた。キラキラ光る赤や青の夢の帯もいいかもしれない。もちろん今年のクリスマスが終わっても、彼は来年のクリスマスを楽しみに待てるんだ。その次の年も、またその次の年も。アンデルセンのモミの木みたいに、屋根裏部屋に閉じ込められたり、切り刻まれてパチパチ燃える薪にされたりしないんだから。僕と彼とは一緒に生きる。

そう、モミの木の横には椅子が一つ。どんなに長い間座っていてもお尻も腰も痛まない、
そんな魔法の椅子があったらいいな。うん、このぐらいがっしりしていて…ああ、いい気持ちだ。

動物はどうしよう? 子ヤギが一頭いればいいか。ヤギと一緒に育った子どもは、性格の優しいとってもいい子になるっておばあちゃんが言っていた。うん、ヤギにしよう。となると彼女専用の出入り口も作らないと…よし、これで彼女も出入り自由だ。

それから東と西には大きな窓、森の向こうの朝日が見えて夕焼け空も楽しめる。

テーブルも一つ置こう。いつでも地図が広げられてどこへでも飛んで行けるように。そうか、アオスジアゲハが羽を休める小枝もいるかな? まあ、いいか、モミの木がいてくれる。………」

いつしか僕は眠っていた。
魔法の椅子にどっかり座り、心静かに眠っていた。
遠方からは波の音。

潮の香りを含んだ風がそっと頬を撫でていく。
澄み渡った空、乱反射する海。
砂糖を撒いたような真っ白い砂浜には、
青空に向かって聳え立つ一本の椰子の木があった。
その根元には、
パリパリに乾ききった黄緑色の海藻が見えた。

ドスン!
鈍い音を残し、椰子の実が地面に転がる。
刹那、空に鯨が舞い上がった。
白い腹の部分に陽が当たる。
真珠のように水が跳ね、黒い巨体が地球を揺らす。
舌は、鮮やかな桃色だった。
と、おっきな瞳がこちらを向いた。
僕の様子を伺うように、鯨は横目で僕を見た。
思わず息を呑んだ。

すると、アオスジアゲハが飛んできて、
僕のまつげにちょんと停まった。

「夕立が来るよ、起きて!」

泉の音?
訳もなく鳥肌だった。
僕はむっくり起き上がる。

木立を渡る風が少しだけ冷たくなっていた。
僕は枯れ葉色の一本道を急ぎ足で引き返す。
西の空に鼠色の雲が掛かった。
森の木々は形を失い、
緑黄色の走査線となって視界の隅を飛んでいく。
全速力だ。
でも、それはそれでなぜか心地よかった。

前方に茶色い扉が見えた。
出入り自由の勝手ドア。
僕は躓きそうになりながらも、
一塁ベースにヘッドスライディングを試みる高校球児のように、
扉の中へ滑り込んだ。

セーフ。
まさに間一髪だった。

息を整え、暗い階段を上りだす。
一段、また一段。
やっぱり、ひんやりとした風が吹いていた。
階段の上の方に目をやると、
光の点が一つ浮かんで見えた。

一段、そしてまた一段。
光の点は少しずつ膨らんで、
ついには四角い赤紫色の絵になった。
雲が見えた。
空だ。


(飯村和彦)


newyork01double at 05:13|PermalinkComments(0)

2016年09月18日

「3回以上」読んだ本、何冊ありますか? 読み返すたびに浮かぶ違った景色  



「自分の意見をもつのと頭のいい悪いは別のこと」



海辺のカフカ



週末、村上春樹の「海辺のカフカ」を読み返していてふと目に留まった一節。これは主要登場人物の一人であるナカタさんをトラックで富士川まで送る運転手の台詞だ。以前読んだときにはそれほど気にならなかった台詞だが、今回はこの部分でパタリととまった。
「自分の意見をもつのと頭のいい悪いは別のこと」
頭の良し悪しの基準はどこにあるのか、どんな状況でなにをしているときなのか…。それを第三者がどう判断するかは難しい(きっと本来的にはそんな判断はできない)ことだけど、それと「自分の意見をもつこと」は確かにまったく別ものだ。当たり前のことなんだけど普段改めて考えないので余計気になったのかもしれない。
で、そのとき突然頭に浮かんだのが、つい最近のヒラリーが口にした言葉だった。

ニューヨークで催された資金集めのイベントでのこと。ヒラリーは、「トランプ氏の支持者の半数は私の考える嘆かわしい人々の部類に入る」(“…you could put half of Trump's supporters into what I call the 'basket of deplorables”)としたうえで、「人種差別主義者、男女差別主義者、同性愛者や外国人やイスラム教徒に偏見を持つ人々だ」と主張した。問題となったのはこの中の「嘆かわしい(deplorables)」という表現だ。これなどは選挙戦のタイミングを考えれば、不用意な、あまり頭の良くない発言だと思った人が多いかもしれない。事実、これ幸いとトランプ陣営に付け入る隙を与えたわけから。
けれどもそうは考えず「事実なんだから仕方ないだろう」と感じた人も少なくないはず。実際ヒラリーはその後この自分の発言について「後悔している」として訂正したのだが、訂正部分は「嘆かわしい」という表現ではなく、「半数」としたその嘆かわしい人々の割合の方だった。つまり彼女は自分の意見、主張そのものの肝は変えなかったのだ。

さて、村上春樹の「海辺のカフカ」からヒラリー発言に話が飛んでしまったけれど、こんなことが頻繁に起こるから、気に入った本は幾度となく手にしたくなるのだ。
本を読んでいて何が面白いかといえば、そこに書かれている内容もさることながら、物語とは直接関係のない事象が奔放に頭に湧いてくる現象だ。同じ本でもそのときに自分の置かれている状況や社会情勢が違えば、喚起される考えやイメージも違ってくる。これは二度目、三度目のときの方がより顕著だ。たぶん一度目のときは物語そのものの内容や流れをつかむのに忙しいからだろう。それが二度目、三度目ともなるとこちらに余裕があるから、そのぶん心置きなく自由に連想を楽しめる。だから自分の場合は、二度目、三度目の方が一冊の本を読み終えるのに断然時間がかかる。先を急ぐ必要がないからね。
きっと本を読むときの自分の思考が、3+7=□ではなく、□+□=10 の設問的なものに変わっているからだろうと個人的には思っている。

とはいうものの、これまでに三回以上読んだ本が何冊あるかと考えると、実はそう多くない。仕事、またはその関連で何度も読み返す本はあるが、この場合は自由連想なんてしてる暇はないし、どちらかといえば必要に迫られて読むわけだから、たとえ楽しくてもその質は異なる。半藤一利の「昭和史」などがその例だ。だからそうではなく、「ふと読みたくなって手に入れた本」のうちで「三回以上読んだ本」となると結構少ない。アメリカに引っ越すときに大半の本を日本に置いてきたから、いま手元にある本はいわばいつでも読みたい本に違いないのだが、それでも三回以上となると…




リセット




世界の終わりとミラー





「坂の上の雲」「胡蝶の夢」(司馬遼太郎)、「リセット」(北村薫)、「コロンブスの犬」(菅啓次郎)、「砂糖の世界史」(川北稔)、「鍵のかかった部屋」(ポール・オースター)、「罪と罰」(ドストエフスキー)、「世界の終わりとハードボールド・ワンダーランド」(村上春樹)、「冷血」(トルーマン・カポーティ)、「幸福な死」(カミュ)、「変身」(カフカ)、「武士道」(新渡戸稲造)など。これらはすぐに手の届く場所にある。

幾つか本自体の写真を撮ってみたが、多くが手軽に持ち歩ける文庫本で、カバーの擦り切れ具合から相当前に買ったものだと分かりにわかに嬉しくなる。この感覚は電子書籍では絶対味わえないものだ。

北村薫の「リセット」は五回以上読んだ。直近でこの本を読んだのは去年の夏で、そのとき目に留まったのは以下の部分。例の安保法制反対の渦が日本で沸き起こっていたからだろう。

「特攻に出られた方々が最後の門出に献金していかれたお金をもとに《神風鉢巻》がつくられ、檄文の朗読と共に配られました。悠久の大義のために殉じた隊員のごとく、一人一人が神風となり、闘魂を燃え上がらせよ、というのです。
忠勇、義烈、純忠、至誠----と、厚化粧のような言葉が並べられました」(「リセット」より)

戦後70年たって、戦中に氾濫していた“厚化粧のような言葉”がまた市民権をとり戻し、政治家が真顔で口にするようになるんじゃないか。そしてそんな張りぼて感いっぱいの言葉を耳にして強く頷く人たちが増えていくんじゃないか。そんな不安に駆られたのだ。

その前に読んだときに印象に残ったのは別の箇所だった。

「自分が、このささやかな今を忘れなければ、この瞬間は《記憶の缶詰め》になり、自分が生きている限り残る。ちょうど、絵日記の中に、三年前の《夏》が残っていたように」(「リセット」より)

これらの気になった箇所は、本を読むたびにつける「うさぎの耳」があるからすぐ分かる。心に響いたり、自分なりに「ん?」と思った箇所があるとページの上隅を小さく折る。実はこの「うさぎの耳」、本を読み返すときにはいい指標の一つになる。例えば、何年か後に改めてある小説を読み返したとしよう。で、「うさぎの耳」のあるページに差し掛かったときに、前にその小説を読んだときはどのセンテンスが気になったのか、それはなぜだったのか…を確認できる。つまり、自分の感情やものの見方の変化を知ることができのだ。もちろん、なぜそのページに「うさぎの耳」があるのか思い出せないときもあるけれど。



幸福な死



なかには「ある一ヶ所」を読みたいために幾度となく手にする本もある。カミュの「幸福な死」はそんな類の本で、これはわりと最近読み返した。で、その「ある一ヶ所」が以下の部分だ。

「自分がこのままこうした無意識の状態で、目の前のものを見ることができなくなって死んでしまうのかもしれないという不安が、かれの想念に浮かんできた。村では教会の時計が時を告げたが、かれはその数が幾つだったかわからなかった。かれは病人として死にたくはなかった。…かれがまだ無意識のうちに望んでいたことは、血潮と健康でみたされている生と、死との対峙であった。そしてそれは、死と、すでにもうほとんど死であったものを対峙させることではなかった」(「幸福な死」より)

この部分を読むたびに考えるのは“意識された死”(=自覚的な死)とそうではない“突発的な死”(例えば事故やテロで突然命を落とすような場合)について。とくに後者の場合は刹那的な“死への予感”だけで、血潮と健康にみたされていた生が、突然、死に一転してしまうのだから。例えばいまのシリア。空から轟音を伴って降ってくるミサイルを見たとき、少女はなにを思うのだろうか。
また最近のことだが、落石が走行中の車を直撃し、助手席に座っていた19歳の女子大生が命を落とすというニュースもあった。極めて低い確率でしか発生しない事故。信じられないような不幸が、突然ふって沸いたとき、自分はどうなるのだろう。

と、ここまであれこれ書いていて、そういえば娘は小さい頃からある本を何度も何度も読んでいたなあ…ということを思いだした。



やかまし村の子どもたち




「やかまし村のこどもたち」。アストリッド・リンドグレーンといスウェーデンの作家の本だ。日本でも人気のある作家だから彼女の作品(ほかに「長くつ下のピッピ」「名探偵カツレくん」など)を読んで育ったというひとも多いと思うけれど、娘の場合は尋常じゃなかった。そこで彼女に聞いてみると、「何十回どころじゃないよ」という答えだ。で、「どこがいいの」と聞いてみると、「全部」とひとこと。そして「家が三軒しかない小さな村で暮らす6人の子ども達の毎日が、ともかく面白いのよ」と続けた。
木の枝を伝って隣の家の仲良しの部屋へ行ってみたり、犬や猫との子ども達の係わり。そして奇想天外な遊びに没頭する彼らをいつだって温かい目で見守る大人たち。とっても狭いエリアで展開される物語なのだが、ふと自分の子どもの頃の日常と比べてみたり。大人が読んでも十分楽しめる本だ。
「猫を好きになったのも、木登りが得意になったのも、やかまし村を読んだからだと思う」と娘はいう。
小学校の低学年から中学、そして18歳になった現在にいたっても「やかまし村の子どもたち」は、娘にとって大切な一冊なわけだ。もちろんその古びた本はいま住むアメリカの家の本棚に持ち込まれている。

羨ましいなあ…と思う。

そんな本が一冊あるだけで、どれだけ彼女の人生が豊かなものになったことか。残念ながら自分には彼女の「やかまし村の子どもたち」にあたるような本はなかったから。
まあ、これからそんな本を探せばいいのか? 読書の秋だし。
ちょうど我が家の近くに、読み終わった本を自由に交換できる「森の小さな本棚」があるから。でもあそこのはみんな英語の本だからなあ。



森の本棚
(photo:kazuhiko iimura)


(飯村和彦)


newyork01double at 17:44|PermalinkComments(0)

2016年05月06日

アメリカ大統領選・トランプの勢いは侮れない!



さて、アメリカ大統領選予備選のこと。

結局、共和党の候補はトランプに。共和党の主流派の多くも、いまのトランプの勢いに屈せざるを得なかったということ。インディアナ州の予備選以降、結構多くの共和党実力者がトランプになびいた。共和党の重鎮の一人、ジョン・マケイン上院議員もトランプ支持を表明した。ともかくまずは勝ち馬に乗れ!ということらしく、そこに主義主張なり定見があるわけじゃない。政治家特有の駆け引きだ。もし定見らしきものがあったとすれば、それは「クルーズは死ぬほど嫌い」という当初からの思いかもしれない。超右派で危険な原理主義者のクルーズよりは、素っ頓狂な大口たたきの実業家、トランプの方が組みやすし…とでも思ったのか。まあ、第三者から見ればどっちもどっちなのだろうが、もしトランプが大統領選の本選でヒラリーに勝つ、などということが起きた場合は、その影響は世界に及ぶ訳だから、のんきに構えてはいられない。
トランプの同盟国は米軍の駐留経を100%負担すべきだという主張やら移民対策、貿易協定のあり方…等々、彼が本気であるなら大変な話だ。



2S
(写真:bbcより)



それでは本選の行方はどうなるのか…ということだが、実はかなり「まずい」状況になっている。なにが「まずい」のかといえば、もしかすると本当にトランプが大統領になってしまうかもしれないから。
現段階の世論調査では、ヒラリーがトランプを5〜6ポイントほどリードしているようだが、その程度の数字はあっという間にひっくり返る。特に多くの米国民から嫌われている二人による闘い(これも珍しい話だ…)だから、ちょっとしたことで形勢は逆転する。
例えば現実にはまったく即していない無理筋の主張であっても、一人でも多くの米国民が単純に「おお、そうだそうだ!」となるような主張を大声で訴えれば、間違いなく瞬時に状況は一転するに違いない。

一般的な米国民にはほとんど興味のない事柄だが、話を分かりやすくする意味で日米同盟の例で説明すると、トランプの「米国が攻撃を受けても、日本は何もしなくていい。それはフェアじゃない。だから駐留費を全額負担しないなら、駐留米軍の撤退もあり得る。アメリカはもう世界の警察にはなれないし、それだけの金もないから…」なんていうもの言いは、「おお、そうだそうだ!」となりやすい。ここでヒラリーが、「在日米軍は日本防衛のためだけに存在するのではない。朝鮮半島、中国、南シナ海など、アジア太平洋の安定は米国の国益そのものだ」なんて力説したとしても、多くの米国民はそんなことには耳を貸さないし、多分きちんと理解しようとしないだろう。

経済政策にしても、一ドルでも多くアメリカが得するための方法はなにか…に話を収斂させるに違いない。つまり、国際安全保障政策にしても対外経済政策にしても、すべてをバランスシート上の損得話にしてしまう訳だ。これって単純でわかりやすいから。
そうはいってもこれまでの国際関係上の取り決めや約束事があるから、そう簡単にはいかないだろう…と思う人も多いはずだ。もちろんその通りで、トランプが大声でいっていることが簡単に現実になる訳じゃない。しかし…だ。トランプやヒラリーはいま実際に安全保障問題や経済政策の舵取りをしている訳じゃない。やっているのはあくまでも「選挙戦」でしかない。だからそこでの目標は、いかにして選挙で一人でも多くの米国民に「おお、そうだそうだ!」と思わせるかが重要で、その意味ではトランプのものいいは、今のアメリカ社会では実に有効に機能しているのだ。
質はまったく違うけれど民主党のサンダースが、「1%の金持ちだけが得をしている格差社会」を大きな問題として、その改革を進めるための「夢」を分かりやすく語って圧倒的に若い世代の支持を集めているのと似ていなくもない。そこに実効性がなくても多くの人がサンダースに票を入れている訳だから。

こう考えてくると、俄然トランプが有利に思えてくる。大きな流れで見れば、暴言でアピールして支持を得てきたトランプは、本選で少しだけ軌道修正すればヒラリー嫌いの浮動票を結構簡単に獲得できるように思える。
実際トランプは、早くも政策を軌道修正。法定最低賃金について昨年11月には「上げない」といっていたのに、最新のインタビューでは最低賃金引き上げを示唆。「私は大部分の共和党員とは違うんだ」と嘘ぶいている。

一方ヒラリーはといえば、本選に勝つために必要な共和党穏健派の票を取り込むために、現状よりさらに保守に傾倒する必要がある。これ、かなり大変なことで、下手をすると民主党左派(つまりサンダースを支持しているような人たち)の票をぐん〜と減らすことにも繋がりかねない。それでなくてもサンダースは、この期に及んでも「最後まで頑張る!」と意気軒昂な訳だから、予備選が終わったあと、本選に向けてすんなりと民主党がまとまるとは考えにくい。だからといってヒラリーが、サンダースを副大統領候補にするとも思えないし。
ただ、人気、実力ともに高いマサチューセッツ州選出の上院議員、エリザベス・ウォーレンを副大統領候補にする…というのは悪くないアイディアに思える。彼女の実力は折り紙つきだし、多分、ヒラリーより大統領にふさわしいぐらいの人物だから。彼女はサンダースと考え方が近い(けれども彼の支持を表明している訳ではない)から、その支持層もサンダースと重なる。当然ながらこの場合、民主党の正副大統領候補が女性ということになる訳だが…。

とにもかくにも今回のアメリカ大統領選挙は、「前例のない」もの、もしかすると不毛な議論や誹謗中傷が乱れ飛ぶ、最低のものになるかもしれない。

(飯村和彦)




newyork01double at 09:07|PermalinkComments(0)

2014年01月11日

アメリカ記録的な寒波、凍りついた滝!



2014年のアメリカは記録的な寒波で幕開け。
ニューヨークをはじめ、各地で非常事態が宣言され、
シカゴなどでは、
海というか、湾内全体が凍りついたらしい。

もちろん、
マサチューセッツ州アマーストもその例外ではなかった。
雪の量はそんなに多くなかったけれど、
ともかく気温がね。
朝起きて外の寒暖計を見ると、

「あっ、きょうは−15度Cだ」

というような具合で、
ともかく空気が冷たくまさに耳が切れるような…状態。
だから当然空から落ちてくる雪は、
これぞパウダースノーという感じでサッラサラ。
細かくて信じられないほど軽いわけ。

冷たい風に吹かれると、勢いよく舞い上がり、
森の中や木々の彼方に吹き飛ばされていく。

そんな日が二日ほど続いたあとの1月5日午後。
(確か日曜日だったね)
「散歩にでも行く?」
「じゃ、池にいって滝でも見よう!」
ということになり、
息子と二人(娘と妻は外出中)スバルで出かけた。

池というのは「Puffer's Pond」
その池には、綺麗な滝があり、
夏には、絶好のマス釣りポイントになる場所だった。
我が家から車で約15分、
森の中の道路を抜けると、
そこには想像以上の「創造物」があった。

(ほとんど)凍りついた滝。
以下が、その写真。どうぞご覧あれ!




滝1





滝6





滝3





滝4





滝5




そして、(↓)は「凍った滝」の動画!






(飯村和彦)


newyork01double at 11:05|PermalinkComments(0)

2013年05月12日

大きなカメが庭にやってきた!



気分転換にカメの話を…。
きのう夕方のことだ。
隣の家に住むおばあさんが声を掛けてくれた。

「庭にカメが来てるよ。
毎年この時期になるとフィールド奥の池にいくから…」
さっそく庭にでてみると…いた。





kame1



亀2





結構大きなカメで、
甲羅の大きさが30〜40センチ、体長だと50センチ以上。
「Snapping Turtle」
日本でいうところのカミツキガメだ。
冬場は砂や泥、落ち葉や倒木などの下、
植物の根元、水辺に空いた穴などで冬眠しているらしい。

そのカメを出迎えているのが猫のリンク。
毎日わが家に遊びにくる近所の猫だ。
たぶん、というか間違いなく、
リンクは、年に一度庭を通り抜けていくカメを見つけては、
毎年同じように出迎え、そして見送っているに違いない。
彼女にとっても、カメの登場は季節の風物詩なのかも。





neko to kame b





ゆっくり休み休み歩くカメのペースにあわせて、
猫のリンクも同行する。
芝草の上、花壇の中、そして森の中へ。
先回りしたり、後ろに回ったり、
ときには心配そうに眺めたり。

で、カメが果敢に丸太を乗り越えて(これ凄かったなあ)、
森の中をガサゴソと進んでいるときだった。
猫のリンク、
一度だけ左前足の先でカメの甲羅を「トン」とたたいた。





猫の手





「よう!」なのか、
「大丈夫?」なのか、
「頑張れ!」なのか…。

まあ、好奇心旺盛の猫のことだから、
どうしても我慢できずに一度だけ狄┐辰討澆拭蹇
というのが本当のところなのだろう。
ともかく後にも先にも、
リンクがカメにちょっかいを出したのはそのときだけ。

30分以上かけてカメが森を抜けてフィールドにでると、
猫のリンクはお役御免とばかりに、
とことこと小走りに彼女の家に帰っていった。

一方カメの方はといえば、まだまだ道半ばである。
池があるのは広大なフィールドの反対側、
距離にして200メートル以上先だ。
芝やら露草やら白つめ草やらタンポポやらの中を
カメ、懸命に歩いた。

20〜30メートル歩いては1〜2分休憩のペース。
休憩中は頭を草の上に突き出して目玉をぎょろり。
もしかすると、池のある方向を確認しているのか…
まあ、そんなこんなで約1時間。
カメ、無事にフィールドを猜發ぬけ″、
森の中にある静かな池に到着したのだった。





kame&noa2
[いい週末だ…息子とカメ]





参考までにこのカミツキガメ、食性は雑食。
昆虫でもカエルでも藻でも茎でも何でも食べるらしい。
繁殖形態は卵生。産卵の時期は5月から6月。
一回に20〜40個の卵を産むという。そして75〜95日で孵化。
で、次がとっても興味深い。
発生時の温度により、
性別が決定(温度依存性決定)するという。

20℃で、メス
21-22℃だと、オス・メスどちらか
23-24℃だと、オス
25-28℃だと、オス・メスどちらか
29℃で、オス
そして、
30℃以上の環境下に4日以上さらされた卵はメス。





野原の亀





本当なの…とも思うけれど、
生物学的調査の結果なのだろう。
でも、自然界では気温が一定ということはないから、
その辺のところはどうなっているのか不明。
発生時…っていっても、それは一瞬ではないだろうし…。
正確に知りたければもっと調べればいいのだけれど、
まあいいでしょ。
マサチューセッツで、カメ博士になる訳でもないし…。
ともかく、カメさんお疲れさん!
あれだけ歩いたんだ、
池の水、さぞや気持ちいいだろうなあ。





泳ぐカメ


(飯村和彦)


newyork01double at 06:03|PermalinkComments(0)

2012年10月12日

「スバル」、アメリカで快走中!



マサチューセッツ州アマースト。
この街に越してきてすぐ、あることに気づいた。

「やたらとスバルが走ってなあ」

信号待ちの車の群れ、
レストランの駐車場、
街中の道路沿いのパーキング、
そこには「必ず!」スバルがある。
東京では考えられない頻度でお目にかかるのだ。

で、自分なりに納得していた。
「この一帯には山や丘が多い。
おまけに冬は冷え込み、雪も少なくない。
スバルにはもってこいの市場なのだろう」…と。

もちろん、その見方は間違いじゃなかった。
ここ米国・ニューイングランド地方は、
スバルの持つ「技能」(高い安全性や走行性)が、
より発揮しやすい地域であることは確かだから。

けれども、
あれこれ調べてみると、
スバル車がやたらと多いのはそれだけの理由じゃないようだ。



スバル1
(アマースト大学駐車場、photo:Kazuhiko Iimura)



まずは、今どれぐらい「スバル」が好調なのか。
数字で見てみると…

世界販売は今期、前期比13%増の72万台。
2年ぶりに最多記録を塗り替える。
そして史上最高益!
日本国内工場は24時間フル稼働状態。
その半分がアメリカ向けである。


「スバル」人気、いまや全米規模に拡大中!

アメリカ北東部のニューイングランド地方や山の多い地域には、
「スバリスト」と呼ばれる人たちいて、
彼らは、スバル車で大いなる自然を疾走している。
まあ、これは理解できる。
スバルならでは「走り」が堪能できるわけだから。
それがこのところ、
これまでの地盤だった山岳地帯だけではなく、
西海岸のロサンゼルスやアトランタ、
ダラス、オーランドなど南部でも販売が急増している。

アメリカの有力な消費者情報誌「コンシューマー・レポート」が発表した、
2012年の自動車メーカーランキングでは、
「スバル」が堂々の1位を獲得!
部門別でも、
「インプレッサ」が小型セダン部門で首位になっている。



スバル6



成功の鍵は?

各種報道を総合すると、スバルの成功の秘密は、
ドライバーの好みをしっかり理解していることにつきる。
スバル好きの客層は、知性的で、新しいものへの関心が強い。
年齢では、業界平均よりも3歳若く、
その四分の一以上が大学卒だといわれている。
さらに、
自由を好み、経済力はしっかりしている。

「平均所得は88,000ドル。これはホンダとほぼ同じ、
トヨタよりも1万ドル高い」
(市場調査会社Strategic Visionデータ)

その一方で、彼らは倹約家。
自分の経済力で余裕をもって買える車を選ぶ。
36%は、現金で車を買うという。

スバル・オブ・アメリカのマーケティング責任者は…
「スバルに乗る人々は高級車のオーナーとは違い、
品物を買うのではなく、経験を買っているのだ」と説明。
「堅実な購買層にセンスある商品を提供することで、
市場環境の悪化した2009年を乗り切り
その後、過去最高の販売と市場シェアを獲得した」



スバル3



ちなみに、
増産を続けるスバルのインディアナ州の工場。
この工場は、野生生物保護区域(環境保護地域)に立地しているため、
埋め立て地に送るような廃棄物をださないことが義務付けられているという。

ここに工場をつくったのは、
環境保護に取り組んでいるスバルの理念からだが、
結果として、
環境保護に関心をもってる人からの強い支持を得ている。
同時に、構築される「ブランド力」は当然強い。



スバル2



メインストリート
(アマースト・センター、photo:Kazuhiko Iimura)



スバル、いいじゃない。
改めてそう思うようになったのは、
マサチューセッツに住みはじめ、
街中を快走する多くの「スバル」を日々目にするようになったから。

もう10年以上前になるけれど、
東京で経済系の報道番組を担当していたころ、
富士重工の社長がゲストとして番組に登場した。
そのときの社長のコメントが印象的だった。

「わが社は“ふかぼり”ですから」

水平対向エンジンやら四輪駆動技術。
スバル車の安全性と走行性は、
車種を少数に絞り込み、技術面等々で深く掘り込んだ結果…。

で、考える。
こんど車を買い替えるときがきたらどうしようか…と。
いま我が家には、古〜い「サーブ」(おまけにコンバーティブル)がある。
それも親戚からの「おさがり」だ。
そう遠くない将来に走れなくなるだろう。
さてそのとき「スバル」を選ぶのか?
どうだろう…
まあ、そのときだ。

(飯村和彦)

newyork01double at 08:58|PermalinkComments(0)

2009年03月23日

梅の「色」



「梅は咲いたか、桜はまだかいな…」
などといっている間に、
もうすぐ、桜の季節である。
ブログ更新を怠っていると、
大切な四季にさえ、乗り遅れる。

↓は、娘の描いた絵。
「梅」の木である。


梅の色


花の色、素晴らしいでしょ?
いかにも梅だ。
堂々と記している「梅」という文字もいい。

いつだったか彼女に、
「もし死んじゃうとしたら、
最後に食べたいものは何?」
と質問したことがあった。
10歳の娘に対する問いとしては、
幾分、哲学的に過ぎるものだったが、
彼女は、
「梅干」と即答した。

我が家では毎年、梅干を作っている。
近所の公園で「収穫」した梅を、
妻が慣れた手つきで漬け込む。
その梅干のことだ。
スーパーで売っている甘ったるい梅干ではない。
想像するとパブロフよろしく、
じわりと口の中に唾液が溜まる、
梅干らしい梅干である。

と、ここまで書いてふと思う。
将来、娘にとって「母の味」とは、
やはり、あの梅干の味になるんだろうなあ…と。
………
悪くない。
とってもいいじゃない?


ranking人気ブログランキングへ!

(飯村和彦)



newyork01double at 02:14|PermalinkComments(0)

2008年02月03日

スノーマンだ!



静かな朝だった。
何気なくカーテンを開けると、
外は雪景色。
ほほう、と驚いた。

とはいっても、
そのうち雨にかわるのだろう…
と思っていたのだが、
これが、みるみる積もる。

ならばということで、
娘、屋上に上り、
雪だるまをつくった。


スノーマン1


英語では「スノーマン」。
妻によると、
スノーマンは“三段重ね”なのだそうだ。
という訳で、
↓のような形になった。


スノーマン2


愛嬌のあるスノーマンである。
鼻はピノキオのようだが…。


ranking人気ブログランキングへ!

(飯村和彦)


newyork01double at 15:12|PermalinkComments(0)

2007年08月31日

時を告げる花



正式名(和名)は、ヒツジグサ(未草)。
けれども、「睡蓮(スイレン)」といった方がピンとくる。
参考までに、
スイレンは、園芸上の呼び名らしい。
↓は、実家の池のもの。


スイレン


和名の「未草(ヒツジグサ)」の“ヒツジ”は、
「未の刻」からきている。
未の刻は、今でいう「午後2時」にあたるが、
実際に、この花がその時刻に花を開く訳じゃない。
だいたい、
午前11時頃から咲き始め、夕方4時頃萎んでいく。

にもかかわらず、
どうして「未草」という和名がついているのか?
…不明(というか、調べていないだけ)。

ものの本によると、
スイレン(睡蓮)の学名は、「Nymphaea colorata 」
一方、ヒツジグサ(未草)は、「Nymphaea tetragona」
つまり、ちょっとだけ違うのか?

まあ、いい。
ちなみに、双方に共通する「 Nymphaea 」は、
水の女神である、
「Nympha(ニンファー)」から。
これは納得できる。

ついでだが、睡蓮(スイレン)の方の花言葉は、
「心の純潔、純情・信頼」だという。
これも、なんとなく納得できるね。
ともかく、素敵な花だ。
モネが絵にしたのも頷けるというもの。


ranking人気ブログランキングへ!

(飯村和彦)


newyork01double at 18:26|PermalinkComments(0)

2007年08月26日

ヤギ…ある農園にて。



オクラを丸齧りするヤギ。
もちろん、
オクラは獲れたてのもの。


オクラとヤギ


ちなみに、
オクラを餌にしているヤギの乳は、
オクラの味がする…。

さて、
ある農園でのこと。
詳細は後日(明日?)に!


ranking人気ブログランキングへ!

(飯村和彦)


newyork01double at 12:20|PermalinkComments(2)

2007年08月19日

砂と花と海岸と…式根島



式根島に限らず、
新島なども、
その海岸線の特徴は…リアス式。


リアス式海岸


↑は神引展望台からの風景。
壮観である。

また、
↓は“島の花”…ハマユウ。
いたるところに咲いている。
清楚だ。


ハマユウ


砂は暑い。
けれども、
それがまた心地よい。


砂の中


娘。
暑さに負けず、
影と風を味方に付けて、
止まった時間に身を委ねる。
悪くないなあ…。


ranking人気ブログランキングへ!

(飯村和彦)


newyork01double at 14:20|PermalinkComments(2)

2007年08月18日

式根島、美しき海


東京から小型ジェット(調布空港発)で約50分、
竹芝桟橋から高速船で約2時間半。

式根島は、
人口約600、周囲12キロの小さな島だが、
頗る感じのよいところ。
ともかく、
想像以上に海が澄んでいる。


泊海岸


↑は泊海岸。
内海になっているので波が静か。
また、
こじんまりとした趣もいい。
人の数も、多過ぎず、少な過ぎず。
この按配が重要だ。
多過ぎるとうんざりするが、
少な過ぎると寂しいもの。


透明度


↓は大浦海岸にある岩。
“馬”が海水を飲んでいる形をしているらしい。
…どう?


馬岩


確かに、そう見えるね。
馬の横顔だ。
リアリティのある形である。

この島、
岩場近くで海に潜ると、
必ず、水中を泳ぐ魚の群れに遭遇する。
コバルトスズメチョウチョウウオ等々、
熱帯魚も数多い。


磯辺


伊豆七島周辺には、
多種多様の魚が生息しているということを、
改めて実感できる。
ダイビングなんて大袈裟なものじゃない。
ゴーグルだけで充分楽しめて、
間違いなく、
時間を忘れられる。


ranking人気ブログランキングへ!

(飯村和彦)


newyork01double at 11:19|PermalinkComments(0)

2007年08月04日

NY・ヤンキースタジアム



松井選手が、
7月の“月間MVP”に輝いた。
彼にしてみれば、
「もう終わったこと」
なのだろうが、見事だ。


ヤンキースタジアム
(Photo:Kazuhiko Iimura)


ヤンキースタジムには、
地下鉄に乗って、
何度も足を運んだ。

あの伊良部投手が、
初めてこのマウンドに上がり、
勝利を収めた試合は、
スコアボードの真下に立ち、
その一球一球を眺めた。

そういえば、
伊良部投手も、
かつて、
月間MVPに輝いている。
………
今は、
どうしているのか。



Twinカッコイイ・NEWYORK 【Tシャツ】!




(飯村和彦)


newyork01double at 21:16|PermalinkComments(0)

2007年07月17日

歌舞伎俳優の顔



国立劇場。
その2階ロビーに居並ぶ、
歌舞伎界の巨星たち。

さて、
下の4人。
誰が誰だか分かりますか?


歌舞伎1


歌舞伎3


歌舞伎2


歌舞伎4


本来なら、
ここで「答え」を記すべき。
ところが、
私自身も不確か故、
答えはなし。

いづれも高名な方の「お顔」なので、
ご存知の方も多いでしょう。




(飯村和彦)


newyork01double at 11:47|PermalinkComments(0)

2007年06月16日

娘と馬と、その名前



馬好きの娘と…。
馬事公苑。
見る馬、見る馬すべてに、
勝手に名前をつけて見た。


競馬


「アンドロポフ」
とか、
「ステファントロノフ」
とか、
「チャランポラン」
とか…。

すると、
「ベーグマン」は、
我らの手に鼻頭をこすり付けてきた。
………

これ、やってみると面白い。
知らない馬に対しても、
妙な親近感が湧いてくるのだ。


うんてい


(飯村和彦)


newyork01double at 18:55|PermalinkComments(0)

2007年06月04日

元気なサッカー少年たち



ブログ更新が、
滞っておりました。
また、
明日(?)から、
ボチボチと…、記します。

ところで、
サッカー少年たちには、
「ボチボチ」
なんて曖昧な状態、
ないんだろうなあ。


サッカーだ



(飯村和彦)


newyork01double at 22:21|PermalinkComments(0)

2007年02月11日

娘と、今日は碑文谷へ!



晴天につき、
本日も、
きのうに引き続き、
娘と外出。

で、
行ったのが、
懐かしい、「碑文谷公園」


碑文谷い


碑文谷あ


以前は、
この公園の近くに住まいがあったので、
それこそ、
毎日、行っていたところ。

きょう気がついた点は、
池の真ん中にある、
神社が改築されていたこと。
昔は、ボロボロだったから。

さて、
この公園では、
馬に乗れる。
約6年間。
ほぼ毎日、乗っていたから、
我が家の子供たちは、
全ての馬と仲良しだった。

きょうも、
一頭、当時からの馬がいた。
「ステラ」という雌。
元気そうだったので、一安心。
旧友再会…という感じかな。

さあ、
明日から地獄(?)の「編集作業」。
休日返上である。


ranking人気ブログランキングへ! …ご協力を!

(飯村和彦)


newyork01double at 16:17|PermalinkComments(6)

2007年02月10日

娘と六本木でデート!



久々の休日。
で、
娘と外へ。


六本木1


六本木2


六本木3


さあ、
いつまで、
こんな素敵な週末を送れることか…。


ranking人気ブログランキングへ! …ご協力を!

(飯村和彦)


newyork01double at 17:23|PermalinkComments(0)

2007年02月03日

韓国の「ドラえもん」は、ちょっと違う



ドラえもん、
のび太
ジャイアン

などのキャラクターは一緒なのだか、
一部の登場人物は、
明らかに違う。


どら1


↓の青シャツの男の子は、
「できすぎ君」かな?
…と思ったが、
あまりにも、絵が酷い。


どら2


ジャイアンたちは、
日本では、いつも「野球」。
それが、
韓国では、
↓のように「サッカー」である。


どら3


勿論、
文字は、全て「韓国語」
↓は、
のび太の教科書だったか…。


どら4

どら5


ところ変われば、
アニメの味付けも変わる訳だ。

ちなみに、
「クレヨンしんちゃん」
も放映されていたが、
こちらは、
絵そのものが、かなり雑になっていた。
残念である。


ranking人気ブログランキングへ! …ご協力を!

(飯村和彦)


newyork01double at 16:12|PermalinkComments(9)

2007年01月28日

マッチ箱のような電車が走っていた頃



子どもの頃、
筑波山の麓に広がる田園を、
マッチ箱のような、
朱色の電車が走っていた。

電車といっても、
「ディーゼル」エンジン。

関東鉄道「筑波線」

大抵、たった1輌で走っていたその電車は、
確か、
北海道のどこかの路線から、
払い下げになったものだった。
その証拠に、
冬ともなると、車輌に、
「だるまストーブ」がついていた。


電車


北海道・夕張市。
破綻した街の今後が、
盛んに語られている。

もしかしたら、
子どもの頃に乗っていたあの朱色の車輌は、
夕張あたりから来ていたのかなあ…。

筑波線は、
地域住民に惜しまれながら、
約20年ほど前、廃線になった。
失ったもの。
その価値は、失って初めて実感する。


ranking人気ブログランキングへ! …ご協力を!

(飯村和彦)


newyork01double at 10:39|PermalinkComments(0)

2006年10月20日

猫の「でっかい顔」写真



休日。

Hi…
どうだい調子は?
ん?
なに?



大きいミルキー



「…………」

そう?
そうかい。
いいじゃない、ミルキー。
OK!
じゃ…。


[追記]


ミルキー、
1年3ヶ月前は…


赤ちゃんミルキー


目が、
とび色だったんだなあ…。


ranking人気ブログランキングへ! …さて…!

(飯村和彦)


newyork01double at 23:32|PermalinkComments(4)

2006年10月14日

美しい国=憎いし苦痛



ものの真相を知るには、
それ自体を、
ひっくり返したり、
斜に眺めたり、
反転したり…すると、
見えてくることがある。

例えば、写真。


紫花


この写真を、
反転すると、↓のようになる。


紫花反転


同じ花、
同じ輪郭、なのに、
それまで気づかなかった「影」の部分が、
浮き出てくる。

さて、そこで、
安倍総理のスローガン、
「美しい国」
「うつくしいくに」

これを、
逆さにすると(逆から読むと)
「にくいしくつう」

つまり、
「憎いし苦痛」…となる。

結構面白い。
ニューズウィーク誌で、
ある人が紹介していたもの。

ひとそれぞれ、
立場によって、
見方、感じ方は様々…。

ある人にとっては“美しく”ても、
別の人たちにとっては“おぞましい”もの、
あるのでは?

とまれ、
ここ数日、
猛烈に忙しく、
記事をアップできませんでした。
あしからず…


(飯村和彦)


newyork01double at 12:32|PermalinkComments(10)

2006年10月07日

かわいい動物キャラじゃない?



週末だから…。
つたないけれど、
なかなか、
味のあるイラストを…。
全て娘の作品!



まず、「うさぎ」

ウサギ絵



「うさぎ」だと思ってみることが、
肝要…。



次が、「ぞう」

ゾウ絵



長い鼻がポイント。
確かに、「ぞう」だ。



次が、「ねこ」

ネコ絵



ひげ…が特徴?
なるほど、「ねこ」だと分かる。



最後が、「クマ」

クマ絵



小熊だな…。
この熊なら、人を襲ったりしないだろう。
いいじゃない?

娘、
ノートの裏側に、コチョコチョと描いた。
時間にして、ほんの数分。
それぞれ、
うさぎにも、ぞうにも、
ねこにも、くまにも、
似ているようで、似ていないところがいい。

動物の種類は違っても、
「一つのキャラクター」で、
きちんと統一されているところが、
凄いと思う。
こんな芸当、
大人には、なかなか出来ないから。


ranking人気ブログランキングへ! ご協力を…!

(飯村和彦)


newyork01double at 13:21|PermalinkComments(6)

2006年10月01日

案山子(かかし)は何を考える?



考えてみると、
案山子って、
孤独だなあ…。

たった一人で、
稲穂を見守る。
だからといって、
「声」をだせる訳じゃない。


案山子


例えば、運悪く、
スズメの襲来を受けたとしても、
応戦できない。
手も足もだせない。

つまり、
自分自身の「存在」だけで、
全ての使命を、
全うすることを義務づけられているのだ。
「存在感」だけが勝負。

けれど、
だからこそ「共感」」が沸く。
思わず、
「ガンバレ!」
と、声をかけたくなるというもの。
本当は、
「ガンバレ!」という掛け声、
好きではないのだけれど…。

「…で、どうよ、頑張りきれる?」
無理はしていないだろうけれど、
諦めないで!


(飯村和彦)


newyork01double at 10:04|PermalinkComments(2)

2006年09月30日

ビールが爆裂!



苛立ちは、
ビールにさえも伝わるのか!?

安倍さんの所信表明に怒っていたら、
どうやら、
ビールにも伝播したらしく、
↓のように破裂していた。


ビール爆発1


まあ、
冷凍庫で急速に!
…などと、
愚かなことを考えたのは自分だが…。


ビール爆発2


それにしても、
見事に“爆裂”している。
と同時に、
「とっても危ない!」
…良い子の皆さん、絶対に真似しないで!

一度爆発したらもうお仕舞い。
それで終わり。
あっけないもの…。

強引に今の日本に置き換えれば、
一歩、
憲法改正に踏み出せば、
あっけなく、
”戦争のできる”日本になって、
気が付いたら、
子供が戦争に行くことになり、
作戦と称して、人を沢山殺していく”

…なんてことになりかねない。

で、その時になって、
「そんな約束じゃなかったゾ!」
と、いくら悔やんでも、
後の祭り。
そう…、後の祭りなのです!

それだけは、
御免、じゃない?



(飯村和彦)


newyork01double at 19:27|PermalinkComments(8)

2006年09月23日

バッタのSEX、青春だ!


この写真、
色合いが良いでしょ?

子孫を残す…という大事な仕事。
バッタの交尾だ。


バッタ2


秋深し…?
本日は彼岸。
よりて、筑波山へ墓参り。


ranking人気ブログランキングへ! ご協力を…!

(飯村和彦)


newyork01double at 09:08|PermalinkComments(12)

2006年09月16日

白いバッファローがいた!



ちょっとした発見だった。
バッファローといえば、
黒に近い焦げ茶色…、
それが一般的な知識だろう。


バッファロー子供


↑の写真は、生まれて数ヶ月のバッファロー。
幼いゆえ、
勇ましさはないが、やはり色は焦げ茶色。

ところが…である。
コロラドで見た、
↓のバッファローは…。


白いバッファロー1


毛色が“白”なのだ。
白といっても、もちろん純白ではないが、
知識として知っている、
バッファローの色とは明らかに違う。

突然変異の、
バッファロー版「アルバイノ」(…いわゆる白子)かと思いきや、
それがそうではなく、
こんな毛色の種類なのだそうだ。
その証拠が↓


白いバッファロー目


アルバイノなら、
瞳の色が青(…というか水色)になるのだという。
ところが、
このバッファローの瞳は、
他のバッファローと同じ焦げ茶色。
そこで、
アルバイノであるか、
そうでないかが見分けられるのだと説明された。

ちなみにバッファローは、
アメリカン・バイソンのことである。


ranking人気ブログランキングへ! ご協力を…!

(飯村和彦)


newyork01double at 09:40|PermalinkComments(8)

2006年07月17日

箱を開けたら…25年という歳月



ある箱を開けて驚いた。
そんな時代もあったなあ…と。

何度か引越しをして、
その都度、
いくつもの箱を作ってきたが、
なかには、
引越し後も開けられることなく、
そのまま押入れや倉庫の中で眠っている箱がある。

そんな箱の一つを、
たまたま、開けた。
多分、きょうが休日だったから…。

で、箱の中からでてきたものが、
↓のエンブレム。


映画工房、御伽草子


学生時代に作ったもの。
“ほほほう…”と思わずひとり唸ってしまった。
25年も前になる。
仲間を集めて、
好き勝手に映画をつくっていたころのものだ。

「映画工房・御伽草子」
文学ではなく映画の団体なのに、
らしからぬ名前だが、ネーミングしたのは兄だった。
由来は、
吉田拓郎さんの「伽草子」という曲。
それに、
「御」の一文字をつけたようだ。

あの頃は、
暇さえあれば映画、映画だった。
社会人と学生からなる奇妙な団体は、
ガラガラとフィルムを回しては、
出来上がった映画を、
あーでもいない、こーでもないと論評しあった。

自主映画、花盛りの頃…。

8mm映画「高校大パニック」でデビューした石井聰亙さん(監督)が、
「狂い咲きサンダーロード」(1980年)、
「爆裂都市Burst City」(1982年)、
「逆噴射家族」(1984年)……等々で活躍していた時期である。

あれから25年…。
あっという間だったなあ…というのが正直なところ。
本当に…、
“箱を開けたら、そこに25年前があった”
という感覚。

まあ、
それだけ歳をとったということ?
もちろん、
「まだまだ若いじゃないか!」
との声も聞こえる。
けれども、それって“もう若くないよね”とほぼ同義語では?

…と、なにやら妙な話になってしまったが、
過去を懐かしむには当然、早い。
人生に四季があるとすれば、
そうだなあ、
まだ、夏の終わりぐらい?


ranking人気ブログランキングへ! ご協力を…!

(飯村和彦)


newyork01double at 16:23|PermalinkComments(2)

2006年07月10日

アメリカ通販カタログ(2)



きょうは、通販カタログから、
一気に5つ。
さてさて、
興味深いものは…?


まずは、お犬さま用goods

犬用ステップ


これを使えば、
お犬さまが、
楽に、車の乗り降りができるらしい。
でも、大抵の犬は飛び乗るんじゃないの?
う〜む…。
お年寄り犬やハンディキャップ犬には必要なのか?
まあ、カタログにはそんなことまで書いてないが、
そう考えれば理解できる。

$178.00。
ちょっと、高い?



こちらは、金魚さま

フィッシュボール

金魚の形の金魚鉢だ。
分かりやすくていい。
きちんと水を替えてあげれば、十分使える。

値段は、
サイズによって$69〜$175まで。
悪くない? ちょっと高い?



で、またまた引き回し系

犬、引き回し


なんというのか、
この手の商品が多いということは、
アメリカの犬さまは、
全体的に、
体力が落ち始めているということ?

げげ、$119.95だ。
やっぱり、運動させたほうがいいよね。



次は、飛行機内で使うもの

機内着


繭だね、これ。
確かに、飛行機に乗っていると、
無闇に寒くなるときがある。
けれども、
ここまで必要なのかなあ。
いざというときに、
脱ぐのに手間取って、慌てない?

値段は$99.99。



最後は、結構いけてる水辺の道具

人間ミズスマシ


どう見ても「ミズスマシ」だよね。
これ、とってもいい。
水面をぴょんぴょん、ス〜イス〜イ…。
乗ってみたい!

$499.99。
ちょっと高いが、耐久性があれば悪くない。
もっとも、
家の近くに大きな池が必要か…。
そっちの方がネックだな。


という訳で、
今回のカタログ商品はどうだった?
ペット系が多かったけれど、
まあ、それはご愛嬌。
次回はもう少し、
実用的(?)なものを…。


(飯村和彦)


newyork01double at 19:54|PermalinkComments(4)

2006年07月09日

アメリカ通販カタログ(1)…週末だから!



疲労がドドーッとでたらしく、
気づいたら、
朝の9時。
昨晩から14時間、
ぶっ続けで眠っていた。
疲れが、
日を置いてでるというのは、歳だなあ…。

さて、
久しぶりに米国通販カタログ。
ノースウェスト航空機内誌から。
笑えるもの、
アメリカならではのもの…あるのか?


まず、ペット用ストローラー

犬用カート


ちょっと目は、
なんとなく収まった感じ。
でも、
これってやはり不自然じゃない?
健康な犬なら、歩かないとダメでしょ。
猫も、これで嬉しいのか?

値段は、$129.95。


次は、スイミングgoods

水中ウォークマン


スイマー待望の一品!
…との触れ込み。
泳ぎながら、
好きな音楽を楽しめるらしい。

なんでも、
頭の「骨」を通して音楽を聴く代物。
最新テクノロジーだとも…。
ウォークマンじゃなくて「スウィムマン」か?
値段は、$199.00


本日最後は、サメ

サメ、ラジコン


やっぱり、
こんなラジコン、作っちゃうんだよなあ。
「ジョーズ」だよ、ジョーズ!
約120メートル離れたところから、
操縦できるとある。
結構やるなあ…。
一回の充電で15分、使えるらしい。

さすが、リモコン先進国の商品だ。
値段も安い。
$24.95
一緒に泳ぐこともできるとのこと。

でも、
趣味は良くないな、これ。
サメだからなあ…。
お年寄りの多い(…勿論、サメも多い)フロリダのビーチに、
このラジコンサメが現われたら、
おじいちゃん、おばあちゃん…失神しちゃうかも。

という訳で、
続きは明日に…。


(飯村和彦)


newyork01double at 11:42|PermalinkComments(0)

2006年05月04日

美人・肖像画だ!



こちらの肖像画は、
なかなか似ている。
…といっても、
実物女性と比較しないと分からないかもしれないが、
信じてもらうしかない。


肖像画


絵画も「集中」することが肝要だと知った。
クリスチン(…だったか)先生によると、
誰でも出来るらしい。


rankingひと押し、ご協力を!

(飯村和彦)



newyork01double at 10:53|PermalinkComments(4)

2006年05月03日

「ジョン・レノン」じゃないよ!



困った困った…。
なに?
ジョン・レノン?
それは、かなり褒め過ぎだよ(笑)。


自画像


「右脳を鍛える絵画教室」
というのがあって、
そこで、描いた自画像。
約4時間かけて完成させたもの。

実物より、
相当やさしそうな顔つきであり、
相当若い!
やっぱり「欲」がでるんだなあ…。

自画像は難しい。
他人を描くと、
それなりに似た顔に仕上がるのに…。


rankingひと押し、ご協力を!

(飯村和彦)



newyork01double at 23:02|PermalinkComments(4)

2006年04月29日

目指すは「巨人の星」?



我が家の近所にある塀。
そこに、
かくも鮮明な「ボール痕」が残っていた。



ボール1



キャッチボールする相手がいないの?
友達は?
お父さんは?



ボール2



つい、そんなことを考えてしまう。
塀は、自分の家のものだろうから、
少々の「ボール痕」は仕方ないのだろう。

ボール痕が無くなる日=「パートナーを見つけた日」
…ということになるの?

一日も早く、
そんな日が、この野球少年に来て欲しい。
ガンバレ!


rankingひと押し、ご協力を!

(飯村和彦)


newyork01double at 12:10|PermalinkComments(8)

2006年04月16日

エンパイヤ・ピルの夜景



きょうは、マンハッタンの夕景。
当然、
街のシンボルの一つ、
エンパイアステイト・ビルを入れ込んだ。

きのう、
アップした「真下から姿」と、
この「夕方の姿」を、
頭の中で合成すると、
ビルそのものが、
立体的、且つカラフルなイメージとなって、
網膜の内側に立ち上がってこない?



エンパイア夜景



さて、
今日の東京は小雨模様。

明日、月曜日からは、
しばらくの間、
また沖縄・石垣島。
ちょっとタフな取材である。


rankingひと押し、ご協力を!

(飯村和彦)


newyork01double at 12:09|PermalinkComments(6)

2006年01月14日

凄い刺青!




人間という生き物は、
ときに、
考えられないようなことをする。

もう2年ほど前になるのか…。
家族で、
ニューヨークからアーカンソーへ、
ゆっくりと車で旅行していたときのことだ。

走行距離は約2000キロ。

風景が変わらないハイウェイよりは、
道沿いにある街の変化を楽しめるローカルロードを走ろう!
ということで、
日本でいう県道のような道をのろのろと南下。
で、なにか面白そうな看板があれば、
躊躇なく砂利道に入り、
子供たちが「あれ!」と指差せば、
車を止めてひと休み…。

私たちが「その人物」を見かけたのは、
そんな旅の行程の、
丁度半分を過ぎたあたりだった。

観光地でもなんでもない、
ごくありふれた、
なんの特徴もない、
それこそ「This is U.S.A.」という街のガソリンスタンド。
そこで車に給油していると、

「見て、あの人!」

と、妻がすっとんきょうな声を上げた。

日本人などまったくいないのは勿論のこと、
洒落たレストランなども一軒もない、
どちらかといえば、うらぶれた街だ。
いったい、何があったのかと妻の指差す前方に目をやると、
一人の白人男性が立っていた。

「なにか、どうなの?」
と私。
「見てよ、あの人の首!」
と妻。

それで、改めて目の前に立っている男性の首筋を見て、
驚いた!
本当に、驚いた。

「うそだろう!!!」……と。

その理由が下の写真である。




父の刺青



どういう訳なのか、
日本語、それも漢字の、
「父」
という一文字を、刺青にしていたのだ。

数年前から、
漢字をデザインに使った野球帽や、
スニーカーがアメリカで流行っているのは知っていたが、
漢字を刺青にしている人を見たのは初めてだった。
おまけに、その文字が、
「禅」や「力」や「勇」や「魂」ではない、

「父」…。

これって、やっぱりビックリだよね。
おまけに、ビックリだけじゃなくて、なんとも可愛い。

で、車を飛び降り、その男性に、
「どうして“父”なの?」
と尋ねたところ、
「息子が生まれたとき、彫り師に勧められてね」
との答えだった。

たまに、英語で、
「Mother」という刺青を入れている男性はいるが、
日本語で「父」なんてのは見たことがない。
ましてや、
彼自身、
「日本語? 一言も知らないよ」
とのこと。

なんちゅうか、凄いでしょ?
「父親としての自覚」
その証、なのかななあ…。

(飯村和彦)

ranking←ひと押し、お願いします!



newyork01double at 10:34|PermalinkComments(18)

2006年01月09日

人面馬か?





人面ウマ?




ここまでやるかなあ…。
「その子は、お父さんにそっくりだった!」
…とまで書いている。

この手のアイディア、
どんなところから沸いてくるんだろう。
でも、
この新聞の編集者、
毎日が、楽しいだろうなあ。

ちょっとだけ、
羨ましい。

(飯村和彦)

ranking←ご協力を…お願いします!


newyork01double at 13:18|PermalinkComments(12)

2006年01月08日

人喰いザメ?:週末だから!





人食いザメだ




マンハッタンでは、
こんな新聞が、売れていた。
発行して売る新聞社も凄いが、
買う方も偉い。

この記事の内容…
「人喰いザメに、
体の半分を食いちぎられたにも係わらず、
命をとりとめた男」
ご丁寧にも、
その男性の写真まで掲載されている。

10人中9人は、
「よくぞ、ここまで馬鹿げた話を…」
と、この手の新聞をジョークの一種として
“楽しんで”いるはず。

ところが、
10人のうち一人ぐらいは、
「ほんとに!?」
とばかりに、信じてしまいかねない。
そんな冗談のような「気配」が、ニューヨークというか、
アメリカにはある。

まあ、
信仰上の理由とはいえ、
ブッシュ大統領自身が、
「ダーウィンの進化論」を、“戯けた作り話”として、
まったく信用していない訳だからなあ。
面白いというか、懐が深すぎるというか、
なんというか…。

(飯村和彦)

ranking←ご協力を…お願いします!




newyork01double at 15:25|PermalinkComments(4)

2006年01月07日

愉快な写真:週末だから!





久しぶりだなあ…「週末だから!」
またもや、
妻の知人からの写真メール。
さて、どんな具合か?





その犬、食用?

犬を食う?



日本でだと、
特になんてことない写真だけれど、
これが「中国」だからおかしい。
もしかすると、
食用なのか、そうでないのか、
きちんと確かめる必要なありそうだから…。





なんか気になるなあ、君が…

似てるぞ!



似ているということと、
その似ている対象に好感を持つということは、
まったく、別の話。

「似たもの同士」…という言葉。
当然なのだが、
その際、お互い、仲が良いとは限らない。
でも、「似たもの同士=仲良し」と、
勝手に思い込んでしまう人、
結構多いのだ。





気持ちは分かるけど…

ちょっとな…



撮影した人の気持ちは分かるけど、
ちょっとね〜。

着想というか、発見というか、
そのアイディアは可笑しいけど…。
協力してくれた猫に、「感謝」か?

(飯村和彦)

ranking←ご協力を…お願いします!


newyork01double at 16:37|PermalinkComments(14)

2005年12月18日

「トラと抱擁」:happy?写真集



きのうに引き続き、
「週末だから!」の写真集。
さて、みんなは、
どの写真が気になるのか?!
で、
どんな想像を巡らせる?



他人事じゃないなあ…!

他人事じゃない、ケーキ



悪くない。
まったく、…いい。
こんなウェディング・ケーキが、
実際にあったら(…あったのか?)どうだろう。

もしかすると、
新郎、気が楽になるかも…。
「夫婦の力関係」をはっきり「表明」することで、
気張る必要がなくなるだろうから。
どう?



窮屈だよ、これじゃ!

窮屈だよ、猫



これはマズいだろう。
窮屈だ。
見ていて、こっちの体がムズムズしてくる。
「囚われの身」にはなりたくない!

しかし、ここに至った経緯が気になる。
やっぱり、
自然に考えれば、
飼い主がハンガーに入れたとうことになるが、
もしかすると、
「猫が自分で…」とい線も、
可能性は低いが捨てきれない。

というのは、
もし、飼い主がこうしたのなら、
「なに? 猫がかわいそうじゃない!」
との反発をかうのは必死だ。
よって、
そうじゃないからこそ、
写真に撮って見せたくなった…と考えたいところだ。

まあ、どうでもいいかそんなこと。
この猫、
とっても、気持ち良さそうだから…。



やってみたいゾ、こんな抱擁なら!

トラとの抱擁



写真の男性、
どんな気持ちなのだろう?
想像するだけで、
わくわく、どきどき…じゃない?

いいなあ。
まったく、羨ましい。
人間とトラが、
それも互いにきちんと向き合って、
こんな関係になれるって…。

でも、このトラ、
「とろん…」とした目なんかしてないよなあ。

中国だと、
「薬」でおとなしくさせた「子供パンダ」を抱っこして、
記念写真が撮れたりするから。

(飯村和彦)






newyork01double at 12:57|PermalinkComments(16)

2005年12月17日

「猫の王道」happy写真集:週末だから!



久しぶりに、
妻の知人からの写真メールから…。
ちょっと「キモイ」のもあるが、
まあ、楽しもう!



王道だ!

猫、王道をいく



…怖くても、
「王道」をいく勇気が必要なときがある。
これって、人間にも言えることだ。
猫の尻尾、
ピン!
と立っているところがいい。
颯爽としてるよね。



苦労が多いんだろうなあ…

カリフォルニア州知事



現カリフォルニア州知事さまだ。
なんとも切ないなあ…。
やっぱり、
人にはそのひとなりの、
「居場所」っていうのがあるのだろう。
向き不向き、能力云々より、
その方が大きいような気がする。



オッパイ、あった!

おっぱいが好き



この写真、個人的には相当気に入ってる。
赤ちゃんの気持ち、分かるよね。
目の前に「突然」、オッパイが現れたんだろうなあ。
そして、
本能的に「パック!」
いいなあ、これ。

でも、口に含んだのはいいけど、
硬くて、
冷たくて、
おまけに、なんにも出てこないんだから、
ちょっと、悲しいか…。

(飯村和彦)






newyork01double at 11:59|PermalinkComments(22)

2005年12月11日

週末だから!:「通販カタログ」(2)



さて、きのうに引き続き、
「機内の友」=通販カタログから。
なんじゃこれ! 
というものばかりではノースウェスト航空に失礼にあたるので、
ちょっといいかも…、
というアイテムも一個、入れた。



庭先にお相撲さん…だ!

力士



なんというか、
この「力士」を庭先に置くかね。
…ライジング・サンの国の伝統。芭蕉の趣…
「重量級チャンピオン(…横綱の意味か?)は、
お宅の庭にぴったりよ!」
ときた。

常々不思議に思うのは、
多くの(…決して全てではない)アメリカ人の日本観。
一言で、どことはいえないが、やっぱり少し歪んでいる。

前評判の高い映画「SAYURI」にしても、
どうして設定が日本人同士の会話が「英語」なんだ?
いくらハリウッド映画だからとはいえ、
もう少し、デリカシーというか、
「尊敬の念」というか…、他国の文化に敬意を払ってもいいだろう。

…話が横道にそれた。
ところで力士の置物は、なんと$98.95だ!



リモコン・ネズミ…だ!

猫用ねずみ?



さて、これは見ての通り猫のオモチャ。
リモコンで走り回るネズミだ。
いつでも目が「赤く」光っているのだそうで、
転んでも、尻尾を「トリッキー」に使ってすぐに立ち上がるらしい。

「疲れた(…この表現だけは上手い!)」ら、
簡単に「チーズをイメージした」コントローラーで、
ネズミに直接、充電できるのが売りだ。

とはいっても、猫が、
このオモチャを「ネズミ」だと認識するとは思えないので、
やっぱり、猫のオモチャというよりは、
猫を飼っている「人間のオモチャ」なんだろうなあ。
値段は……、残念!破ってしまって不明。
いづれにせよ、値が張るものではない。



ちっちゃな「耳あて」だ!

耳あて



この耳あては、まんざら悪くない。
何より、ちっちゃいところがいい。
デザインもあれこれあるようだし。
冬、チビッコが外で遊ぶときに…、いいなあ。
いくらだ? 一組、$7.99だ。



まっかな舌だ!

犬の舌



やるなあ…の一言。
毒性のない自然のゴムを原料に作ってあるらしい。
舌の根元に「ボール」がついているのは、
ポーン!と投げて、
犬が拾ってくるときに威力を発揮するそうだ。

しかし、だ。
骨を噛むように、舌のところをくわえるってことはないのか?
「色を赤くしてあるから大丈夫?」
そうかなあ。几帳面な犬なら分からないでもないが…。
これ、$9.00だ。


最後はオマケ。
下の新聞記事写真は、通販カタログとはまったく関係ない。
13年ほど前、
私が面白がって集めていたタブロイド紙。



相撲、タブロイド



こんな新聞(…と読んで良いのかどうか)が、
毎日、スーパーマーケットに並ぶのだ。
「なんだかなあ…」以外の言葉ないよなあ。
信じられないけれど、
この新聞(?)、
いたって真面目(…ゴメン、この言葉も違うかも)に、
真っ直ぐな筆致で、記事を書いている。

つまり、「真面目に“馬鹿やってる”」ってこと。
正直いうと、私自身、毎日かなり楽しんでいた。
よって、他にも数点、新聞の一面を写真に撮って残してある。

となると私自身も、
「なんだかなあ…」ということになってしまうのか?

(飯村和彦)





newyork01double at 09:57|PermalinkComments(18)

2005年12月10日

週末だから!:機内「通販カタログ」(1)



時間潰し(kill time.…覚えてますか?)にはもってこいだ!
と、あれこれ眺めた。
頭がボーッとして、ややこしいことが出来ない機内にあっては、
このカタログの存在は貴重だ。
「欲しいなあ…」と3秒ぐらい、思うものもないではないが、
大抵は、「よくもまあ…」
ということで、ひとりニヤニヤ笑っている。

カタログは、「消費大国、アメリカの象徴」なのだ!
そんな中から…



ブッシュ・フィギュアだ!

ブッシュ



これ、ブッシュ大統領のフィギュア。
アメリカでは、これにお金をだす人がいるんだなあ。
おまけにこれらの人形、
プチッ!とボタンを押すと、本人の声で喋るらしい。
「…サダム・フセインは悪魔だ! 
俺は神だ! だからイラク戦争は正当だったのだ!…」
と、喋るわけではないのだろうが、
参るよねえ…。$29.95だ。



でかい盗聴器だ!

盗聴か?

100ヤード(…というと約92メートル)
離れたところの会話が聞けるのだという。
いったい何に使うんだ?
盗聴器にしちゃ、でっかすぎるだろうに…。
あっ、バードウォッチングのときにはいいかなあ。
いくらだ? $59.95だそうな…。



犬嫌い?…だ!

犬嫌い



この機械をスイッチON!にしておくと、
50フィート(…つまり約150メートル)先の犬が、
「戦意喪失」するらしい。
簡単にいえば、吠えたり、飛びかかってこないのだ。
そこで疑問。
ならば、どうして写真の犬は、
あんな形相で牙をむいているんだ?
$49.95だ! 



テーブル金魚鉢だ!

水槽テーブル



アクア・テーブルときた。
実はこれが、「3秒間…」欲しいなあ…と思ったアイテム。
熱帯魚を飼っている人間は、まあだいたいそんなもの。
しかし、
掃除やら、水かえやら、
テーブルの角の鋭角さ(…子供がガツンと頭をぶつけると死ぬゾ!)
などなど、ネガティブな面も多い気がする。
おまけに$529.95ときた。

ともかく一回戦、ここでブログにアップしよう。

(飯村和彦)





newyork01double at 09:50|PermalinkComments(6)

2005年11月20日

週末だから!:犬とネコ「スパイがいるゾ!」



週末だから…ということで、
「愉快なペンギン」、
「胎児の足跡?」、
に続く、妻の知人からメールされてきた痛快映像。



猫と犬



「スパイが一匹!?」
まあ、答えは簡単だが、簡単な分おかしい。

とまれ、
「犬」と「猫」の違いとはなんだろう。
見ればすぐに「これは犬」、「あれは猫」、
と判別できる私たちだが、
それもこれも、
周りの人たちから、
「あれは猫で、これは犬だよ」
と、子どもの頃から教え込まれた「結果」のようだ。
教え込まれなければ、どう思うのだろう?
もしかすると、その方が良かったのかも…と考える時もなくはない。

そうはいっても、「犬」と「猫」の違いってナンダ?
改めて考えると面白い。
もちろん、生物学的な差異があるのだろうが…。


(飯村和彦)





newyork01double at 10:50|PermalinkComments(16)

2005年11月10日

週末だから!:「胎児の足跡?」




お腹に足跡



妻の友人がメールしてきた写真。
我が家にも、
子どもたちが母親の胎内にいたときの、
似たような写真とVTRがある。

けれども、
我が家の子どもたちは、
これほどまで鮮やかに、
胎児としての「足跡」を残さなかった。
CGかな?


(飯村和彦)

newyork01double at 15:01|PermalinkComments(15)

2005年11月05日

週末だから!:愉快なペンギン



妻の友人から、
ペンギンの動画(多分CG)がメールされてきた。
一応、「愉快なペンギン」
と、タイトルを勝手につけた。
ともかく良い。
まずは、ご堪能あれ!



愉快なペンギン



この映像には、
「こんなこと、あなたも一度は、やってみたいと思っていたでしょう」
という意味合いのキャプションがついている。

「愉快なペンギン」というよりも、
「率直なペンギン」とか、
「本能的なペンギン」とか、
「人間らしいペンギン」とか、のタイトルの方が良かったか?

皆さんは、どんなタイトルをつけますか?
いろんなアイディア、待ってます!


(飯村和彦)





newyork01double at 15:12|PermalinkComments(14)