世界の風景

2016年03月24日

ISとの対峙方法は?見えない敵との闘い方は?



ベルギー・ブリュッセルで発生したISによるテロを受けて、
アメリカ国内も厳重な警戒態勢が敷かれている。
ニューヨークやロサンゼルス等の空港や駅、繁華街では、
重火器で武装した大勢の警官が眼光鋭く、警戒に当たっている。
確かに、いたるところに武装した警官が存在することは、
「当局が安全確保に力を尽くしている」
という安心感を一般市民に与えるのかもしれない。
もちろん、「大変なことになっている」
という不安感を掻き立てられる人もいるだろうが、
どちらかといえば少しは安心するのだろう。

けれども、
テロ行為そのものを抑止する効果がどれだけあるのか…
との疑問もよぎる。
テロリストにしてみれば、
避けるべき対象(武装した警官等)がはっきりする分、
対抗手段を編み出しやすくなるのでは…と思ってしまう。
そもそも重火器そのもので、
テロリストによる自爆テロ(あるいは爆弾テロ)を抑えることができるのか?





厳戒態勢
(写真:CBSニュースサイトより)




以前取材したテロ対策の元責任者は、
「テロは防ぎようがない。
なぜならテロ行為の主導権を握っているのは、
いつだってテロリストの方だから」
と話していた。
意味するところは、
テロは起きてみないとその「時と場所」は分からないということだ。
稀に「事前にテロを防いだ」という発表がなされることはあるが、
しかしその反動は何倍にもなって帰ってくることが多い。
つまり“見えない敵”の先手を打って相手を見つけ、闘い、
圧するのはそれだけ難しいということだ。

であるならどうだろう、
相手が見えないのなら、こちらも見えない形で対峙してみては? 
マシンガンを携えた警官を大量に街に配備するのと同程度の規模で、
一般市民にしか見えない大勢の警官、
つまり私服警官を大勢配置してテロ警戒に当たらせる。

少なくとも「私服警官」の方が、
重武装した警官より、今まさにテロを実行しようとしているテロリストに対し、
より近くに「存在できる」可能性は高くなるだろう。
上手くいけば、
それとは知らずにそばに居合わせたテロリストを確保できるかもしれない。

しかしそうはいっても、
「私服警官」が辺りにたくさんいるという状況は、
普通に日常生活を送る一般市民にしてみれば居心地が悪いのも確か。
テロ対策とはいえ、
自分の気づかないところで監視されるのを快くは受け入れがたい。
昨今、街中に監視カメラが設置されていて、
四六時中見張られている現実もあるけれど。

もちろん、
「私服警官」の増員等の対策は既に取り入れているのかもしれない。
(ただ、その事実がテロ組織側に周知されていないと抑止効果は低くなる…)
さらには「素人の浅知恵。そんなに甘くない」ともいわれるだろうが、
少なくとも、、
街に重火器をもった警官が溢れる現状が最適だとは思えない。
狡猾な連中に正攻法は通じないだろうから。

拳が震えるほど悔しいが、
今ごろISの連中は、ほくそ笑んでいるに違いない。
パリに続き、ブリュッセルでも大規模テロを成功させたばかりか、
そのテロを受け、
世界中がまたも厳戒態勢に入って騒然としている訳だから。
マシンガンを抱えた多数の警官が、
ニューヨーク地下鉄の入り口に立つ光景をニュースで見ながら、
連中は「(今回も)目的達成…」と実感していることだろう。

ISの最終目的は、
自分たち(といってもほんの僅かな限られた人数らしい)以外の人間を
この世から排除することだという。
その手段が、
自分たち以外の人間同士、
国家間や勢力同士で殺し合いをさせることであり、
自分たちへの憎悪を増幅させ、
自分たちのもとにできるだけ多くの人間をおびき寄せ、
そこで殺戮を繰り返すこと。

例えば、
有志連合による空爆で一般市民の犠牲がでてもなんとも思わない。
誰であれ、最終的に「他の人間」は必要ないのだから。

したがって、
ISの思考の中には「話し合いでの解決」という項目はないのだという。
自分たち以外の存在を認めないわけだから、
ネゴシエーションの余地もない。

そんな連中に対峙していくのは容易なことじゃない。
心を開いて話したくても受け付けないだろうし、
力でねじ伏せるには、
こちら側の犠牲が多くなり過ぎる(既にかなりの犠牲がでている)。

「テロには屈しない」と声高に叫んでも、
連中にはまったく響かないだろうし。

じゃあどうすればいい?
わからない。
でも、わらないことをまず認めないと先へも進めない気がする。
酷く自分が無力に思えるけれど、諦めるわけにもいかない。
ただ、
童話にある「北風」のようにはならないように心がけたいと思う。
例え、「太陽」がまったく力を発揮できない相手だとしても…。

(飯村和彦)




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2014年04月13日

一日限定「マリファナ(大麻)を自由に!」@Amherst



アマーストの街中で「マリファナ(大麻)イベント」
決められた公園の敷地内であれば、
本日だけマリファナが自由に吸えるらしい。




taima1




会場は「老若男女」でいっぱい。
60年代に活躍したであろうおじいちゃんなんかも多い。
出店にはマリファナのほか、工夫を凝らしたガラス製吸引機が並ぶ。
なぜか色とりどりのフラフープも…。




taima2




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駐車場には、”らしい”デザインの医師たちの車。
まあ、もし体調を壊した人がいたら必要になるのだろう。




taima4




イベントの目的はというと、
「マリファナにまつわる思い込みや良からぬ評判を払拭して、
なんとか法改正に持ち込もう!」ということらしい。

(主催者のHPには以下のようにあった)

The event is held by The Cannabis Reform Coalition. Their mission is to dispel the myths, lies and stigmas surrounding marijuana and to reform the unrighteous laws that surround it, while keeping our name as the most active and the most chill RSO on campus.




taima6


(飯村和彦)


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2013年10月19日

アマーストを快走する胴長バス、運転手は?



アマーストの紅葉。
今年は、いつものように華やかではない。
原因は、ある日の午後の突風。
イチョウやらカエデやら樫の木の葉が、
「おおう、やっと黄色に、オレンジに…」
というとき、
数時間吹き荒れた風が、
色づき始めた多くの葉を吹き飛ばしてしまった。





紅葉2013





しかしまあ、そんなこともあるだろう。
いちいち目くじらを立てることでもない。
上の写真は、我が家の近くにある大きなカエデ。
毎年、紅葉の季節到来を真っ先に教えてくれる木だ。

さて、話は変わって「バス」のこと。
下の写真に写っている「長〜いバス」だ。
確か、
2020年東京オリンピック決定!にまつわるニュースでも、
“台場会場と都心を結ぶシャトルバス”という話で、
この胴体の長いバスが紹介されていたはず。




ロングバス1




アマーストでは、今年9月から導入された。
そもそも当地のバス網は良くできていて、
なんでも「世界有数」…らしい。
まあ、その“有数”の程度は判然としないけれど、
確かに、非常に使いやすい。
時間通りに運行され、おまけに料金は「無料」だ。
これ、アメリカではとっても珍しいことだ。

では、なぜそんな芸当ができているのか。
その理由は実に明快で、
「そんなバス網が必要だったから」

アマースト周辺には、有名な大学が5つ集まっている。
全米屈指の難関校、アマースト大学をはじめ、
ハンプシャー大学、スミス大学、マウントホリヨーク大学、
そしてマサチューセッツ州立大学(通称、UMass)。
すべて人気のある大学だ。
これらの大学は「ファイブカレッジ」と呼ばれ、
一定の割合で、
互いの大学の授業を受けられる仕組みがある。

で、この5つの大学を学生が行き来するために、
「優れたバス網」が「必要」な訳なのだ。

なかでもUMassは巨大で、学生数は3万人を超える。
そんな多くの学生に、
交通手段として「自家用車」を使われたのではたまらない。
いくら広大な土地の広がる地域でも、
5つの大学を結ぶ幹線道路や、
それぞれの大学のある街に車が溢れる。
そんな「自家用車問題」を避ける必要から、
「優れたバス網」ができあがったわけだ。

バス網の運営には大学が資金をだしている。
運賃が無料なのはそのためだ。
したがって、
本来は(=建前では)“大学生や学校関係者向け”なのだが、
まあそんな硬いこというなよ…、という訳なのだろう、
当然、一般市民も利用している。

で、冒頭に紹介した長い胴体のバスだが、
これって結構運転が難しいのでは…と思うのだが、さて?




ロングバス2交差点




交差点では、上の写真のような具合だ。
2両編成の電車が90度のカーブを曲がるようなもの。
「内輪差やら後方確認やら、運転に気を使うだろうなあ…」
と他人事ながら、あれこれ考えてたら、
車内に下のような、学生アルバイト募集広告が…。




募集広告




「運転手募集。時給:9ドル75セント(約970円)から」
仕事の性格の割には時給が安いのでは?
さらには、
学生アルバイトが公共バスの運転をするという事実。
これなんか、日本では考えられないことでは?
(日本では、間違いなく、あれこれ法規制がある筈)

「でもまあ、胴長バスはやっぱり別なんだろう」
などと思っていたら、まったくそんなことはない。
その数時間後、
胴長バスを楽々と操る、女子学生運転手を目撃した。




運転手




いやはや、逞しい。
というか、アメリカらしい。
というと、あまりにもステレオタイプなものいいになるが、
そうはいっても、やっぱりちょっと驚いた。
東京の郊外でもいい。
そんなところを走る胴長の公共バスの運転手が、大学生。
これって、想像できますか?
腕が良ければ大歓迎!おまけに賢くて低コストだし…
たぶん、それがこの地域の考え方なんだろうなあ。

(飯村和彦)


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2011年11月03日

Amherst 季節外れの大雪! 数十年ぶりらしい…



「ここに住んで23年になるが、
この時期に、これだけの雪が降って、
これほどの被害がでたの初めてだ」

↑は、
道を挟んだ向かいの家に住む隣人のコメント。
まだ紅葉の時期で、
多くの落葉樹は、枝に沢山の葉を残していた。
そこに今回の大雪。
葉に降り積もった雪は、その重みで枝を折り、
幹も折り、木そのものまでをボキリと折り、倒した。

雪が降り始めたのは土曜日の午後。
それが翌朝まで続いた。
静かな降雪だった。
風はない。
文字通り、しんしんと降る雪で、その眺めは悪くなかった。



降雪の始まり

1




「明日の朝は綺麗だろうね」
そんな会話を子どもたちと交わして就寝しようとした頃、
室内灯が一旦消え、そして元に戻った。
そんなことが一回、二回。
で、三回目に灯りが消えたときは、元に戻らなかった。
停電。確か夜の10時半ごろだった。
仕方なく、家族みんな同じ部屋に集まり、
床に敷いた布団やらベッドに入った。
夜だし、停電だから、もう寝るしかない…。

ところが今度は、
「ミシミシ、バリバリ、ドドーン!」
木の枝が折れ、地面に落下する音だ。
そんな音が、二度三度四度…。
「この部屋、ヤバくない?」
息子の意見だった。
我々は一階の東端の部屋に寝ていたが、
その部屋の上に建屋はなく、大きな木の林立する森のすぐ隣。
すぐに、
「リビングに移ろう!」ということになった。
二階家の一階部分にあたるリビングなら、
大きな木が倒れ掛かっても、「まあ、なんとか…」
強い根拠のある対処方法ではなかったのだが、
まあ、そんな風にして眠りについた。

そして、翌朝。
↓が、数十年ぶり、
季節外れの大雪後の風景だ。




枝に積もった雪

雪6





雪の重みで木々が…

雪4





倒れた樫の木

雪9





眉毛の形に撓んでしまった木

雪3





大木が倒れ道をふさぐ

雪11




我が家の停電は、運良く日曜日の夜には復旧した。
ただし、火曜日の段階でアムハースト市内の約6割の世帯は停電のまま。
水曜日(11月2日)の今日段階でも、多くの家で電気が止まっている。

子どもたちの通う中学校、高校は、週明けの月曜日からずっと休校で、
木曜日も、そして金曜日も「休校」のまま。
スクールバスの(決められた)通る道のうち、
10のルートがまだ通行できない状態らしい。
尚且つ、電気などの復旧に時間が掛かっているのと、
上から落ちてくる可能性のある「大枝」に注意が必要なためもある。
多くの大木の枝には、「折れた大枝」が沢山引っかかったままで、
それがいつ頭上に落下してくるとも限らない。
確かに、我が家の周りにも何本もそんな木がある。




雪と紅葉

雪7




ともかく、
ものごとが落ち着くまでには、もう数日必要ということらしい。
紅葉と雪…。
風景は美しいのだが、生活への影響は大きかった。
そうそう、
10月31日のハロウィンは、来週の日曜日に「延期」になった。(そんなものなの?)
市役所からの連絡である。
子どもたちと「売れ残っていたカボチャ」には朗報…。



(飯村和彦)

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2009年11月12日

「自由の女神」が見つめる自由とは?




青女神



息子の撮影した写真をアート風に…。
基本的な色合いは決めるが、
出来あがりを明確に予想することはできない。
例えば、
焼き物を創るとき、
上薬を塗って釜に入れ、
その完成を待つのに少しだけ似ている。

写真の色合いを見たり、掠れ具合を調節したり…
そんなところにも、
自分の力ではどうにもならない、
ある種の現象がある。
当たり前といえばそれまでなのだが、
その現実が妙に楽しい。


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(飯村和彦)

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2009年11月09日

マンハッタン街角、伝統的なユダヤ人とエンパイア




エンパイア



本日は、気分転換にニューヨークの風景。
ユダヤ人の方々は商売上手。
金融や貴金属だけではなく、
様々な分野で活躍している。
弁護士やジャーナリスト、医師も多い。
もう10年以上になるか、
格安カメラ店も好調だなあ…。


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(飯村和彦)

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2008年08月15日

光陰矢の如し

newyork01double at 19:23|PermalinkComments(0)

2008年08月06日

夏の子供たち、in フロリダ



魚は釣れた?
Papa(祖父のこと)は元気?
海の色はどうだい?
ウキウキしてる?
水は冷たい?


フロリダの釣り


存分に夏を楽しんで!
青い海を遠くまで見渡して!
サメはいないよね。
カメはどう?
夏の空気を胸いっぱいに吸って!
存分に、闊達に!
キラキラと。


(飯村和彦)


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2008年01月04日

賀正!



新しい年。
新しい空気。
新しい…、全て。


山


謹賀新年。
で、
猫たち、走る。
ねずみどしだから?
…でもあるまいに…。


猫二匹
(撮影:娘)


本年が、
皆様にとって、
素敵な一年でありますように…。


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(飯村和彦)


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2007年12月15日

毎日写真コンテストで優秀賞!



まったく驚いた。
妻の撮影した写真が、
「2007年毎日写真コンテスト」で“優秀賞”を受賞した。
↓の写真である。



旅の記憶



撮影場所は、サウスダコタ州のbadlands.
去年の夏、家族で、
アメリカ大陸を車で横断したときの一枚である。

妻はといえば、
「そんなにいい写真でもないのにね」
と謙遜しているが、
なんの、悪くない。
立派なものである。

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(飯村和彦)


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2007年09月05日

米国・「魂の歌」の巨星たち

newyork01double at 15:56|PermalinkComments(0)

2007年07月15日

グランドキャニオン・夕景



台風4号。
相当な勢力を維持し、
東へ進んでいる。

テレビでは、
日本のリーダー(?)が作り笑い。
安倍内閣総理大臣。
彼の、
心からの笑顔を見た記憶がない。

さて、
こんな日は素敵な景色。
で、グランドキャニオンの写真だ。


グランドキャニオン夕景2


夕方。
壮大な風景が朱色に染まった。
地球は小さい?
そんなことじゃない。



(飯村和彦)


newyork01double at 11:46|PermalinkComments(0)

2007年06月22日

LA-Benice beach



benice1
(photo:Kazuhiko Iimura)


Blue sky and "heat" beach.


benice2
(photo:Kazuhiko Iimura)



(飯村和彦)

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2007年01月25日

定番…ソウルの夜景



韓国の街は、
やはり、
夜になると艶やかになる。
あの、
カラフルな色彩は、
いったいどこから、
発想されたのか…。

さて、↓は、
イテヨンのホテルから見えた、
遠方の山。
名前は…調べていない。


夜景1


窓から見える↓通りには、
多くBARが軒を連ねる。


夜景2


イテヨンには、
領事館が多く、
諸外国からの人たちも多い。

とはいっても、
ミョンドンまでは、タクシーで5分。
で、↓がそれ。


夜景3


定番のネオンだが、
やはり、
定番には定番の趣(?)がある。
これぞ、ソウル?

ともかく、
エネルギーだけは…凄い。


(飯村和彦)


newyork01double at 21:13|PermalinkComments(4)

2007年01月23日

韓国、街角で見かけたもの



韓国・ソウルを訪れたのは、
今回で3度目。
全て取材絡みだが、
にも係わらず、
イテヨンもミョンドンも…、
どこも同じに見えてしまう
自分が情けない。

さて…。
↓は、露天で売られていた“神様”


神様


これって、
ご利益あるのかなあ…。

一方、↓のイチゴ。
大粒で、旨い。
それで…安い。


いちご


イチゴは、ハウス栽培だろうから、
旬も何もないのだろうが、
ともかく、
歯応えが良く、甘みが強い。


市場


↑は中央市場。
東京・上野のアメヤ横丁の如し。
ここには、
海産物、特に干物が多い。


いしもち


↑の写真で、
ムンクの絵画、「叫び」のような表情で、
吊るされているのは、
「イシモチ」
食べなかったが、
店の主人曰く、
“旨い”…らしい。


(飯村和彦)


newyork01double at 22:57|PermalinkComments(2)

2007年01月22日

北朝鮮、韓国国境にて…



韓国取材から昨日帰国。
で、やっと更新。

↓の写真は、
韓国と北朝鮮の国境沿いにある
「非武装中立地帯」


国境1


有刺鉄線の遠方。
中立地帯を挟み、
その向こうが北朝鮮。


国境2


悪天候のため、
北朝鮮側は望めないが、
霧がなければ、
もちろん、見える。


国境3


余談だが、
非武装地帯には、
約50軒の農家があり、
特別の許可の下、
農業を営んでいるという。

彼らは、
非武装地帯が設けられる前から、
その場所で、
農業をしていたから。

では…。


(飯村和彦)


newyork01double at 20:52|PermalinkComments(0)

2007年01月02日

謹賀新年! 筑波山



今年も、
いろんなことが、
あれこれ、
「ある」
…でしょう。



筑波山30



軽快に、
ステップを踏んで、
行きましょう!

本年も、
よろしくお願いします。


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(飯村和彦)


newyork01double at 17:33|PermalinkComments(2)

2006年10月01日

閑話休題「ひまわり」…米国



ブログ開設以来、
一番大きな写真。

だからといって、
一番気に入っている写真
…という訳ではないけれど…。

まあ…
「ひまわり」は、
大好きな花だから。



野生のひまわり



ともかく、
野生の「ひまわり」
…の一種らしい。

ひまわり、
ロッキー、
砂漠の白…。

夏の思い出。
気分転換。
閑話休題。
…………




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(飯村和彦)


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2006年09月25日

標高3000メートルに咲く花たち



可憐であるにも係わらず、
その花たちは、
力強い!
ロッキー山脈の、
とある山の頂付近…。


高原1


誰かに、
見て欲しい訳ではなく…


高原2


毎年、
きちんと花をつける。


高原3


決して…、おごらない。
謙虚だ。


高原4


ときには、
風が吹くのをじっと待つ。
健気で、我慢強い。


高原5


何が望み?
何も望んでいないのだろうなあ…。
リラックス。
そう、力んでいない。


高原6


すくっと立ち上がって、
いつも、笑顔だ。
仲間と手と手を取り合って…。


高原7


息子の熱が下がらない。
咳をするたびに、胸と喉が痛むという。
今朝は、
冷たいうどんを、なんとか食べた。
彼は、
花がとっても好き。
息子が撮影する花は、
いつも…いつも…、元気一杯。
さあ、
大きく息を吸って!


★訂正:タイトルの3800メートルを3000メートルにしました。
 …フィートからメートルへの計算違いでした。あしからず。

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(飯村和彦)


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2006年09月22日

「4つの州」が接する一つの場所…米国



なんとも、
滑稽だが…。

↓は、
娘が、アメリカの4つの州、
に両手足で触れているところ。


四つの州1


ここは、
「Four stats corners (フォーステイツコーナーズ)」
↓のプレートには、
その4つの州名が刻まれている。
「ユタ、アリゾナ、ニューメキシコ、コロラド」


四つの州2


ちなみに、
この場所は、アメリカ先住民居留区にある。
この一帯はといえば、
↓のような岩と砂の乾いた土地。


四つの州3


現在、
アメリカ先住民族(ネイティブアメリカン)の多くは、
国土の4%に満たない居留地に住んでいる。

ケビン・コスナーの映画、
「Dances With Wolves」の舞台となった、
キャニオン デ シェリー(アリゾナ州)も、
ここからそう遠くない。

このところアメリカ先住民居留地では、
政府主導によるエネルギー資源の開発が進み、
環境破壊が大きな問題になっている。


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(飯村和彦)


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2006年09月21日

17億年前の地球が見える!…米国グランド・キャニオン



やはり、
圧倒的な風景である。

ナショナルジオグラフィック誌は、
コロラド高原を形容するのに、
「奇怪」
という言葉を使った。


グランドキャニオン1


この“奇怪な大地”は、
九州を除いた日本の面積と同じだという。
…約34万平方キロ。

乾き切った土地。
鋭い峡谷。
グランド・キャニオンにいたっては、
谷の深さは1600メートルにも達する。


グランドキャニオン2
[参考:写真に写っている小さな人間の中に子供たちもいます! 右端…!]


地球の歴史…。
グランド・キャニオンの谷底付近で見られる岩の層は、
17億年も前のものだという。

17億年…。
恐竜が絶滅したとされるのが6500万年前だから、
その長さたるや、
正直、想像できない。


グランドキャニオン3


コロラド高原を、
“人間の生活を拒む不毛な大地”
と呼ぶ人もいる。
けれども、
“人間の傲慢な行為を思いとどまらせてくれる大地”
…であるような気がする。
圧倒的な自然の力には、平伏するしかない。


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2006年09月20日

「恐竜の骨と足跡」を見て触る!…米国



恐竜たちは、
当時、
どんな風景の中にいたのか?
その足跡や化石となった骨を見て、
ふと、
そんなことを考えた。


レッドロック地帯


コロラド州デュレンゴ近郊。
「レッドロック」と呼ばれる、
赤くて硬い岩が表出しているこの地域では、
“恐竜たちが生きた時代”を観察できる。


恐竜の足跡


↑は恐竜の足跡。
大きいのが2つと、小さいのが一つ。
鳥の足跡のように見える。
小型の肉食獣のものらしい。

で、
↓が恐竜の骨の化石。


恐竜の骨


焦げ茶色の部分が骨の化石だが、
触ってみると、
表面がすべすべしていて、
幾分、
ひんやり、しっとりしているように感じる。


レッドロックと息子娘


6500万年以上前…
地球上を、
恐竜たちが闊歩していた時代。
もちろん、
人間なんていない。

もし、巨大隕石の激突がなければ、
もし、地球環境に大異変が起きていなければ、
今でも、
恐竜たちが、陸を支配していたかもしれない。

…とすれば、
もちろん、人類など存在していない。
そう考えると、
グラリと、足元が揺れる。


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(飯村和彦)


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2006年09月13日

砂漠の中の「コロラド海岸」…米国



環境を、
ここまで変えて良いものなのか?
その風景には、
強烈な違和感を覚えた。


カリフォルニア砂漠


カリフォルニア東部に広がる砂漠地帯。
広大な砂地にはサボテンが自生し、
ガラガラヘビ(?)だって、…いる。


ガラガラへび(撮影:息子)


そんな乾いた土地を車で走っていると、
忽然と…、
その風景が現われる。


コロラド海岸1


澄んだ青い水。
もちろん、海じゃない。
これは、
砂漠地帯につくられた“人工の水辺”である。
コロラド川から水を引いているらしく、
その名をとって、
“コロラド海岸”と呼ばれている。


コロラド海岸2


この日、
気温は36度を超えていた。
灼熱の乾燥地帯にあっては、
この水は確かに、
“砂漠のオアシス”に違いない。


コロラド海岸3


しかし、
アッという間に水が消えるこの地に、
これだけの水をたたえるためには、
日々、
もの凄い量の水が引き込まれている筈である。

カリフォルニアといえば、
アメリカ西海岸にある州。
大方のイメージは、青い海と白砂のビーチかもしれない。
とはいっても、
自然にここまで手を加えて、
砂漠地帯にまで“海岸”を作る必要があるのか?
水だって、貴重な資源なのに…。


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(飯村和彦)


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2006年09月12日

怪しい雨雲(サウスダコタ)…米国



東京は秋雨。
肌寒いが、心地良い。
今日は、
石油に代わる資源・エネルギーについて少し、調べた。

バナナの茎。
ナタデココ。
タピオカ。
大麻。
…植物系で有望なものがでている。

太陽電池では、
「アモルファス太陽電池」というものがあるらしい。
これまでの結晶系の太陽電池より、
薄くて軽いので、
ユニークな使用方法があるのだという。

「ガラスの屋根」として使用できたり、
自動販売機の側面や、
高速道路の側面…等々に張りつけたり。

悪くないなあ。
太陽の恵みに感謝だ。

ところで、
↓の写真は、サウスダコタの雨雲。
巨大だったが、
この雲だって、実は太陽とは仲良しだ。


雨雲1


明日も東京は雨だという。
日一日と、
秋が深まっていく。
ということは、
食欲も沸いてくるということ。
いいことだ。


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(飯村和彦)


newyork01double at 17:10|PermalinkComments(10)

2006年07月30日

夏のアメリカへ!



準備完了。
…………
掃除もしたし、
ゴミも捨てた。
水槽の水も換えたし、
カメは元気だ。
猫のミルキーも大丈夫だろう。


春夏秋冬


まずは、
ロサンゼルスを経由して、
メンフィスへ。

…といっても、
小泉純一郎さんのように、
腰を振って、
プレスリーの曲を歌いに行く訳じゃない。

出来得る限り、
アメリカでも記事をアップしますが、
さて、どの程度の更新になるのか…。
多少日が空いても、
諦めずに…! では…。


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(飯村和彦)



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2006年06月22日

ワイキキと馬と椰子の木と…



定番には、定番なりの良さがある。
とんがっていない分、
安心できるのだろう。
↓のワイキキビーチなどは、その代表。


ワイキキ


このビーチで泳ぎたいとは思わないが、
束の間であっても、
眺めないことにはあれこれ言えない。

そして、
人に飽きたら「馬」である。


馬と…


カリフォルニア出身の彼は、
大学時代にハワイに来て、そのままオアフ島に住み着いた。
今は、山の中を馬で闊歩できる、
ホースバックライディングで、
この地を訪れる人を楽しませている。


馬と遠景


森を抜けると、
遠方に海が見渡せた。


ホノルルのロング


ハワイも自然の宝庫である。
青い海と白い砂のビーチもいいが、
山もそれに負けないほど、
素晴らしい。

ホノルルを訪れる人が、
雨の心配をしなくて済むのは、
山(山脈)のお陰でもあるのだから…。


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(飯村和彦)


newyork01double at 06:39|PermalinkComments(0)

2006年06月19日

ハワイ、ダイヤモンドヘッドへの階段



ダイヤモンドヘッドから、
ホノルルの街を望む。
とはいっても、
これが、
想像以上に難儀な仕事。



ホノルル俯瞰



確かに眺めは抜群にいい。
テレビでハワイを紹介する上で、
定番だが、
必要なカットではある。

しかし、
その位置にカメラをすえるのが一苦労。
ゴツゴツした岩肌を縫うように登り、
さて、そろそろ頂上だ…と思ったときに、
↓の階段が現われる。



ダイヤモンドヘッドへの階段



数えてはいないが、
100段以上あるのでは?
正直、
機材をもっていると、
嫌になる。



オアフの白波



けれども、
いくら定番とはいえ、
苦労するだけの価値があるから、
やっぱり登ってしまう。


テレビではなかなか表現できないが、
頂上には、
爽やかな風が吹いているのだ。


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(飯村和彦)


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2006年05月11日

NYパークアベニュー・「世界風景・米国」



艶やかである。
ニューヨークのパークアベニュー。


パークの花壇


もしかすると、
花のある街並みとしては、
この風景が一番好きかもしれない。


オレンジのチューリップ


↑の写真は、
今使っているPCのスクリーンセーバーになっている。
ちょっとに賑やか過ぎて、
アイコンが見えにくいのだが、
明るい気分で仕事に入れるので採用している。


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(飯村和彦)



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2006年02月23日

カリブの海…セント・トーマス[世界風景]




石垣島に続き、
南の島の風景を…。
雨に祟られ、石垣島では美しい海を見せられなかったので、
その罪滅ぼし。



セント空撮


ところは、
数年前に訪れたカリブ海に浮かぶ島、セント・トーマス。

この島、やたらとデコボコしている。
坂道ばかりで、とても、ふぅらふぅら歩けない。
おまけに道が細いときている。



セント水中



ひと泳ぎした後、
ビーチに寝転がっていると、蟹(カニ)が歩いてきた。
薄い緑色で、甲羅が握り拳2つ分ぐらいの大きな蟹。
ヤシ蟹かなぁ…と思い、
近くにいた地元の黒人のお兄さんに名前を聞いてみた。
すると、
「カニだ」、という。

僕でもそれが、エビやタニシでないことぐらいは分かっていた。
蟹でもどんな蟹なのかを知りたいのだ。
「そう? これメスガニさ。
ほら、ここにタマゴが見えるだろ? 食うとうまいゾ」

…違う、どうも噛み合わない。
しつこくもう一度、なんて名前の蟹だと聞くと、
やっぱり、
「カニ」だという。

一事が万事こんな島だ。
よりて、南の島は南の島。
全てが、極めて簡単に判断されていく。



セントバー



頭がポカ──ンとする陽気、かっかする太陽とカラカラの空気、
…にあってはそれが正常な意識を保っていく良策なのだろう。
南の島で、
イライラしていたら気が狂う。



セントロング



波打ち際には、青いセイルを畳んだ白いヨットが泊まっていた。
マストのてっぺんにはペリカンが一匹、
長い嘴を潮風にあて、のんきな顔でのんきな海を眺めていた。
長いこと、同じ場所で羽を休めているペリカン。

いつもの所、とか、いつもの場所で、とか、
いつもの通り、とか、いつもながら、とか、

人間にはとても耐えられないけど、
ペリカンたちにはその「いつも」がとっても都合がいいらしい。
人間よりペリカンたちの方が、
生きていくことに関して、一枚上手なのかもしれない。



セント水鳥



少なくとも、
「時間の流れ」に怯えているようには見えなかった。


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(飯村和彦)


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2006年01月27日

あたたかい鹿の角…中国[世界風景]




きのうに続いて、
中国・海南島から…。



角、薬用らしい

鹿の角


特別な種類の鹿。
立派な角だ。
奇妙な「ぶつぶつ」がある。
この角は、薬用なのだという。

そこで、
恐る恐る触ってみて、驚いた。
これが、温かいのだ。
それも、かなり…。



少数民族の居住区へ

マイノリティの子供たち


小型トラックの荷台に乗って約30分。
モスクのある小さな集落だった。
道に降り立つと、
瞬く間に子供たちに囲まれた。



「皿うどん」をご馳走になった!

皿うどん


昼食である。
野菜の沢山入った皿うどん。
味は、まあ…。
それよりなにより、
家の外には、
ご近所さんが沢山集合…。
「観察」されながらの食事である。

ちょっとだけ、恥ずかしいぜ!



この女性、何歳に見える?

飾り帽子


この女性が、
勇敢にも!!
私たちを自宅に招いてくれた。
つまり、
普通であれば、「ぶらり…」と訪れることなどできない。

駅前で、外貨両替をしていた彼女に、
中国人の義弟が、「居住区訪問」を頼んだのだ。
通常なら、ダメ!
と言われ、それまで。
ところが、どういう訳か、
彼女は二つ返事で私たちを招いてくれた。
どうもありがとう!

さて、そこで問題。
彼女は何歳だと思いますか?

答えは…

  ↓
  ↓
  ↓

「30代前半」

彼女の人生、
その「苦労」が表情にも表れている。

けれども、
すこぶる明るい。
「風邪薬がない」とこぼしていても、目は溌剌としている。
さらに、子供がまた可愛い。

「美しい帽子」
これは、彼ら民族の誇りでもある。

(飯村和彦)

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newyork01double at 13:19|PermalinkComments(16)

2006年01月26日

中国・海南島で見た「お尻」…[世界風景・中国]




携帯電話は、
中国、農村部にまで普及しはじめたという。
人口約12億人の大国。
その「お喋り」も、さぞ賑やかになるのだろう。

きょうは、
そんな中国の「中国らしい」風景を…。
高層ビルが立ち並ぶ上海や北京が、
中国の姿だと考えていると、現実を見失う。

中国最大の島「海南島」。
もっとも、台湾を中国とするなら、
「中国で2番目に大きな島」ということになるのだが…



便利な子供服だ!

赤ちゃんのお尻


これだと、あっという間に「こと」を済ませられる。
けれども、子供…、
お尻がスースーして寒いだろうなあ。



活気、ある?

町並み自転車



小さなこの街に、
やおら、高層ビルが立ち並ぶ可能性は…?



元気かい?

浜辺の子供たち


カメラを見つけるやいなや、
ゾゾゾっと集まってきた子供たち。
どうだい? 毎日、楽しい?



小舟が…

小船で


木製の舟。大活躍である。
余談だが、
男性たちが着ているジャケットの袖口には、
メーカーの「布製タグ」が付いたままの場合が多い。
ちょっとした「ブランド志向」



あれ、クマノミも食べるの?

豊漁か


砂浜で行なわれていた、
「底引き網漁」でとれた魚。
この後、
漁に参加した漁師による熾烈な争奪戦が始まった。



でっかいパイプだなあ…

パイプ


魚の分捕り合戦を仕切った長老。
木製の、
でっかいパイプを抱えて、「一服」だ。

昨年のGDP(国内総生産)伸び率、9.9%の中国。
けれども、
そんな数字とは無縁の人たちが、大半なのでは?

「ニューヨーク」=アメリカ
ではないのと同じように、
「上海・北京」=中国
でもない。

(飯村和彦)

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newyork01double at 11:36|PermalinkComments(23)

2006年01月22日

マンハッタンの雪…世界風景:[アメリカ]




きのう東京は「TOKYOなりの大雪」
…で、
「NEWYORKの雪」を思い出した。





マンハッタン雪







標識








ニューヨーク雪の朝





マンハッタンの雪。
…嫌いじゃない。
風の強い日に比べれば、
120倍いい。
もちろん、
滑って歩きにくかったり…難儀はする。

けれども、
キリキリ肌を刺しながら、
ビルの谷間を吹き抜ける、
あの容赦ない風よりは、よっぽどいい。

(飯村和彦)

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newyork01double at 13:10|PermalinkComments(14)

2006年01月12日

中国の白い羽…そして偶然の法則



偶然というのは勿論あって、
とっても面白い。

年末からずーっと中国へ取材にいっていた知人が、
我が家の子供たちへと、
ある玩具を買ってきた。
それが下の写真。


羽白


中国の伝統的な玩具らしい。
日本の羽根突きの「羽」に似ているが、
こちらは、蹴って遊ぶものだそうだ。
羽の先には、平たいゴムがついている。


羽白のゴム


なんという名前の玩具なのか、調べたところ、
「子=ジェンズ」というようだ。


猫と色羽



色羽と金板


古くは銅銭などを布で包み、
それに鶏の羽を刺していたとも…。
連続的に蹴り上げて遊ぶものなのだという。

驚くことに、
地域によっては小学校の体育教科にもなっているらしい。


…で、なにが偶然なのかというと、
それが下の「絵」。
私のブログで、
今年最初に紹介した「文字のない絵本」
その最初の見開きに描かれていた絵の中に、
この「子=ジェンズ」があったのだ。


絵本1


実をいうと、
この「絵」を眺めているとき、
一つの疑問が沸いていた。
子供たちは、
「羽」をどんな風につかって遊んでいるのかなあ…と。

手に板を持っている訳でもないので、
単純に、“投げ合って”遊んでいるのかな…とは思ったのだが、
足を見ると蹴っているようにも見えた。

果たして、これで夢中になれるのか。
言ってみればただそれだけの疑問だったのだが、
残念ながら、
その疑問を解いてみようとまでは思わなかったのだ。

そこに知人からのプレゼント。
労せずして疑問が解けた訳だ。

羽を蹴りあげて楽しんでいるのであれば、
おおそうなのか!
と、納得できるというものだ。


色羽のみ


たわいもない偶然なのだが、
私自身、この手の偶然が何より好きなのだ。

何故かといえば、
一つこのようなことがあると、
決まって! 第二、第三、…、の「偶然」に遭遇するから。

本当なのかなあ…
と訝る人も多いだろう。
けれども、これには明快な根拠がある。

つまり、
一度この手の「偶然」に出会うと、
その後しばらく、
似たよな「偶然」に注意を払うようになるから。
偶然なんてものは、
注意さえ払っていれば、いたるところで“ふんだんに”発見できる。
それに気づかないのは、
ただ単に、「偶然」を見逃しているからに過ぎないのだ。

例えば…。
通いなれた地下鉄の駅へ行くのに、
たまたま、特段の理由もなく、
いつもと違う道を使ったとしよう。
で、結果的に毎日乗っている電車に乗れてしまえば、
「いつもと違う道」を通ったことなど、
すぐに忘れてしまう。

しかし…である。
「いつもと違う道」を使ったあなたは、
“偶然にも”、日頃目にしていないある光景を確実に見ているのである。
それが記憶の中に残らないのは、
そんな偶然に注意を払っていなかったからだけなのだ。

もしくは、
いつもの道を歩いていたら、
その日だけ工事で通行止めになっていたかもしれない。
けれども、「偶然」いつもと違う道を使ったあなたは、
ただ、その偶然(=ここでは“通行止め”)を知らないだけ…
とも考えられるだろう。

どうかなあ…
こう考えると、
毎日が、「楽しい偶然の連続なんだなあ」と思えたりしない?

もしかすると、
とんでもなく愉快な「偶然」が、目の前に転がっているのでは?

(飯村和彦)

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newyork01double at 11:42|PermalinkComments(16)

2006年01月03日

世界に一冊だけの「絵本」……[中国]




遅くなりました。
みなさん、今年もヨロシクお願いします!


さて、新年第一回目は、可憐な絵から…。


中国絵本表紙


中国(北京)の街角で見つけた「絵本」
手書き。
「絵」だけ、
文章はない。
まさに、「絵本」だ。

「絵」を眺めて、
その人なりの物語をつくって楽しめる。
さて、
子供たちは、どんな会話を交わしているのか?

朝、何を食べた?
お父さん、お母さんの口癖は?
好きなものは?
やりきれないことは?

全部で、6コマ。
ご自由に…!




(1)
絵本1






(2)
絵本2






(3)
絵本3






(4)
絵本4






(5)
絵本5






(6)
絵本6




さあ、どんな物語になりましたか?
からΔ粒┐法
どんなコメント、言葉、ト書き…がつきましたか?

(飯村和彦)

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newyork01double at 09:59|PermalinkComments(18)

2005年12月24日

死と闘う子供たち:世界風景…[ルーマニア]




虚空を見つめて…

虚空を見る





ルーマニアの子供たち。
彼らは、エイズと闘っている。
過去15年以上、
そんな子供たちの「生死」を、
数年毎に、見つめてきた。

冷戦下、
チャウチェスク独裁政権の政策…

「産めよ、増やせよ、それが国力だ!」

しかし、結果は
…貧困。
劣悪な生活環境。

栄養失調の子供には、「売血」が輸血された。
けれども、使われた注射針。
消毒なんてされていなかった。
そして、
幼い子供たちは、
エイズに感染していったのだ。

その数は3000人を超えた。






最期の闘い

最期の闘い





少女だ…
命の炎を最後まで…。
けれども。






永遠の眠り

永遠の眠り






丘の上には墓がある。
ここで、
幼い子供たちが、
静かに眠っている。






笑顔!

笑顔だ!






15年ほど前、
一人の日本人医師が、
エイズウィルスに感染、「完全発症」した子供たちを、
「生薬」で治療し始めた。

誰もが、
疑心暗鬼…。
けれども、
信じられないことが起こり始めた。

死んでいく子供たちが、
劇的に、減ったのだ。






元気に…

元気に!

(写真は全て、一緒に現地に赴いた、近藤篤氏によるものです)
「ザ・スクープ」 1996年11月30日 / 1999年9月11日放送 
番組バックナンバーを参考にして下さい






エイズウィルスに感染・発症していても、
「元気に!」
日々を送っている子供たち。

「メリークリスマス!」
…みんな、今、何をしていますか?

(飯村和彦)








newyork01double at 14:03|PermalinkComments(22)

2005年12月19日

血塗られた「レッドハウス」:世界風景…[トリニダード・トバゴ]




軍事クーデター直後の「レッドハウス」

レッド



正面が「レッドハウス」
アメリカのキャピタル、日本の国会議事堂にあたる。
そして、
右側の焼け焦げた建物が、
「Central Police Station(…日本の警察庁にあたる)」

「トリニダード・トバゴで、
反政府革命軍によるクーデターが発生!」
そのニュースが飛び込んできたのは、1990年夏。

丁度、カリブの島で、
「夏休み」を満喫しているときだった。
ともかく、
「近いところにいるんだから、行くしかないだろう」
ということで、空路現地入りした。



若い兵士

兵士



現地に入り、
まっすぐ、クーデターを引き起こした革命軍本部へいった。
アメリカ政府から発給されていた、
「ジャーナリスト・ビザ」を提示して、
日本人ジャーナリストである旨を告げると、
約5時間後、撮影許可が下りた。

ジープに乗せられ、
3人の兵士が監視についたが、
撮影制限は一切なかった。



レッドハウスの内部だ!

議会



反政府革命軍は、
ここで国会議員を人質にとって立て篭もり、
結果、「5人」の命を奪った。

いたるところに、「血の海」の跡。
さらに、
建物内部の「もわっ」とした空気は、
死臭そのもの。
渡された「紙のマスク」は、
まったく役に立たなかった。



Hi8ビデオカメラで…

内部


「夏休み」だったゆえ、
Hi8ビデオカメラを持っていた。
現地まで、
取材クルーを呼ぶ暇も予算もなかったので、
当然、ビデオも自分で回した。

「さすが日本だな。カメラが小さい!」

同行していた兵士は、
私が使っていたビデオカメラを見て「感嘆」していた。
「…Oh, sure!(もちろんさ!)」
軽くそう返答してやった。

ちなみに、
ビデオを回している私のこの写真を撮ったのは、
後の「妻」だ。
まったくもって、妙な「夏休み」になった。

けれども、
このトリニダード・トバゴのクーデター。
発生直後から“きちんと”取材した海外の人間は、
私たちだけ!
よって、このとき撮影したフィルムは、
とっても貴重なものとなった。

(飯村和彦)






newyork01double at 12:03|PermalinkComments(13)

2005年12月14日

世界風景:パリに、なぜか息子が…[フランス]




パリ1









パリ5








パリ3








パリ2








パリ4





取材でルーマニアへ行った帰り、
カメラクルーの会社があったパリに寄った。
確か、
息子が生まれてから、1年が過ぎたころ。

当然、取材先に息子の写真を持参した。
そして、これもまた当然…、
息子も、パリの街中に「存在」させた。

パリで撮影した5枚の写真。
さて、
彼が、どこにどんな形で「存在」しているのか、
分かるかなあ…、 簡単過ぎるなあ…。

でも、
なかなかいいアイディアだったと、
自分では納得しているのだ。

(飯村和彦)









newyork01double at 16:57|PermalinkComments(15)

2005年12月13日

世界風景:メンフィスの夜…[アメリカ]




路面電車トラック







ギターその1






ギターネオン





メンフィスネオン1




今後、不定期に!「深夜フォトアルバム〜世界風景〜」をアップしていきます。
全て、自分で訪れた場所を撮影したものになります。
お楽しみに!!!

(飯村和彦)





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2005年10月26日

東京story:「放送迫る!豪州のマグロ」



クリフ3



突然ですが、今度の日曜日。
私の担当した番組が放送されますので、
興味のある方、
といっても日本国内在住の方となってしまうのですが…、
見ていただければ嬉しいです。

10月30日(日)
夜11時からの、
素敵な宇宙船地球号」(テレビ朝日系列)
という番組です。

内容は「マグロ

オーストラリア南岸にある、
ポートリンカーンという港町を中心に、
この夏から秋にかけて取材したものです。



マリーナ空撮3



現在、
世界でとれる刺身・寿司用マグロの、
90%以上が、日本人の胃袋に消えていきます。
特に、ここ数年のトロブームが、
マグロ消費に拍車をかけています。
となれば、当然気になるのが水産資源としてのマグロ。
実は、
このマグロ(クロマグロとミナミマグロ)が、
今、枯渇の危機に瀕しているのです。
勿論、ご存知の方も多いでしょう。

つまり、
マグロにとって日本人は、「天敵」なのですね。



蓄養ネット3
{写真:hori-shin}



今度の番組では、
「マグロを手で捕まえる街」、
ポートリンカーンの現状を見ながら、
多くの日本人が大好きな「マグロ」の将来を、
なんというか、思索(?)…できるはずです。

日曜日の夜11時という時間ですが、
翌朝、問題のない方は是非!

(飯村和彦)



まぐろを手で捕獲3
{写真:hori-sin}





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