オアシス
2006年09月13日
砂漠の中の「コロラド海岸」…米国
環境を、
ここまで変えて良いものなのか?
その風景には、
強烈な違和感を覚えた。
カリフォルニア東部に広がる砂漠地帯。
広大な砂地にはサボテンが自生し、
ガラガラヘビ(?)だって、…いる。
(撮影:息子)
そんな乾いた土地を車で走っていると、
忽然と…、
その風景が現われる。
澄んだ青い水。
もちろん、海じゃない。
これは、
砂漠地帯につくられた“人工の水辺”である。
コロラド川から水を引いているらしく、
その名をとって、
“コロラド海岸”と呼ばれている。
この日、
気温は36度を超えていた。
灼熱の乾燥地帯にあっては、
この水は確かに、
“砂漠のオアシス”に違いない。
しかし、
アッという間に水が消えるこの地に、
これだけの水をたたえるためには、
日々、
もの凄い量の水が引き込まれている筈である。
カリフォルニアといえば、
アメリカ西海岸にある州。
大方のイメージは、青い海と白砂のビーチかもしれない。
とはいっても、
自然にここまで手を加えて、
砂漠地帯にまで“海岸”を作る必要があるのか?
水だって、貴重な資源なのに…。
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(飯村和彦)
newyork01double at 13:23|Permalink│Comments(4)│