スイレン
2007年08月31日
時を告げる花
正式名(和名)は、ヒツジグサ(未草)。
けれども、「睡蓮(スイレン)」といった方がピンとくる。
参考までに、
スイレンは、園芸上の呼び名らしい。
↓は、実家の池のもの。
和名の「未草(ヒツジグサ)」の“ヒツジ”は、
「未の刻」からきている。
未の刻は、今でいう「午後2時」にあたるが、
実際に、この花がその時刻に花を開く訳じゃない。
だいたい、
午前11時頃から咲き始め、夕方4時頃萎んでいく。
にもかかわらず、
どうして「未草」という和名がついているのか?
…不明(というか、調べていないだけ)。
ものの本によると、
スイレン(睡蓮)の学名は、「Nymphaea colorata 」
一方、ヒツジグサ(未草)は、「Nymphaea tetragona」
つまり、ちょっとだけ違うのか?
まあ、いい。
ちなみに、双方に共通する「 Nymphaea 」は、
水の女神である、
「Nympha(ニンファー)」から。
これは納得できる。
ついでだが、睡蓮(スイレン)の方の花言葉は、
「心の純潔、純情・信頼」だという。
これも、なんとなく納得できるね。
ともかく、素敵な花だ。
モネが絵にしたのも頷けるというもの。
人気ブログランキングへ!
(飯村和彦)
newyork01double at 18:26|Permalink│Comments(0)│