不動産

2015年08月02日

「家」をもっと大事にできたらいいのになあ


見たところ、まだ古いとはいえないような、
どちらかといえばまだ新しそうな家の解体工事。
家を壊して更地にしたうえで「宅地」として売りに出されるらしい。

多少ステレオタイプな言い方になるけれど、
多分これが「日本的」な不動産(土地や住宅)市場のありようなのだろう。
実にもったいな話だ。



解体工事



ちなみにアマーストの我が家は45年前に建てられた木造住宅。
これまでに5〜6人オーナーは代わっているが、
住宅そのものの価値はほとんど変わらない。
経済が上向き、住宅需要が高まれば、家の値段は上がる。
その際に、家の新しい古いはあまり関係ない。

より考慮されるのは、築年数よりも家の状態。
きちんと手入れされ、いい状態を保っている限り、
家そのものの価値が下がることはない。
逆にキッチンやバスルームなどを改装したりすると、
古い家でもぐぐっと値が上がったり。

「新築」でなくなった途端、
驚くほど価値が下がってしまう日本とはまったく違う。

日米にはそれぞれいいところと悪いところがあるけれど、
こと住宅に関しては、
日本よりアメリカの方がフェアなような気がする。

もちろん、国土が狭い日本にあっては、
家より「土地」…なのだうが、多分それだけが理由じゃない。
かつて建てられていた長持ちしない「お粗末な住宅」の影響もあるだろうし、
多くの日本人が「まっさら」なもの好きというようなこともあるだろう。

でも、
やっぱり何をどういっても、もったいないものはもったいない。
ますます建築資材やらなにやらが値上がりしていくだけだ。
それでなくても日本のいたるところで「空き家」問題が発生している昨今、
ちょっと考え方を変える必要がありそう。

(飯村和彦)


newyork01double at 20:04|PermalinkComments(0)