東野

2007年04月14日

「変身」、そのとき人格は?



ここでいう「変身」は、
主人公・ザムザが虫になる、
あの、
カフカの「変身」ではない。
東野圭吾さんの作品。


変身


「脳移植手術」を受けた主人公が、
時と共に表出してくる、
ドナーとなった人物の人格に苛まれながら、
本来の「自己」を死守すべく、
新たな“自己”と対峙し、格闘する。

東野さんなりに、
「人間の尊厳」と「脳死」、
さらには、
臓器移植の在りようを問うたものなのだろう。

「自己形成」と「自己崩壊」
そこに「脳」は、
どんな形で関与しているのか。
考えるチャンスになる。


ranking人気ブログランキングへ! …ご協力を!

(飯村和彦)



newyork01double at 17:24|PermalinkComments(0)