釣り船
2006年07月22日
米国・フロリダの橋
子供たちがフロリダを後にした。
予想通り、
祖父とは釣り三昧(?)だったらしい。
息子も娘も魚(…なにかは知らない)を釣り上げ、
その魚を食べたというから、なかなかのもの。
もっとも、
息子曰く、
一番引きの強かった獲物は、
「棒(スティック)」だったというから、
まあ…、
指南役の祖父の苦労がうかがえる。
↓は、娘の釣った魚。
これを料理して食べたらしい。
ところで、
フロリダの橋は、やっぱりフロリダらいい。
その一つが↓。
この橋は、
ヨットや背の高い船が下を通るときには跳ね上がり、
左右に分かれる。
マストや船の頭が、
橋にかからないようにする為だ。
ボートやヨットが往来していた海や運河の上に、
後から、
道路(橋)ができたからだと思われる。
道路が混んでいても、
高いマストを持つヨットなどが下を通るときには、
橋が上がる。
もしかすると、
日本のどこかでも、
同じようなことが行なわれているのかもしれないが、
見たことがないので、
このフロリダの橋を初めて見たときには驚いた。
多くの場合、
道路や橋は、王様のように威張っているから。
“橋が邪魔だと? 何を抜かす。
マストが高くて下を通れないのなら、
短く切るか、他へ行け!”
もちろん、それが当たり前だ、という人も多いだろう。
いくら後から出来たとはいえ、
道路や橋を使う人の方が圧倒的に多いから…。
けれども、
少数の、
昔からの利用者に“道を開ける”フロリダの橋。
なんといなく、いいじゃない…と思う。
一見、合理的ではないが、
ちゃんと筋が通っている。
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(飯村和彦)
newyork01double at 19:12|Permalink│Comments(4)│